よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

間伐竹やぶ会議2020。

2020年02月13日 | 農家ブランド

雪は降らずとも寒い朝晩。

昨日今日と手仕事づくし。

昨日は講師として地元の方々へわら細工教室。今回はほうき編。






今回2回目。

ほうきに使うのはみ「みご」という稲わらの穂の部分のみ。

その準備からだったので、ちょっと予定時間オーバーでした。

編み方もじっくりとやったのですが、初見は何事も難しく感じるものでなかなか苦戦しましたが、

最後はちゃんと完成。手仕事はやればやるほどに面白くなってくる。

今日は道の駅部会事業の今年の柱、竹細工への挑戦。

これまで数回、梱包ビニールを利用して編みに触れてきましたが、いよいよ生竹へ手をつけます。


あいにくの雨でしたが顧問長谷川さんの工房見学からスタート。



岩出山竹細工は「篠竹」をメインに使います。

みんなで切り出し作業。本来であれば年内の切り出しが理想とのことですが、まだ大丈夫。

男たちはカマで切り、女性陣は枝を払いと連携作業。


その後、地元で竹細工を作っている活動グループ、街中の竹工芸館を見学。

我々にもできるのだろうか・・・果てしないな・・・・大丈夫かな・・・・

と皆葛藤しつつも、最後のミーティングでやろう!とテンション上がってくれたのでホッとしました。

やるからには自前の道具からと、長谷川顧問おすすめのナタを購入。

次回からいよいよ竹の加工に入ります。



私は純粋に竹細工でザルを!!!! というものではなく竹がいっぱいあるので竹を活用したい!という邪さはあるのですが、そんな我家の竹林。


全体の半分以上はこんなふうに荒れてしまっています。

震災がきっかけ。

自分の畑や田んぼだけではなくて、周りの景色があってこそが農ではないか。

自分にとって前を向いて考えた震災の答えの一つです。

人ひとりがやれることなんてたかが知れているからこそ、

やれる自分のところくらいは自然を守りたい、蘇らせたい、ではやろう!

と毎年コツコツてをつけ始め、毎年1000本間伐してきました。

いずれは、「ぬぉ〜〜〜!!!!」と絶句するほどの竹林に生まれ変わらせるべく、

両手はかみさん共々腱鞘炎がひどいので、チェンソー導入、そして昨年からは粉砕機導入と、

体をいたわりつつ計画の前倒しを目論んでいます。

最近ようやく見栄えのする面積も広がり、手を貸すよ!といってくれる人も増えて来て、

ほんとにありがたい限りです。







まだまだ年数はかかりますが、おかげで気持ちも切れず、むしろますます前向きになっています。

うまい筍を採るだけではない、感動する普遍の自然が見える景色を作りたいと想っています。

で、

今月、間伐お手伝い竹やぶ会議をやります。みなさまのお力を借りたい。

日時:2月29日(土) 10:00〜16:00くらい
    (あまり雨ひどい場合は、足場が滑るので中止)

場所:よっちゃん農場竹林

準備するもの:汚れても破れてもいい服装、長靴。

内容:倒伏竹、枯れ竹の除去お手伝い。(けっこう過酷です)、一部間伐と粉砕機使用。

夜はいい汗流して鳴子の湯治宿にてお酒付き竹やぶ会議やります。竹にまつわる話題大歓迎です。

日帰りの場合 参加無料でまかない出します。
宿泊の場合 みやま山荘湯治館。
      あと数名だけ余裕あり(すし詰め雑魚寝かも?)
      食材費500円いただきます。
      翌朝鳴子解散となります。

お問い合わせは tougarashi315@gmail.com まで。

見学だけでも、という方もぜひいらしてください。
お構いはできませんが、竹林浴をどうぞ。



今年は筍豊作の表年(の予定)、手助けが助かります。