『創作人形と花の姉妹展』

　西脇市旧來住家住宅では、アーティフィシャルフラワーデザイナー石井麗馨さんと、お姉さんの創作人形作家・中桐育代さんの姉妹作品展示が、旧来住邸母屋のギャラリーにて行われます。期間は、6月30日(土)～7月13日（金）です。



　石井麗馨さん達は三人姉妹で、中桐さんが長女、私の同級生の木川さんが次女、石井さんが三女だそうです。木川さんから連絡をいただき、初日の30日に見学に行ってきました。
　『創作人形と花の姉妹展』と題された姉妹作品展は、本当に見応えがありました。



　中桐さんの創作人形は、多くの花嫁姿や婦人、子どもの人形、現代風の若者の人形と多岐にわたっていました。それぞれの人形は、精密に作成されており、一つひとつの作品を隅々まで見せていただきました。中桐さんのきめ細やかな性格と共に、幅広い芸風を見る思いがしました。



　中桐さんの息子さんが、作品の写真を撮られ、作品の上に展示されていました。写真も大変見応えがありました。写真は、中桐さんの創作人形をより活かしていると感じました。
　石井麗馨さんは、アーティフィシャルフラワーデザイナーとして著名な方です。今回の姉妹作品展では、アーティフィシャルフラワーが会場を艶やかにしていました。創作人形とアーティフィシャルフラワーのコラボは、それぞれの良さを活かしながら、相乗効果があるように感じました。



　会場正面の浴衣風の作品に、会場を訪れた方が一輪ずつ花を差し込んでいきます。100人を予定しているそうですが、私も一輪ささせていただきました。
私が会場を訪れたとき、石井さん、中桐さんがおらました。私の知人で、お二人の従妹にあたる藤原咲子さんも来られていました。色々なお話を伺うことができ、楽しいひと時でした。



　6月30日（土）・7月1日（日）・7日（土）・8日（日）には、浴衣に似合う髪飾り体験などのレッスン（各10時～18時/材料費1500円）もあるそうです。　
　ぜひ、多くの方に鑑賞していただきたい姉妹作品展でした。