東野としひろ活動NEWS

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「バブル崩壊から20年」

2011-01-14 18:02:08 | 産業・労働・雇用
 1月12日の神戸新聞に、「バブル崩壊から20年」という記事が掲載されていました。現在を考える上で、大変勉強に成りましたので紹介します。
 バブルが崩壊し、日本が長期低迷に向かう転機となった1991年から今年で20年。この間、働く時間は14%も減少、持ち家率も上がり、かつて「ウサギ小屋に住む働きバチ」と言われた日本人像は、過去のものとなっています。半面、65歳以上の一人暮らしは、3倍近い463万世帯と急増し、家族や会社を中心に結びついてきた社会の枠組みが大きく様変わりをしました。
 1991年と現在の比較を生活関連データで見ると、年間労働時間2023時間→1773時間、民間平均給与(年間)446万円→405万円、国の借金224兆円→882兆円、社会保障給付費50兆円→94兆円、税収59兆円→37兆円、65歳以上独居世帯181万世帯→463万世帯、携帯電話普及率1.1%→90.3%、自殺者数2万1084人→3万2845人、国際競争力1位→27位、対外純資産47兆円→266兆円、一人当たりのGDP4位→16位
 この20年間、生活関連データから見ると、我が国は大きく様変わりしています。経済低迷を脱却するためには、藻谷浩介氏によると、国内消費(内需)を伸ばすことが必要である。そのためには、消費を我慢している若者や女性にお金がまわるようにする必要があると説かれています。
 私も、同感です。
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