西工緑窓会、県教育長訪問

　県立西脇工業高校の同窓会である緑窓会の村上会長と３名の副会長の方々が、兵庫県教育委員会の吉本教育長を訪問されたのに、私も同席しました。村上会長達は、西脇工業高校の良さをアピールしたいとの思いを強く持たれており、県教育委員会にもぜひ分かっていただきたいと計画されました。
　西脇工業高校は、全国高校駅伝優勝８回を数える陸上部だけでなく、柔道部、野球部など活発に部活動を行っています。また、機械科、電気科、工業化学科、情報繊維科、総合技術科とも、在学中に様々な資格も取り、大学進学や就職でも大きな成果を上げています。西脇工業高校を訪れた方から、生徒がよく挨拶してくれることに、驚きと感心の声を聞きます。
　しかし、昨年度から始まった高校入試での普通科を対象とした「複数志願制」のため、昨年度は定員を割る事態となりました。増尾前校長先生をはじめ緑窓会の方々は、このままでは西脇工業高校の定員が減らされる事につながると、大変な危機感を持たれました。西脇工業高校の良さを各中学校の生徒や保護者、先生方によく分かってもらおうと様々な取り組みをされています。今日の県教育長訪問もその一環でした。
　緑窓会の役員は、歴代のＰＴＡ役員が中心です。今日、来られた朝井副会長は、平成８年度のＰＴＡ会長ですからもう１２年も前の会長ですが、熱心に話されていました。自分が卒業した学校、自分の子ども達が卒業した学校を現在も誇りに思い、学校を支える活動をしてくださっていることに頭が下がる思いがしました。