東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

第29回黒田庄和牛若人会枝肉共励会

2007-12-12 09:16:52 | 地域行事
 今日(12月11日)は、加古川食肉卸売市場でJAみのり主催の「第29回黒田庄和牛若人会枝肉共励会」が開催されたので、西脇市の多井副市長や杉本議長と一緒に、参加しました。今年最後の共励会ということもあり、また黒田庄和牛のブランド化に大きな支援を頂いていた加古川中央畜産荷受株式会社の平井社長にもお礼を申し上げたいと思い、参加しました。
黒田庄から30頭の出品で、最優秀賞には、格付け(A・5・10)という素晴らしい成績を収めた飛田さんの牛で、キロ単価4,020円(計176万円)でした。30頭の平均価格は、110万円余りで、比較的好成績の共励会でした。黒田庄の畜産農家の方は、生後約10ヶ月の子牛を購入し、約2年間飼育し、出頭します。現在子牛価格が60万円前後と高く、えさ代も高騰していますから2年間の自分の労力が報いられない場合もおこります。そのため、自分で繁殖から行う農家の方も徐々に生まれてきています。
黒田庄の畜産農家の方は、和牛同志会という組織を作っています。同志会には、奥さん達を中心に「婦人部」、若手を中心に「若人会」という組織があります。全国的には、農家の後継者がいないことが問題になっていますが、黒田庄和牛同志会の場合、若手が育ち、新規参入者も現れています。
黒田庄町時代、「有機の里づくり」を目標に農業振興を行ってきましたが、その中核をこれからの和牛同志会の皆さんが担ってくれると考えています。
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