とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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2200万円の怪。誰が支払うねん!

2010年04月10日 19時57分26秒 | 政治
一般的に勤めていた会社が潰れたらほとんどの社員は一旦失業する。
勤めていた時の給与など保証してくれる筈もないし、ましてや、潰れてからの賃金なんかある筈ない。
失業保険が給付されている間に新しい職場を見つけなければ年収ゼロ。
最悪の場合、ホームレスの生活が待っているのだ。

潰れた会社が再スタートしたからといって再雇用してくれるおいう保証もない。
再スタートした会社は過去の「不信用」を「信用」に変える義務があり、そのためには新しい出資者に対して利益をあげる会社に育てる責務がある。
だから再スタートする会社の社員は厳選され、潰れた会社から雇用されることもあるものの、まったく別の組織や分野から新しい人材を確保する努力もする。

だから不要と認められた元社員は再雇用の対象外となるのは当然だ。

この「当たり前のルール」が当てはまらない人たちがいる。
旧国鉄職員で「JRに再雇用されなかったぞ」と文句を言って裁判に持ち込んだ人たちだ。
この人たち、ゴネにゴネつづけてついに国から一人当たり2200万円をもぎ取った。

常識を超越したスーパーゴネゴネマンだ。

当然ながらこの2200万円。
JR各社が払うわけが無い。
何の縁もゆかりもない潰れた他社=国鉄の職員をどうして面倒見なければならないのか。
これは世間も納得する。
では、その財源は?
というと国民の税金。
なんといっても今回の2200万円を約束したのは与党民主党、社民党等と公明党。

できればブリジストンや鳩山首相のママから払っていただきたいところだ。
自分が汗水流して稼いだ金から払った税金。
その貴重なお金を働きもせず潰れた会社に未練一杯で、なんとかゴネガネせびり取ろうとする卑劣な人間になんで使わなければならないのか。

ともかく普通の観念が通じない恐ろしい社会になったもんだ。



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