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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



昨夜、大阪岸和田市で開かれた花火大会に行ってきた。
「岸和田港まつり花火大会」
というのが正式名称だそうで、雑踏の苦手な私は行くつもりがまったくなかったのだが、家族に引っ張られて蒸し暑い中を会場に向ったのであった。

私はてっきり花火はベイサイドモールカンカンというショッピングモール前の湾を使ってやるものだとばかり思っていたのだが、違っていた。
花火大会はベイサイドモールの遥か南西。
埋め立て工業地で行われ、カンカンは単に「そこから見える便利な場所」ということで人だかりできていたのだった。

なお、カンカンという名称は懐かしの上野のパンダさんの名前からではなく地場の祭「岸和田だんじり祭」に由来しているので、念のため。

花火を見て思い出すのが、
「ミャンマー連邦タウンジー市の気球祭」
「ヒロヤマガタの版画」
「隅田川の花火大会」
「PL教団の大花火芸術」
の4つ。

このうち最もポジティブに思い出深いのはミャンマーのそれである。
このタウンジーの気球祭は現地の秋祭りなのだが、祭当日は数十万人が集うというビッグイベントで、打ち上げ花火ではなく気球に仕掛けられた花火が「どどどどどどどどっどど~~~~ん!」と炸裂し、美しい花びらを咲かせる姿はやけに印象的なのであった。

すっかり姿を消してしまったヒロヤマガタの花火の版画。
大学を卒業したばかりのころ、神戸JR元町駅近くのギャラリーで100万円以上もするヒロヤマガタの版画を売りつけられそうになり、かろうじてその場から脱出することに成功した、という記憶でその絵を覚えているのだ。

で、隅田川の花火は東京名物ということで一度見てみたいものがあるのだが、今年も残念ながら見落としてしまった。
なぜなら、今年の隅田川の花火大会は昨日の岸和田と同じ日だからであった。
なお、本当に見たいという理由は、
「たまや~~~~」
と叫んでいるオッサンが本当にいるのかどうか見てみたいだけなのが本心だ。

最後にPLの花火芸術。
私の生まれ育った大阪南部では同教団の高校野球と共に名物である。
実際、見たことは1度しかなく、それも引っ越したばかりの我がマンションの屋上からであった。
以後も以前も、毎年大阪の夜空にとどろく巨大な爆音と、見に行った人の「エライ混雑やった。帰ってきたら朝やった」という愚痴のみを聴くに留まっているのだ。

ということで花火大会。

見れば面白いこともないが、できれば冷房の効いた涼しい場所で見てみたいところだ。

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