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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



国会というところは裁判所ではない。

ロッキード実験然り。
リクルート事件然り。

国会で証人喚問して与野党が罵り合う光景は国民から見た場合、決して、
「議論白熱で素晴らしい国会だ!」
ということには成り得ない。
むしろ、
「なにやってんだ。こいつらは。そんなことは検察に任せろ!」
と心の中で叫んでいる人が少なくないはずだ。

私もそういう一人。

森友学園の一連の事件において籠池なるおっさんを国会に招致して証人喚問。
どこの国民に国会議員に高い給料を払って権力を託してそんなことをしてもらいたいと思っているものがいていると思っているのだろう。
国民はこんなどうでもいいことよりも、北朝鮮のミサイル問題と核問題、韓国の急速な左傾化と無政府状態、中国の東シナ海での暗躍、トランプ米国大統領のレイシズムと保護主義経済政策、ロシアの暗躍する欧州外交状況、テロなど国民の生活に直接密着する課題に対処していただきたいのだ。

各党代表が籠池などとというどうでもいいおっさんに質問している間にも北朝鮮では核実験はする、ミサイルは飛んでくる、中国の軍艦は石垣市尖閣諸島を領海侵犯する、ロシアの軍用機は領空侵犯する、福島原発の炉心は予想以上に対策が必要など、国会議員が自らの権力と行動力で対処していかなければならないことが山積みだ。

国会中継やニュースを観ていて国民が感じるのは、
「安倍政権を潰したいだけでこんなことやっているあんたらアホか」
と看破されていることに加えて、
「安倍政権を潰して蓮舫政権や志位政権なんかあり得ないし悪夢でしか無い」
とリアルに思っているからだ。
野党のリーダーでまともに国家のマネジメントができるものがいるなんて誰も思っていない事実に当の政治家もマスコミも理解すべきだ。
なのに劇場型政治スキャンダルをマッチ・ポンプする。

正直言って森友学園なんかどうでもいい。

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