政治、経済、映画、寄席、旅に風俗、なんでもありの個人的オピニオン・サイト
とりがら時事放談『コラム新喜劇』



なぜ京都鴨川の河原にたたずむカップルの距離は「等間隔なのか?」。

これは私が学生の頃から持ち続けている疑問なのだが、どういうわけか京都の四条大橋から三条大橋にかけての鴨川川岸では現在もなお、カップルが等間隔に並び、愛を語らっているのだ。(写真は先週土曜日撮影)
正直、川に突き落としてみたいという衝動に駆られるのは私だけではないだろう。

すっかり京都ではお馴染の景色といえるのかも知れないが、この種の話題がテレビやラジオで語られることは殆どない。
書籍もない。
世界的観光地でありながら「Lonely Planet」の「Kyoto版」にも書かれていない。

知られざる有名な光景だ。

ところで、ベトナのサイゴンを訪れた時も同様の光景を目撃したことがある。

マジェスティックホテルの向かい側。
夕刻サイゴン川に面した公園に散歩に出かけると、そこは数多くの恋人達のたまり場になっていたのであった。
そしてその恋人達もまた、京都鴨川の恋人達と同じように「等間隔」にサイゴン川に向って並んでいたのであった。
京都との違いはベトナムの恋人達は愛車であるホンダのカブを駐車してその上で愛を語らっていたことだった。

京都鴨川のイチャツキ重力均衡の法則。

世界中で通用しそうな法則である。



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



« いつまで続く... 大学生の人気... »
 
コメント
 
 
 
当事者になれば直ぐに分かります。 (低徳)
2008-12-24 12:15:33
管理人さんが誰かと一緒にあの列に入ろうとすれば、当然両隣のカップル(そう言えば最近「アベック」と言う言葉は聞きませんね)から最も遠い真中に座る事になります。
結果として等間隔になる訳ですな。これは結構有名な話だった様な…
その意味では、世界中どこでも「他人に煩わされたくない」気持が一緒なら同じ結果になるでしょうね。

懐かしい景色です。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。