人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

園子温著「自殺サークル」を読む~クラシカル・プレイヤーズ東京演奏会のチケットを購入

2013年10月05日 07時00分38秒 | 日記

5日(土)。昨日午後、東京ビッグサイトに「東京国際消防防災展2013」と「危機管理産業展2013」を見に行ってきました 金曜日ということでか、会社、団体、一般の見学者がひしめき合っていました 最新式の消防自動車も多く展示されていました

 

          

 

また、一昨年の3.11大震災の際の福島原発事故以降の特徴として、今年も除染用防護服の展示が目立っていました

 

          

 

  閑話休題  

 

クラシカル・プレイヤーズ東京のコンサート・チケットを買いました 来年2月1日(土)午後2時から池袋の東京芸術劇場で開かれます。プログラムは①ヴィヴァルディ「調和の霊感から第10番”4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調”」、②テレマン「リコーダーとファゴットのための二重協奏曲ヘ長調」、③C.P.E.バッハ「オルガン協奏曲ト長調」、④J.S.バッハ「管弦楽組曲第3番ニ長調」です       

前回まで2回続けて仲道郁代がソリストを務めてモーツアルトのピアノ協奏曲を演奏していたのですが、今回はバロック音楽に特化しているので、チケットを買うかどうか迷いました バッハの「管弦楽組曲第3番」が古楽器で聴けるし、S席が4,000円と割安だから買っとくか、というわけで購入しました

          

          

 

  も一度、閑話休題  

 

園子温著「自殺サークル」(河合文庫)を読み終わりました 園子音(そのしおん)は1961年愛知県生まれ。映画「紀子の食卓」「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」「希望の国」の監督として有名です初めて「冷たい熱帯魚」を観たときの衝撃は忘れられません 彼の映画の特徴は必ずといっていいほどクラシック音楽が使われていることです

この本は著者が「あとがき」に書いているように、「一般的には映画『紀子の食卓』の原作、ということになるのだろう。もともとは映画の話題作りのための書き下ろし小説として、世に出たものだった」というものです 

「女子高校生54人が手に手を取って、新宿駅のホームから一斉に電車に飛び込んだ 彼女たちの着ていた制服は、同じ学校の制服ではなかった。また、数名を除くほとんどが名前さえ不明だった。さらに遺書が一通も存在しない こうした事実がこの事件の異常さを物語っていたが、最も異常なのはなぜ54人もの女子高生が一斉に自殺したのかということだった??54という数字は、実は上野駅のコインロッカーのナンバー54のことだった。ここで生まれたコインロッカーベイビーがすべての始まりだった

残念ながら私は映画『紀子の食卓』をまだ観ていません この本を読み終わった今、絶対に観たいという思いが強くなっています

 

          

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