17日(木)。昨日の昼休み、内幸町の飯野ビル1階ロビーで「ランチタイム・コンサート」を聴きました このコンサートを聴くのは久しぶりです。昼食後に駆け付けたので12:05の開演には到底間に合いません。ロビーに着いたのは12時半を回っていました 約50席のパイプ椅子はほぼ埋まっていて、ちょうどディズニーの「ハクナマタタ」が始まるところでした。何とか端の座席を確保しました
今回のコンサートは、これまでのピアノ演奏会と違い、初めてボーカルとギターによるミュージカル・ナンバーです 出演者は2人とも洗足学園音楽大学出身で、ボーカルは川部真未さん、ギターは石川恭平さんです。2人とも下のチラシの写真とはイメージが違います。こういうことは往々にしてありますね。いえ、いい意味で言っているんですよ
「ジーザスクライストスーパースター」から「私はイエスがわからない」などミュージカル・ナンバーを何曲か聴きましたが、川部さんは声に艶がありとても良かったと思います。石川さんのギター伴奏もナイス・フォローでした
飯野ホール元支配人のKさんも”視察”に見えていました。いつもご多忙なので、あまり長い時間はいらっしゃらなかったようですが
ちょっと気になったのは、川部さんは1曲歌うごとにペットボトルの水を飲むのですが、客席の方を向いて飲んでいたのが、どうかな?せめて横を向いて飲むなりした方が良かったかな、水に流せないな、そこがボトルネックだな と思いました。何となく見苦しいのです
それにしても、クラシックの声楽の場合リサイタルにせよオペラにせよ、マイクなしで数十分、あるいは数時間も歌う訳ですが、一度舞台に上がったら途中で水を飲むなんてありえません 時に、バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータの演奏などでは、歌手陣が椅子の横にペットボトルを置いて、曲の合間に飲んでいるのを見かけますが、彼らはストローを挿して下を向いて飲んでいます
それに比べれば、今回のようにミュージカルはマイクを使って声を拾うわけですから楽と言えば楽です それでも1曲ごとに水を飲むというのは、余程緊張しているのでしょうね。飲むのはいいけれど、見苦しくないようにしてほしいと思います。せっかく素晴らしい声で歌い、楽しませてくれているのですから