ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『ぼくはめいたんてい (1)―きえた犬のえ』

2006-12-06 05:58:29 | 息子と読んだ本のこと・児童書
『ぼくはめいたんてい (1)―きえた犬のえ』
マージョリー・W・シャーマット文 マーク・シマント絵 光吉 夏弥 やく

終わりの見えてきた探偵シリーズ。なんだか寂しいなあ~と思っていた所に、教えて頂いたのが、この本でした。わが町の図書館には置いていなかったので、隣町の図書館にて、一巻だけ借りてみることにしました。
裏表紙には、「小学初級向」とあるので、低学年から一人で読めるようです。字も大きくて読みやすそう。もちろん、我が息子は、自分で読む気はないようですが

『ぼくは、めいたんていのネートです。』
から始まって、ネートの語り口調で物語は進んでいきます。さあ、今回の事件は?
仲良しのアニーの描いた、犬のファングの絵がなくなった!絵を見たのは、ファングとロザモンドと弟のハリー。さて、絵はどこに?

探偵気取りのネートの語り(そこが、馬鹿馬鹿しくてオカシイ!)は、とにかく、リズミカル!読んでいるだけで楽しくなっちゃう!
息子の方は、聞いているだけで楽しくなっちゃう様子!
おかげで、ちょっとしたことで大笑い。その文章運びで、最初から、笑うツボを広げておいてくれている感じです。
事件そのものは、今まで読んできた探偵シリーズと違って、たいしたものじゃない(笑)のですが、それがまた、おかしくてね。とにかく、表情がゆるみっぱなしの一冊でした。
これは、早速、続巻も借りてこないとイケマセン!