『いすがにげた』
森山 京 著 ・ スズキ コージ 絵
お話し会サークルの勉強会で紹介され、すっかり気に入って借りてきた本。
その独特の絵の世界と、楽しくて、ちょっぴり切ない物語が好きです
ある日、おばあさんの家の軒先におかれた椅子が、逃げ出してしまいます。
追いかけるおばあさん!
とんだ逃走劇の後、疲れ果てたおばあさんと椅子は、並んで寝転がると、昔を思い出します。椅子が、おばあさんの家にやってきてからの人生を。
おばあさんの人生。平凡ながら、幸せな人生。
それが、なんとも温かい気持ちにさせてくれます。と、大人である私は、そこに、すっかり感動してしまうのですが・・・・・これからを生きる子どもたちは、どう感じるんだろうなあ?
息子は、何も言わずに、じっと聞いていました。
そして、読み終えたとたん、
「これって、イタズラガキ?」と、裏表紙の絵の中を指さしました。
ペンや色鉛筆?クレヨン?と思われる線が、何本もひかれている、独特の絵。
息子には、上からイタズラガキをしたように、見えたらしいのです。
「違うよ。こういう絵を描く人なんだよ。」と説明すると、最初のページから順番に、絵を見返す息子。二度目は、読みはなし。絵だけの鑑賞です。
すると、なんだか、不思議な線が一杯見えてきました!息子は、「へんなの!ここにもだ!」と、線を探しては、声をあげていました。
でもね・・・・・
「へんな絵。」
結局、最後の感想は、その一言で終わりでした
スズキコージさん、ごめんなさい。でも、とても魅了されたのだと思われます!
独特の雰囲気があるこの絵本。ああ、この本も、自分に欲しいなあ
森山 京 著 ・ スズキ コージ 絵
お話し会サークルの勉強会で紹介され、すっかり気に入って借りてきた本。
その独特の絵の世界と、楽しくて、ちょっぴり切ない物語が好きです
ある日、おばあさんの家の軒先におかれた椅子が、逃げ出してしまいます。
追いかけるおばあさん!
とんだ逃走劇の後、疲れ果てたおばあさんと椅子は、並んで寝転がると、昔を思い出します。椅子が、おばあさんの家にやってきてからの人生を。
おばあさんの人生。平凡ながら、幸せな人生。
それが、なんとも温かい気持ちにさせてくれます。と、大人である私は、そこに、すっかり感動してしまうのですが・・・・・これからを生きる子どもたちは、どう感じるんだろうなあ?
息子は、何も言わずに、じっと聞いていました。
そして、読み終えたとたん、
「これって、イタズラガキ?」と、裏表紙の絵の中を指さしました。
ペンや色鉛筆?クレヨン?と思われる線が、何本もひかれている、独特の絵。
息子には、上からイタズラガキをしたように、見えたらしいのです。
「違うよ。こういう絵を描く人なんだよ。」と説明すると、最初のページから順番に、絵を見返す息子。二度目は、読みはなし。絵だけの鑑賞です。
すると、なんだか、不思議な線が一杯見えてきました!息子は、「へんなの!ここにもだ!」と、線を探しては、声をあげていました。
でもね・・・・・
「へんな絵。」
結局、最後の感想は、その一言で終わりでした
スズキコージさん、ごめんなさい。でも、とても魅了されたのだと思われます!
独特の雰囲気があるこの絵本。ああ、この本も、自分に欲しいなあ