早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

頼朝にとって用済み!義経

2011年08月22日 03時22分07秒 | 読書








「今度こそ、鎌倉殿は

自分を評価してくれるだろう」

といった台詞を義経は吐く。

しかし、平氏が滅んだことで

軍事的天才・義経は

頼朝にとって用済みとなり、

むしろ敵に利用されやすい

危険な存在となったのである。

 あとはご承知のとおり、

義経は頼朝から追われる身となり、

最後は陸奥で藤原泰衛(やすひら)

に急襲されて自害する。

31歳の若さだった。

 「人事の日本史」 
       著 遠山美都男 関幸彦 山本博文











兄弟なのに残念な結末

有能でかつ情熱家、

そんな義経であったのに、

いつのまにか組織の中では危険分子とは

兄弟が同じ世界で生きるのは

好ましくないのかもしれない。

権力者、組織のトップに立てば、

兄弟など、赤の他人よりも、

難しい人間関係なのかもしれない。

妻という他人がついて、

夫婦という家庭を構成すれば、

兄弟など、もう親戚といって、他人である。

できることなら、頼朝、義経兄弟、

娑婆を離れ、お忍びで会って

酒を酌み交わしたかったに違いない。

とはいえ、義経にもう少し

組織の一員として自覚があれば

死なずに済んだだろうに…!

    早起き鳥








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