「１０年、２０年後の頭脳と肉体の
働き具合が、
それで決まるんだ。」
ある日、１６歳のバフェットの前に精霊が現れて
「好きな自動車をあげよう。
明日には大きなリボンをかけた新車を届けてあげる」
と言うのだ。
バフェットは歓喜する。
ただし、条件があった。
「それは君が一生で最後に手に入れる自動車になる。
つまり人生の最後まで乗り続けることになる」
一生モノとなれば、当然とても大切にする。
取扱説明書を何回も読み、
万一錆びたり傷がついたりしたらすぐに直す。
バフェットは頭脳も肉体も、
精霊がくれる自動車と同じだと説いている。
「それを一生使わなければならない。
・・・大切にしないと、
４０年後に自動車と同じようにボロボロになる。
それを今から、今日から、
やらなければならないことだ。
１０年、２０年、３０年後の
頭脳と肉体の働き具合が、それで決まるんだよ」
「１分間バフェット」桑原 晃弥 著
一生モノと言えるモノには愛着がわきそれはもうモノというよりは
身体の一部と言ってもよいかも・・・
だからこそ一生モノであり、ますます大切にする
自動車とかパソコンはどうなんだろう
２０年も３０年も前のものが優れものとは言えないほど
技術革新が進み
１０年一昔前の性能とはもう雲泥の差
車からロードマップが消え、
キーさえバッグから出さなくて済む
パソコンの進化はスマホに取って代わり
もう身体の一部であり、
生命財産を託する貴重品である
そしてそれを使いこなす人の頭脳はどうかと考えると・・・
疑問符が付く
１０年前、３０年前の頭脳や肉体と比較すると
老化、劣化が進み
いやはや、道具に頼らざるを得ない
暗算などしたことがなく
語学に至ってはもう翻訳ソフトが即座に答えてくれ
勉強など全くする必要がない
財産形成にいたってはどうだろう
２０年前、夫婦二人、二馬力で稼いだ資産はどこに消えたろう
住宅ローンにマイカーローン、交際費と
浪費とは言いたくないが、
しっかりと資産形成をしていたら
今頃は左うちわだったかも・・・
バフェットのように若い頃から人生を長い目で見つめ
自分を大切にし、モノをも大切に暮らしていたら
８０を過ぎてからも
豊かで満ち足りた暮らしができるだろう・・・
と悲観的に考えることもでもなく
健康で前向きで美味しいものが食べられたら
これ以上の豊かさはない
まずは自分の足を大切にして
その自分の足が一生モノとして活躍できるように
今からでも遅くはない鍛錬、鍛錬・・・
早起き鳥
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