早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

家長はお前だ!

2013年01月29日 03時01分00秒 | 読書




映画で、
家長である父親が死んだときに
部族の大人が
幼い子供を呼び寄せて、

「これからはお前が父親に代わって、
母親と幼い弟妹を守るのだ」

というような説教をする
場面がありますね。
そういう局面で、

「え、ぼくまだこどもですから、
そんなの無理です」

というような対応をする
子どもはあまり見かけません。

というもの
「大人の男」と
「子ども」の間の
境界線などというものは
「あって、ない」
ようなものだということを、

子どもの方も実は
知っているからです。

 「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
        著 内田 樹


     
     













立派な父親の居る家は
当主あるじのしっかりした家
一家に当主二人は不要

若くして当主になった兄貴
まだまだガキなのに
決断を迫られる

失敗を繰り返しながら
周囲の人に教わりながら
しきたりや、
世間とのお付き合いを学んでいく

地域の冠婚葬祭
周囲はみんな立派な人
自分だけ場違いな若造!

でもみんなが一人の
大人として見てくれる
未成年であっても未熟であっても
我が家の立派な当主
引け目を感ずることなどない

人間社会とは実に合理的であり
実におもしろい

       
     早起き鳥





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