映画で、
家長である父親が死んだときに
部族の大人が
幼い子供を呼び寄せて、
「これからはお前が父親に代わって、
母親と幼い弟妹を守るのだ」
というような説教をする
場面がありますね。
そういう局面で、
「え、ぼくまだこどもですから、
そんなの無理です」
というような対応をする
子どもはあまり見かけません。
というもの
「大人の男」と
「子ども」の間の
境界線などというものは
「あって、ない」
ようなものだということを、
子どもの方も実は
知っているからです。
「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
著 内田 樹
立派な父親の居る家は
当主あるじのしっかりした家
一家に当主二人は不要
若くして当主になった兄貴
まだまだガキなのに
決断を迫られる
失敗を繰り返しながら
周囲の人に教わりながら
しきたりや、
世間とのお付き合いを学んでいく
地域の冠婚葬祭
周囲はみんな立派な人
自分だけ場違いな若造!
でもみんなが一人の
大人として見てくれる
未成年であっても未熟であっても
我が家の立派な当主
引け目を感ずることなどない
人間社会とは実に合理的であり
実におもしろい
早起き鳥
人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。