日本は非常に
「他者志向」の強い社会です。
「他者志向」が強い人というのは、
いつもまわりの人の様子と窺って、
そのわずかな変化にこまめに反応しながら、
自分のスタンスを決める人のことです。
そういう相互参照的なしかたで生きていると
当然ながら、Aさんは
隣のBさんの目を気にして
Bさんの生き方を参照しながら
自分のスタンスを決める
一方、Bさんは
隣のAさんの生き方を参照しながら
自分のスタンスを決める。
そうやって、相互参照、
相互規定しているうちに
AさんとBさんの顔付きは
どんどん似てきてしまうのですね
「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
著 内田 樹
なんともおもしろい集団秩序
最大公約数的秩序形成と言えるかも
お互いに他人の目を気にする
常識という秩序が固まっていく
まあそれも集団で助け合って
暮らしていく生き方としては
生きるための知恵!かも知れない
でも、他所から入った人間
婿養子や嫁の目にはどう映るのか
改革、改善を実行する者も
きっといるだろう
その苦労をそしてそのエネルギーを
厭わぬ者がいれば大きな脱皮が実現し
地域活性という言葉にふさわしい
明かりが灯る
しかしながら、田舎の抵抗勢力は凄まじい
がんこな村の重鎮、そしてお年寄り…!
特に年長のお婆様の抵抗には閉口
乳母車を引いての反旗には恐れ入る
早起き鳥
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