3年分の濃密なハワイが終了する。（2022Hawaii その51）

●この時期に行って良かった、と思う。

たった6泊の旅行だったのに50回も書いちゃった。

ま、年々記憶力が衰えてどんどん忘れていっちゃう、
私たちの備忘陸でもあるからね。
来年はこれを見直せば一目瞭然だ。

それにしても色々なことがあったなあ。

まずはマイナス面で、ツレの骨折。
ハワイ行きの5週間前だもの。
普通は絶対延期だよね。
でも絶対に行くっていうもんだから。

さらにリムジンバスの運休、
成田空港レストランの臨時休業。
ESTAの登録。
加えてワクチンパスポートの取得。
現地では超円安と物価高、
帰国日の間違え。

プラス面は、
まだ旅客が少ないため比較的安価で
フライングホヌのプレミアムエコノミーに
搭乗できたこと。
ハワイがまだ空いていたこと。
そして、３年ぶりにHさんにお会いできたこと、
大きくきれいな虹を1時間以上も見られたこと。

まあ、この時期に行って良かったんじゃないかなあ。

さて、機内の通路照明はレインボーカラーで
ハワイ気分を盛り上げてくれた。（画像）

ホヌは順調に成田に到着したが、
検疫がどうなるのか非常に心配だった。

ゲートから本館までの長い通路には、
こんなにいるの！
というほど多くのスタッフがあちこちに待機しており、
乗客ひとりひとりのスマホや書類をチェックしていた。

しかし、私たちは昨夜苦労して登録し
青色になっているVisit Japan Webアプリの
QRコードを、検疫、入国審査、税関と、
まるで水戸黄門の印籠のようにかざすだけで
すべて何事もなくスムーズに通過できた。

以上で、今回の旅が終了した。

（2022Hawaii　その52に続く。）

機内食は帰路の方がおいしかった。（2022Hawaii その50）

●フライングホヌのCAさんは気合が入っていた。

離陸後しばらくすると、
まずは飲み物、次に食事になった。

私は洋食のハンバーグをチョイス。（画像）
肉肉しいハンバーグを絶妙なソースで
おいしくいただいた。
付け合わせの野菜もサラダも新鮮だった。
これまで機内食は、
往路の方がおいしいと感じることが多かったが、
今回は逆だったなあ。

食後、モニター画面を見ていたら、
いきなり画面が固まった。

あれれ、フリーズしちゃったか？

CAさんを呼ぶとすぐに来てくれて、
「私がモニター左下を押さえますので、
お客様は右下を押さえてもらえますか」
とのこと。
「は、はい」
ん？接触不良？
CAさんと私で、
前の座席背面にモニター下部を
一生懸命押し付けてみたが直らない。

ちょっとお待ちください。
と、CAさんはギャレーで何やら相談。

戻ってくると、、
「リモコンの電源ボタンを押してみてください」
と言われ、押したら直った。
「直りました！ありがとうございます。」

往路でも感じたが、
フライングホヌは超大型機で
スタッフの数もかなり多い。
しかもCAさんはみんなかなり気合が入っているよう。
フライングホヌはドル箱であるハワイ路線の象徴なので、
一生懸命になるのかなあ。
来年はまたこれに乗りたいなと、
とても好感が持てた。

（2022Hawaii　その51に続く。）

帰りのフライングホヌも快適。（2022Hawaii その49）

●静かで揺れない。

帰りのフライングホヌへの搭乗は、
ANAラウンジからボーディングブリッジが
直接2階席につながっていた。

往路は前の方だった私たちの座席は、
帰路は最後部に近かった。

靴を脱いでスリッパに履き替え、
リラックスしていると、
機体が静かに動き始めた。

さよならハワイ！
来年絶対戻ってくるからね！

海側の滑走路にたどり着き、離陸。

A380は長い主翼にエンジンが4基付いており、
ボディから遠いためか離陸時も静かだ。
巨大な割に加速も良いが、
小型機のようにシートに押し付けられるような
重力感もない。

また、クルマと同じように、
アメリカ製のボーイングは細かな振動が多く
フワフワする感じがあるが、
ヨーロッパ製のこちらは剛性感が高く、
細かい振動が少ない。

気流に入った時も、
ボーイングは主翼もボディもビリビリするが、
こちらはそれがない。

ま、設計が新しく巨大なので、
その有利さもあるのかもしれない。

ところが2021年で生産打ち切りになった模様で残念。
ここまで巨大な機種は必要なかったということかなあ。

（2022Hawaii　その50に続く。画像はANAラウンジより）