ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

箱根でテニスを楽しむ。(その3)

2013-03-29 13:51:36 | 箱根
桃源台へはパレスホテル前の停留所から10分弱。
時刻表からだいぶ遅れてやってきたバスの運転手さんは、
「お待たせしました。」と、かなりすまなそうな感じ。

桃源台は芦ノ湖の西北、早雲山方面から来るロープウェーの終点で、
レストラン、お土産売り場と海賊船の乗り場も備えた大きなターミナルビルである。
館内はかなりの人でごったがえしており、
子供たちはずらりと並んだどらえもん達との記念撮影に夢中だ。
ロープウェーから海賊船に乗り換える人も多く、
添乗員率いるツアー客が点呼をとっている。
ランチをまだ食べていなかった私たちはこちらのレストランを利用する手もあったが、
せっかくだからと湖周辺をちょっと散策することにした。

300メートルほどゆるい坂を下るとそば屋やレストランが現れ、
さらに進むと湖尻ターミナルだ。

箱根はかつて戦争と言われたほど、
小田急と西武が覇権争いをしていたらしく、
この全国有数のリゾートエリアには、
その痕跡が多く残っている。

この湖尻ターミナルは西武グループのもので、
小田急の「海賊船」に対して「遊覧船」の発着所がある。
ちょっと中に入ってみると、数十年前の垢抜けない地方のドライブインの風情で、
客は中国からの観光客が多いようだ。

17世紀フランスの帆船戦艦をモデルとした「ロワイヤル号」や「ビクトリー号」など、
めっちゃおしゃれな海賊船に対して、
遊覧船はカラーリングもまるで昔の青函連絡船みたい。


ううむ。
これは小田急の勝ちだな。

私たちは途中のレストランでランチをいただいたのだが、
味の割にちょっと高かった。

その後はバスでパレスホテルまで戻り、
あらかじめ予約してあった高速バスで帰宅の途についた。
車内は空いていたが御殿場駅でかなり乗客があり、ほぼ満員になった。
東名高速は事故と故障でかなりの渋滞が発生しており、
新宿まで2時間のはずが3時間かかった。
バスは安いけど次回はちょっと躊躇するなあ。

というわけで今月のプチバカンスが終了。

久しぶりのテニスはうまくいかず筋肉痛も発生したが、
温泉や文化施設をまわる以外の箱根の楽しみがひとつ増えた。

来月も予約しちゃった。

(画像はドックで点検中の海賊船)







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箱根でテニスを楽しむ。(その2)

2013-03-28 11:33:28 | 箱根
箱根のどこがいいのか、ハワイと同様に考えてみよう。

1)適当な移動距離と快適な交通手段。

新宿からロマンスカーで約2時間(湯本まで)という距離は、
週末のプチ旅行にはちょうどいい。
1時間では近すぎるし3時間では遠すぎるのだ。

ロマンスカーは車内外の雰囲気により、
まさにそのプチ旅行を盛り上げてくれる。
ただし、車窓の風景は住宅街ばかりで、
先日から下北沢付近が地下化されたことによりさらにつまらなくなった。
できれば中央線のように高架にしてくれれば良かったなあ。

箱根エリア内の交通も登山電車やケーブルカー、ロープウェー、
頻繁に走るバスなどがあり、移動が大変便利。

2)自然と歴史と文化がある地域。

富士山を間近に望むことができる壮大な自然、
江戸時代から要所とされた歴史、
美術館や博物館など数多くの文化施設、
季節により趣を変える植物園など、
プチ旅行にはもってこいの場所が本当にたくさんある。

3)温泉。

私たちの第一の目的。

エリア内の数百軒の宿泊施設には、
泉質、規模、造りがが異なるさまざまな温泉がある。
私たちは温泉評論家のようにその質はあまり問わず、
なるべく空いていて浸かり心地の良いところを、
クチコミ等で探すのだが、
今回のパレスホテルの温泉は本当に癒される。


さて、テニスである。

初日に数十年ぶりのテニスをした私たちは、
身体がほぐれるきっかけをつかんだような気がしたため、
2日目もコートに出ることにした。

が、身体が重い。
筋肉痛も出始めたようだ。
ほんの少し、昔の感覚が甦ったことで、
反応したいのだが身体が前に出ていかない。
あと1歩が届かない。
わずか1時間の間に2回休憩をとった。

2日間、合計2時間のテニスで、
やや昔の感覚を取り戻すことができたが、
筋肉痛などで逆に身体は重くなったよう。

東京でもやりたいんだけどコート代が高いし、
週末は混んでるからねえ・・・。

午後1時という遅いチェックアウト後は、
荷物をホテルに預けて桃源台へ向かった。
(その3に続く:画像は桃源台駅に並ぶどらえもん)













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箱根でテニスを楽しむ。(その1)

2013-03-27 11:54:04 | 箱根
いやあ、しっかし忙しい。
1月から続く忙しさは3月になっても収まらず、
もう身体はガタガタだ。
となれば温泉に行ってほぐさねば、
というわけで今月も箱根へ。

往路はいつものように小田急新宿駅からロマンスカー。
しかし毎度駅弁売り場が混んでいることを考え、
今回はJR新宿駅構内の駅弁売り場へ。
たまたま全国駅弁大会みたいな催事の最中で、
私は甲州ワイン煮牛メシを、連れは深川メシを購入した。

ロマンスカーはほぼ満員。
ちょうど下北沢付近の線路が地下化された直後だったため、
駅で待つ乗客にはロマンスカーにカメラを向ける人もいた。
いつものように多摩川を渡り始めると同時に駅弁を食べ始め、
玉川学園あたりの桜を見ながら完食。
おいしかった。

箱根湯本駅は普段の週末どおりの人混みだったが、
春休みに入ったことで若い女性が多いようだ。
桃源台行きのバス乗り場も若い女性が多く、
1台見送った。

次のバスもほぼ満員。
途中、ガラスの森でかなりの女性客が下車した。

約40分後、パレスホテルに到着。
前回と同様、ロビーに客は誰もおらずスムーズにチェックイン。
さっそく温泉へ行きたいところだったが、
今回はテニスで身体の芯をほぐそうということでテニスコートへ。
コートは膝に優しいオムニコートだ。
が、それ以前に、私は15年振り、連れはなんと35年前に軟式をやったきり。
ちょっと打ってみるが全然芯に当たらない。
レンタルラケットのせいかな、そんな訳はないだろう。
距離感がつかめないのだ。
それでも1時間、なんとか動くことはできた。

終了後、30人ほどの団体さんがチェックインの真っ最中。
2基あるエレベーターは使えず5階まで階段を上ることに。


さあ、団体さんが来る前に温泉、温泉、おんせん。
幸いまだ誰もおらず貸し切り状態。
先月見つけた露天風呂の所定の岩場に身を置き、
ゆったりとつかる。
あああああああああああああああ。
気持ちいいーーーーーーーー。

夕食後、ビールを飲んでまた温泉へ。
この夜は良く眠ることができた。

(画像はテニスコートからパレスホテル裏方向を見たところ)





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渋谷駅東口数分の人気ハンバーグ店へ。(本日のランチVol.12)

2013-03-07 14:17:01 | 本日のランチ
●渋谷区 渋谷3丁目「俺のハンバーグ山本 渋谷店」

私はいわゆる人気店へ行くのが苦手だ。
理由は混んでいて待たされるから・・・。
以前何度かラーメン屋に並んだが、
どこも並ぶほどの味ではない(私の好みではない)と思ったし、
根本的にまったくグルメではないので、
たかが食べ物で並びたくないという思いがあるからだ。

本日もまた、何を食べようかと並木橋の方まで彷徨い、
たどりついたのは渋谷駅東口、明治通りを恵比寿方向に数分進んだ場所にある、
人気ハンバーグ店「俺のハンバーグ山本 渋谷店」。
ここは地下や階上ではなく1階なので、
ガラスの隙間から店内を伺うことができ、
満員ではないことを確認できたため入店を決定。

それほど広くない店内には先客が10名ほど。
「俺の」という枕詞が付いている店名に反して女性客も数名いた。
私はカウンターに着席。
この界隈では珍しい、日本人の元気な女性スタッフからメニューを受け取り、
詳細に検討した結果「自家製ハンバーグ 普通(180g)目玉焼きのせ」¥1,150を注文した。

「新・野球を学問する」桑田真澄・平田竹男共著(新潮文庫)を読みながら待っていると、
(この本はぜひすべてのスポーツの指導者に読んでいただきたい)
店内が非常に活気に溢れていることに気づいた。

まあ、人気店なのだから活気があって当たり前なのだが、
厨房内のコックさん、スタッフの女の子、そしてほとんどの客たちにも、
それぞれに気合いがみなぎっているのだ。
パワーと言い換えてもいい。
つまり、客はおいしい料理、コック、スタッフからパワーをもらい、
店、コック、スタッフはお客さんからパワーをもらっているという関係。
極端に言ってしまえば、客は料理よりコックやスタッフのパワーを食べているのではないか。

私はもうそんなにパワーを必要としないので本能的に敬遠しちゃうのかな。
あ、でも若いときから行列は嫌いだったしな・・・。

活気があるから人気店なのか、人気店だから活気があるのか・・・。

なあんていうことを考えていると10分ほどで私のランチが到着。
多めのデミグラスソースの上のハンバーグと目玉焼きは小さめで、
皿の脇にはスパゲティ、ナス、ブロッコリー、ポテトサラダが付き、
さらに味噌汁とピリ辛のお新香も付いている。

まずはハンバーグをひとくちパクリ。
うん、おいしい。
いわゆるステーキ店のハンバーグより純度は落ちるが、
キメが細かくとってもジューシーだ。

その後は目玉焼きとからめたり、
ナスを載せてみたり。
7,8分ほどで完食した。

久しぶりにパワーをもらった気がしたランチでした。

ごちそうさまでした。

※画像は記事とまったく関係なく、宮益坂上歩道橋から青山方面を見たところ。







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渋谷駅東口数分の隠れ家的居酒屋ランチへ。(本日のランチVol.11)

2013-03-04 14:46:10 | 本日のランチ
●渋谷区 渋谷2丁目 居酒屋「きくや」

このところ初めて入る地下の店が続いたので、なんだか以前のような恐さはなくなってきた。
というわけで本日も地下の店だ。

「きくや」は渋谷駅東口から徒歩数分。
今をときめくヒカリエの向かって右側、
すしざんまいのさらに右の角の青山通りを左折し数十メートル行った地下の店で、
地上の入口にランチの看板が出ている。
以前から気になっていたのだが、地下へ降りることに抵抗があったため、
入ったことがなかったのだ。

恐る恐る入店してみるとそこはまさに神田か新橋あたりにありそうな居酒屋で、
白木のカウンターには先客が数人。
カウンターの上には冷蔵ショーケースと焼酎の一升瓶がずらりと並んでいて、
天井には短冊に手書きされたメニューがぶら下がっている。
座敷もあるが収容人数はMAX20名ぐらいかな。

「イラサイマセー」の声とともにインド人のような風貌の女店員が注文を聞きに来たので、
私は地上の看板ですでに決めてあった、
「牡蠣フライ定食」¥700(ご飯、味噌汁、納豆または生卵、冷や奴、お新香付き)を注文した。

読みかけの「沿線風景」原武史著(講談社文庫)を読みながら待っていると、
約10分ほどで私のランチが到着。
メインの牡蠣フライは6センチ×3センチほどの小さめのものが5個に、
サザンアイランドドレッシングがかかった大量のキャベツとタルタルソース、洋辛子が付いている。
ご飯は大きめの丼にいっぱいと味噌汁、さらに冷や奴、お新香と、
中学生なら軽くご飯2杯はいけそうな量の納豆だ。

まずは牡蠣フライをいただいてみる。
サイズが小さいのでひとくちで1個まるまるだ。
ん?
タルタルソースはあっさり味だが牡蠣の味もあっさりだった。
その後はご飯とおかずをバランス良く食べるように注意して、
最後の一口で牡蠣とご飯を同時に食べることに成功した。

おかずの数が多く、ご飯の量も多いので非常に満足なランチだった。
ごちそうさまでした。

画像はありません。






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渋谷宮下公園近くの隠れ家的焼肉店へ。(本日のランチVol.10)

2013-03-01 14:37:25 | 本日のランチ
●渋谷区 渋谷1丁目 焼肉「ばりばり亭」

ひゃー、しっかしもう3月になっちゃった。
今日はもしかして春一番みたいな強風だしまいったな。

で、本日ランチに向かった先は宮下公園近くでメトロプラザの明治通りをはさんで向かい側。
渋谷駅方向からだと東急インを過ぎて150メートルぐらい先、の地下。
この一角には小さな店がちょこちょこと並んでいて、
ランチの看板がいくつか出てる。
そのうちの一軒。

当初はメトロプラザのカフェプロントで、
サクサクとナポリタンでも食べようかなあと思ってたんだけど、
ちょっと覗いたら満員。
次に、てん屋の天丼もいいかなあと思ったらそこも満員だった。

で、満員嫌いな私がメトロプラザを出てふと明治通り方向を見たら、
道の向こうに”焼肉”っていう文字が見えたんだ。
ああそういえばしばらく焼肉食べてないなあ。
ま、地下ってことでちょっと躊躇したんだけど、
時間が14:00すぎだったんでもう空いてるかなあと思った。

入店すると店内は意外と広くて30人ぐらいは楽に入れそう。
でも先客は3人。

私はコリアンらしきお姉さんから受け取ったメニューを詳細に検討し、
和風カルビ定食¥980(スープ、ミニサラダ、キムチ、ヨーグルト付き)を注文。
お姉さんはすかさずレンジに火を付けてくれた。

沿線風景(原武史著)講談社文庫をぱらぱらとめくっていると、
ガラガラなせいもあって、あっという間に私のランチが到着。
カルビは結構厚めのものと普通の厚さのものが混ざって全部で7枚ぐらいとタマネギ。
脂は少なそう。
さっそく2枚焼いてみよう。

ジュージューという音とともに、
すぐに焦げ目が付きだした。
まだ赤身が残っているうちにパクリ。
ああ、柔らかくておいしい。
タレは甘めでご飯が進んじゃう。
中学時代だったら一切れで茶碗一杯は軽かったな。

その後はもう怒濤の勢いで、
1枚ずつ、焼いては食べ、焼いては食べ、焼いては食べ・・・。
10分もかからずに完食です。

ああ、おいしかった。

会計を済ませるとお姉さんがハングルの文字の入ったガムをくれた。

ごちそうさまでした。

(画像はありません。)







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