ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

この敗戦が日本のサッカーの本当の夜明けになる。

2010-06-30 17:49:26 | ふと思ったこと。
大いに盛り上がった今回の日本チームの戦いは、ついに終戦となった。
非常に惜しい負けではあったが悔しさより達成感のほうが大きかったのではないか。

思えば戦前は絶望的な状態だった。
世界の評価はもとより、日本人でさえただの1勝も予想する人は少なかった。
それが始まってみれば初戦、ほとんどカメルーンに与えてもらったかのような勝利。
そこからすべてが変わったのだ。
本田選手の運なのか、チーム全体の運なのか、それとも日本という国のもつ運だったのか。

チームには強固な一体感が発生し、それは試合毎に増していった。
デンマーク戦では、1次リーグ全体でわずか3回しか決まらなかったフリーキックのうち2本が決まった。
誰が見てもベスト16に値するチームになった。
自信がさらに彼らを強くした。
マスコミも直前に変更したシステムを批判しなくなった。
やはり勝利がすべてなのだ。

そして昨晩。
やはり南米を3位で勝ってきたパラグアイはしたたかで強かった。
直前の日本ではまったく歯がたたなかったろう。
でも昨晩は負けなかった。
PK戦までは。

この先、システムはどうなっていくのかはわからない。
でも世界から注目されるチームとなった今、
選手達にはあちこちからオファーが届くだろう。
本田、松井、長谷部各選手のように海外でもまれる重要さは明確だった。
ワールドカップに出場していない選手にも注目が集まるかも知れない。
そうしてやがて代表選手のほとんどが海外組で構成される日がくるはずだ。
それは次のワールドカップなのかもしれないし、その時はベスト8以上もみえてくるはずだ。

ま、でも世界も進歩するからなあ・・・。


とにかくみなさんお疲れ様でした。




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今回のワールドカップはどこかおかしい。

2010-06-21 15:13:36 | ふと思ったこと。
昨晩また番狂わせが起きた。
前回優勝の強豪国であるイタリアがニュージーランド1-1で引き分けたのだ。
ニュージーランドの得点は流れの中で獲得したもので、イタリアの得点はPKから。
イタリアはほとんどの時間、主導権を握っているように見えたが詰めが甘く、
決定的なチャンスはあまりなかったようだった。
スター揃いのイタリアに比べて、ニュージーランドには普段銀行員の選手もいるっていう話だし。
やっぱおかしいよなあ。

イタリアだけではなくフランス、スペイン、イングランド、ドイツ、ナイジェリア、カメルーン・・・。
特に欧州の強豪国はどうしちゃったんだろうか?
フランスなんかは内紛でFWが帰ってしまったようだし。

なんとかいうボールと高地開催のせいで、
ゴールの遙か上を通過してしまうシュートの多さやパスミスもあるだろうが、
それはどのチームも同一条件。
ブブゼラがうるさくて掛け声が聞こえないのもそうだ。

もしかすると自国リーグやチャンピオンズリーグの方に力が注がれて、
たまにしか招集されないワールドカップに対するモチベーションが低下しているのかな?
ってことは日本チームには大きなチャンスなんだよね。

なあんて、サッカーはほとんどワールドカップしか見ない私の素朴な疑問。






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先日また歳をとったことを実感する出来事があった。

2010-06-16 14:28:52 | ふと思ったこと。
サッカー日本代表がカメルーンに勝った。
いや、勝ってしまったというべきだろうか。
日本代表は直前の親善試合からの力とほぼ変わらなかった気がするが、
カメルーンはチームとしてのまとまりがまったくなく、
今回これまで見た試合の中ではワーストのゲームだったと思う。
ま、日本が勝てると思っていた人はあまりいなかったわけで、
次の試合への興味を残せたことは良かったと思う。

さて、問題は他人のことではなく自らの問題である。

先日、いつものようにロフト前のプチロードにあるジャズカフェB&Cにランチにでかけた。
店内に先客はおらず、一番奥の席に着席。
私はメニューを詳細に検討し、しょうが焼きを注文するとともに、
セットについているアイスコーヒーを先に持ってきてくれるように頼んだ。

古本屋で購入した「10宅論」隈研吾著(¥200)を読んでいると、
間もなくアイスコーヒーが到着。
私は何気なく、食器の入ったバスケットから割り箸を取り出し、
パチンとふたつに割った。

ん?

あ、いかん。
ストローと割り箸を間違えてしまったのだ。

私はすぐに店員がこちらを見ていないことを確認した。
でもパチンという音は聞かれたかも・・・。

ふぅ。まいいか。

その後、私は割り箸の割れ目を慎重に合わせ、
元通り箸袋の中に納めることに成功。
いつものようにおいしいランチをいただくことができた。










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西荻グルメ探索(その5)格安のうな重をいただく。

2010-06-13 12:18:36 | グルメ
このところ暑い日が続き体力の消耗が激しいうえに、
梅雨が近いらしく湿度も高い。
こうときに限って仕事がバタバタと入ってくるものだ。
そこでちょっとスタミナをつけねばいかぬと向かった先は、
西荻マイロード内にあるうなぎ屋源内。

吉祥寺にはサンロードがあるがお隣の西荻にはマイロード。
どっちが先かわからんが60,70年代らしい安易なネーミングだ。
マイロードは西荻駅から東寄りの高架下にあり、
店舗は西荻らしく地元の店舗ばかりだ。

さて、源内に入店すると、まだ時間が早かったせいもあり、
先客はカウンターにひとりだけで、私たちは奥のテーブルに着席した。
意外に落ち着いた空間だ。
ぐるりと壁面を見渡すと有名人のサインがずらりと並んでいるが、
名前が読めたのはジャーナリストの山根 一眞さんだけだった。
すべてがきちんと額に入れてあるところが好ましい。
私たちはメニューを詳細に検討し、ビールとうな重¥1,280をそれぞれ注文した。

10分後、待望のうな重が到着。
うなぎの体積は小さいが国産らしくしまっている感じ。
ひとくち食べてみると見た目どおり、タレもあっさりとしてとても食べやすい。
じっくり、ゆっくりと味わいながら10分ほどで完食。
これで¥1,280は安いのではないか。

その後はもちろんダンテのコーヒーを飲みに行くのだが、
道路が狭くクルマの交通量が少ないため、
途中の居酒屋が、どこも入り口をオープンにしてある開けっぴろげなところが、
なんだかとてもアジアンチックで西荻らしかった。

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いよいよワールドカップが始まる。

2010-06-07 23:20:42 | ふと思ったこと。
スポーツの中で最も単純なものは陸上の100メートル走だろう。
なんの道具も使用せず、ルールも単純明快。
恐らく人類が誕生するとともに、その生存本能あるいは闘争本能により、
走らねばならない状況から始まった競技だろう。

では道具を使うスポーツで最も単純なのものは何か。
それはサッカーだろう。
もしかすると走るということを始めたと同じ頃に、
やはり本能的に、原っぱや河原に転がっている石などを蹴り始めたのかもしれない。
このスポーツのルールも単純明快。
それが世界中で愛されるスポーツとなった理由である。

シュートを決める。
この本能的で快楽的な行為を、
強豪といわれる国々の選手達は、
なるべく単純に行おうとしているように見える。
いっぽう日本の選手達はどうか。
日本の選手はその単純な行為をなるべく複雑に複雑に考えているのではないか。

今週末、いよいよワールドカップが始まる。






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