ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

50代後半からのロードバイク挑戦!(その8)前傾姿勢が大変

2014-09-30 15:45:39 | ロードバイク
●その8 やはり前傾姿勢が大変。

あーあ、買っちゃった。

ママちゃりの前カゴに真新しい空気入れ積んでの帰宅途中、
もうすでに前傾姿勢に対する心配が脳内を巡っていた。

どうみてもきついよなあ。

ロードバイクに乗るために毎日ストレッチが必要かな。

いやあ、体幹とか腹筋・背筋の筋トレが必要なんじゃないかな。

いやいや、しょっちゅう乗ってればだんだん身体ができてくるよ。

私の中の慎重派の意見は楽天派の意見に一蹴された。


そんな折り、小道をチャリで走ってきた若い女性がこちらの走る大通りの歩道に合流する際、

まったくこちらを見ずに曲がってきて、何事もないように進んでいった。

おいおい!

あぶないぞー!

私とは15メートルぐらい距離が離れていたので、
とても聞こえないような小声で注意した。

ああいうチャリがいっぱいいるから自転車の地位が低いままなんだよなあ。

やっぱ免許制にするしかないのかな。


さて、つぎの天気の良い週末にバイクを引き取りに行くと伝えてきたが、
週末は天気が悪そうだったし、仕事も忙しかったのでヘルメットなどを見つける暇がなかった。
ところが天気は回復に向かい、どうやら快晴になる模様。
あらら、しかも大安だよー。
こりゃあ行くっきゃないな。

一応、Power Kに連絡を入れると、すでに用意はできてるとのこと。
足りないグッズもあそこで買えばいいや。

当日はまさに快晴の大安で絶好の納品日和。
ホントは午前中に行きたかったが所用のため午後になってしまった。

青梅線で昭島まで行き、駅前の銀行で現金を用意。
モリタウンの中を通過し、Power Kに到着した。

「こんにちはー!」
自転車をとりに伺いましたー!」

「いらっしゃいませ!お待ちしてました!」

と、ママチャリならここですぐに乗って帰れるのだが、
ロードバイクはそうはいかない。

「では各部の微調整をしますのでお付き合いください。」

「あ、はい。」

身長はこの間測ったが、この日は股下、腕の長さ、座高などを測り、
それに沿って各部の微調整が行われ、ちょっと調整するたびにサドルにまたがっての確認が繰り返された。

チャリの調整が終わった後は足りないグッズの購入だ。

「えと、サドルバッグと、携帯用空気入れと、予備チューブ、ボトルホルダーもください。」

ヘルメットはいい感じのやつがあったんだけど、色が気に入らなかったので他店で探すことにした。

で、選んだグッズはバイクに取り付けてもらった。

ふぅー。

すべてが終わったときには入店から1時間半が過ぎていた。

ああ、もうこんな時間!

あんまり遠くへは行けないなあ。

「どうもありがとう!」

私はおニューのバイクにまたがり、きつい前回姿勢をとりながらフラフラと帰途についた。

ま、せっかくだから横田基地でもまわってみっか。

昭島から拝島駅前を通り、五日市街道を立川方面に向かう。
いやあ、五日市街道は舗装が悪いね。
道路端のアスファルトが丸く盛り上がっててバイクが跳ねちゃう。
クルマも多いし最悪だ。

で、熊川武蔵野交差点を左折。
基地の周りをぐるりと回る道に入った。

ああ、この道は気持ちがいいな。

でも基地の中を走れればもっとずっと気持ちいいだろうなあ。

気持ちよさとは裏腹に、前傾姿勢による首・肩の痛みがうっすら襲ってきた。

※画像は横田基地北端のフェンス。運転を誤って突っ込んだわけではない。












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50代後半からのロードバイク挑戦!(その7)ついに購入

2014-09-28 14:31:58 | ロードバイク
●その7 ついに購入。

昭島のPower KでTrek1.1の在庫を確認してもらうと、
店にはないのでメーカーに聞いてみるとのこと。
するとメーカーにもなく、店頭の現品ではどうかという。

えっ?
あれしかないんだ。
最後の1台が俺を待っててくれたのかな。

「あの、もちろんキズとかないですよね。」

「あ、もちろん大丈夫です。」

「そうですか、じゃあ、あれでもいいかなあ。」

30秒考えた末、

「じゃあ、あれください。」

ジャジャーン!

ついに買ってしまった。

しかしこの日はママチャリだったのでそのまま乗って帰る訳にもいかず、
後日あらためて来ることにした。

バイク本体は¥92,000(税込み)で、
現金だと5%分のグッズをくれるという。

ロードバイクに必要なグッズはいろいろあり、
あちこちにあるバイクショップで探そうかなとも思ったが、
5%分のサービスもあるし、とりあえず最低限必要なものだけはこちらでお願いすることにした。

1)鍵
とりあえずこの時は長さ50センチぐらいのものを選んだが、
後で調べると車輪二つとガードレーを一度に繋ぐのがいいみたいで、
もっと長くても良かったかも。

2)ライト
夜はあまり走る気はしないんだけど、
万が一暗くなってしまったり、昼間でもトンネル内を走るときには必要かなかなと思って、
前後のライトを選んだ。(後ろは赤色)

3)空気入れ
ロードバイクのタイヤは細くてチューブに入る空気の量が少ないため、
しょっちゅう空気圧を点検する必要があるという。
で、バルブの形がママチャリ(米式)とは違う(仏式)ので、
空気圧メータ式のものを選んだ。

この日選んだのはここまで。
後はヘルメット、手袋、工具、替えのチューブ等も必要だ。

「では次の週末、できれば天気のよい大安の日にとりに来ます!」

という訳で空気入れだけをママチャリのカゴに入れて帰路に着いた。

※画像は本文に関係なく青梅インター付近の牧場のウシ。




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50代後半からのロードバイク挑戦!(その6)昭島のショップへ

2014-09-26 16:06:33 | ロードバイク
●その6 いざ昭島へ。

いよいよ昭島のPower Kへ行くことになった。
当日の日曜日は快晴。
絶好のサイクリング日和だ。

自宅からママチャリで横田基地沿いの国道16号線を快調に進む。
歩道は商店街の前で走りずらいため2車線の車道の一番左端の路側帯を走った。、
クルマの数は多いが道幅が広いためストレスはまったくない。
(いつもそうだけどクルマから見れば邪魔だったかもしれない。)

その後は拝島駅前を通過し、八高線のガードをくぐって青梅線沿いに進んでいった。
そしておよそ30分後モリタウンに到着。
お目当てのPower Kはトイザらスの向かいにあった。
おおっ、着いたあ!

恐る恐る入店してみると、あるわあるわTrekだらけだ。
当たり前か。

でも¥200,000、¥300,000とか高いのばっかり。

・・・。


ここにも1.1はないのかな?


するとスタッフが声を掛けてくれた。

「何かお探しですか?」

「あ、はい。」
「あ、あの、ロードバイクを始めたいんですけど、
初心者で良くわからないものでちょっと拝見させてもらっていいですか?」

福生の2軒の時と同じように答え、周りをキョロキョロ。

するとスタッフはロードバイクの説明をしてくれた後、
私の目的などを尋ね、「良かったら試乗してみますか?」とのこと。
私は二つ返事で「ぜひお願いします。」と答えた。

試乗車は1.1より2つぐらい上のモデルだったと思うが、
ライディングポジションなどを調整と操作の説明後、
店の前からのショッピングセンター周辺の試乗コースを教えてくれた。

さあ、試乗だ!

やはり福生の時のように前傾がかなりきつい。
ああ、やっぱつらいなあこの姿勢。

ひとつ目の角までは歩道を歩行者のようなスピードでフラフラ進んでみたが、
そこからはギアをチェンジしてみる。
おおっ!速い!

あっという間に次の角に到着。

じゃ、ちょっと車道を走ってみっか。

まだフラフラするけどどんどんギアをチェンジしてスピードに乗る。
うわー!速いぜ!

でも道路の凹凸が手に取るようにわかるね。
まるでバネのないゴーカートに乗ってるみたい。

そして最後の角からはほぼロードバイクらしいスピードで走ることができた。(と思う)

ふう。

ヒヤヒヤしたけど気持ちよかったあ。
やっぱママチャリよりはパワーロスがめっちゃ少ない感じ。
しかもギアがたくさんあるから、坂道でも楽だろうなあ。
でもあのポジションはつらいよなあ・・・。

スタッフにそんな感想を伝え、ふと入口の方を見ると
先ほどは気づかなかったが1.1らしきバイクを発見した。

おっ!見ーっけ!
1.1だあ。
しかも白。

「スタッフにあれは何ですか?きれいですねえ。」と伝えると、
「ああ、あれは1.1です。価格は安いけどバランスが良く、
初心者の方にはピッタリですよ。」とのこと。

さらに、「最初は性能とかよりもデザインや色で決める方が多いんですよね。」

そうか、やっぱりそうか。
みんなそうなんだよな。

もうこの時点で私の心はほぼ決まってしまった。

「あ、あの、あれの在庫はありますか?」

私もついにロードバイクのオーナーになる日が来たのだ。

※画像は本文に関係なく圏央道青梅インター付近。

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50代後半からのロードバイク挑戦!(その5)どこで買おう?

2014-09-26 12:38:36 | ロードバイク
●その5 どうしよう?どこで買おう?

福生の2軒目のバイクショップYでTrek1.1と言うバイクに見せられた私は、
またネットでいろいろ調べてみた。

その結果、Trekはアメリカのバイクメーカーで、
ツールドフランスなどに出場するような選手も使用している大きなメーカーであることや、
1.1はその中で一番安いモデルであることがわかった。
スペック的には重量は書いてなかったけど、
ギアは2×8=16でママチャリの5倍付いている。
色は赤と白があるけどやっぱ白だよなあ。

さらに福生から3つ目の昭島のモリタウンというショッピングセンターに、
Power KというTrek専門店があることがわかった。
ここならうちからは6kmぐらいなのでチャリでも行ける。
福生の小さな個人店にはなかったけどここならあるんじゃないかな。
いろいろ説明してくれた2軒には悪いけどちょっと見に行ってみようかなあ。

Bianchiも捨てがたいけど、大きな店は表参道になっちゃう。
そこで買っても乗って帰ってこられないし、アフターも大変そう。

よーし!
次の日曜日は昭島へ行くぞ!

昭島に出撃する前日、良い天気だったのでママチャリでまた出かけることにした。
行き先は青梅の北側方面。
以前クルマで走った時の交通量の少なさを思い出し、
チャリに向いてる道なんじゃないかと思ったのだ。

青梅街道を東青梅まで行き、成木街道入り口を右折。
ゆるやかな上りを進むと頂上からは500メートルぐらいの急な下りになる。
反対車線は登坂車線が設けられているほどの急坂だ。

ひゃー!
気持ちいい!

ママチャリでも50kmは楽に出ていただろう。
途中で車体がバラバラになりそうな感じがして怖くなり、
そっとブレーキをかけてしまった。
下りは気持ちいいけど登りたくないね。

そして黒沢2丁目を右折し、小曽木街道をずんずん走る。
いやあ気持ちいい!
すごく楽ちんだな。
かすかに下ってるのかな?
でも結構なスピードで走ってるところをロードバイクに抜かれちゃった。

で、あっという間に岩蔵温泉に到着。
温泉に入りたい気もするけどまだ午前中だしこのまま帰ろっと。

で、岩蔵街道を青梅インター方面へ。

途中けっこう急な上り坂があってママチャリの3速ではきつくなり、
ついに降りて歩いてしまったんだけども100メール足らずで頂上だった。
もう少し頑張れば良かったなあ。
後からわかったけど笹仁田峠っていう峠だったんだな。

さあ、明日は昭島だ。






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50代後半からのロードバイク挑戦!(その4)やたらに買えない

2014-09-25 12:55:45 | ロードバイク
●その4 ロードバイクはやたらに買えないことが判明。

目当てのバイクをネットで数種類見つけた私は近所の販売店に行ってみることにした。

福生市にはロードバイクを扱う店が3軒あるようだが、そのうちKは45年ほど前に自転車を買った際、
自宅縁側に駐輪していたところをひと月で盗まれてしまったことがあるため、
なんだかいまだに印象が悪くてパス。(全然自転車屋さんのせいじゃないと思うんだけどゴメンなさいね。)

まずは駅から数分のHへ行ってみようか。

こちらのHPを拝見すると親子で店をやられているようで、
お父さんは元ロードレースの選手だった模様。
私のお目当てはBianchi VIA NIRONE 7ALUだ。

天気の良い日曜の午前、恐る恐る入店。
お父さんはなにやらメンテナンス中で傍らには息子さんが作業を見守っていた。
「ちょっと見させてください」と声を掛け2階のロードバイクコーナーに上がってみると、
展示車が15台ほど並んでいて、Bianchiもあった。

おおっ、これかあ。

でも色は渋いブルーだなあ。

この時点で私の中では機能よりもデザイン重視、
色は白がいいのではないかと思い始めていた。

数分後、息子さんが2階に上がってこられた。

「何かお探しですか?」

「あ、ハイ。あの、ロードバイクが欲しいのですが、
初めてで何もわからないものですからちょっと拝見させてください。」

「ちょっとどんな感じか乗ってみますか?」

「あ、はい。」

息子さんは私の身長に合いそうなグレーのバイクを棚から下ろし、
サドルにまたがらせてくれたが、
そのポジションは思ったよりもかなり前傾姿勢がきつかった。
さらにサドルも小さくて固く、すぐに尻が痛くなりそうだ。

「うわあ、結構きついですね。」

「慣れれば大丈夫ですよ。」

「この中ではBianchiがいいんですけど、できれば白がいいなあと思うんですけど注文するといつになりますか?」

「今ちょうど入れ替えの時期になってまして、こちらのBianchiは半年前に注文したものなんですね。
白を注文すると半年後になる可能性がありますねえ。」

「えっ?そうなの?」

ロードバイクっていうのは欲しいものがすぐ買えるわけじゃないんだねえ・・・。

で、次週。

今度はHからほど近いYへ行ってみた。

こちらは40代ぐらいの青年がひとり。

「あの、ロードバイクを始めようかと思うんですけど、
何もわからないものですからちょっと拝見させてください。」

「あ、どうぞどうぞ。」

狭い店内にはちょっとマニアックな感じのバイクが10台ぐらい並んでいたが、
私のお目当てはなかった。

気さくな感じの青年は数社のカタログの中から初心者向けのバイクを示し、
丁寧に説明してくれたが、私はその中の1台のバイクに惹き付けられた。
それはTrek1.1というバイクだった。

まあ元々目当ての中にもTrek1.2というのが入っていたが、
こちらは2015年モデルらしく、白いボディーが美しかった。
価格も¥92,000と予算内だ。

「これはきれいですね。」

「そうですね。機能的にも去年のモデルよりバランスが良く乗りやすくなっていますよ。」

「あの、これを注文したらいつ頃入りますか?」

「えーと、今、ちょうど今シーズンの入れ替え時期になっていまして、
メーカーに在庫があればひと月後ぐらいですかね。」

ああ、やっぱすぐには買えないんだねえ。
特に個人経営の店では在庫を抱えるリスクがあるわけだし
できれば試乗もしてみたかったんだけどとても無理だよねえ。

いやあ、ロードバイクって買うのも難しいんだねえ。

※画像は本文には関係なく、奥多摩の帰り道。







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50代後半からのロードバイク挑戦!(その3)何を買えばいいのか

2014-09-25 11:43:31 | ロードバイク
●その3 さて何を買えばいいのか?

奥多摩以来、私の脳内はどんどんロードバイクに浸食されていき、
ヒマさえあればネットで検索をしてみた。

「ロードバイク 初心者」

「ロードバイク おすすめ」

「ロードバイク 必需品」・・・。

そして、当たり前だが自分のなかで何を目的にロードバイクに乗りたいかを分析してみた。

ロードバイクならもっと速く走れるだろう。

ロードバイクならもっとラクに遠くまで行けるだろう。

ロードバイクならカラダが引き締まり健康になれるだろう・・・。

さらに、もういい歳だし、元々たいした運動もしてこなかったし、
体力もないのでレースに出ることはないだろう。

凝り性ではないので部品をアップグレードしたり改造することもないだろう。

走れる日は土日しかなく、雨の日や夜間は危ないので乗らないだろう。

冬は寒いのでバイクはやめて歩くことをメインにしたい・・・。

それじゃあ、ロードじゃなくてクロスバイクでもいいんじゃないのか?
ロードならママチャリの延長みたいな姿勢で乗れるし、
ギアもいっぱい付いてる。

でもこの件を友人に尋ねると、
クロスバイクはハンドルが真っ直ぐだから持つ場所が一定になっちゃうけど、
ロードはハンドルを持つ場所がいろいろ変えられるので疲れにくいよ。という答え。

ううむ、ううむ。

不景気でお金もないので予算は¥100,000ぽっきりしかない。

で、気になったバイクは以下の通り。

1)GIANT DEFY3 ¥100,000

2)FELT Z95 ¥94,290

3)Trek 1.2 \110,250

4) Bianchi VIA NIRONE 7ALU \83,000

これを友人に伝えるとどれも良いんじゃないかとのことだったが、
できれば家の近所で買った方がメンテナンス等が便利だよ、とのこと。

そりゃあそうだよなあ。

でも近所にロードバイクを扱ってる店なんかあるのかな。

※画像は本文とは関係ない羽村の堰。









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50代後半からのロードバイク挑戦!(その2)ママチャリで奥多摩へ

2014-09-24 13:44:52 | ロードバイク
●その2 ママチャリで奥多摩へ

ママチャリで御岳へ行き、その爽快感を味わった私は、
ロードバイクというものに興味を抱きだしたが、まだ購入する意欲は湧かず、
単にまた爽快感が味わいたくなった。
ところが週末はずっと天気が悪く、また用事があったりして8月末になってしまった。

初回の御岳は結構ラクで筋肉痛も残らなかったため、
2回目は奥多摩駅まで行ってみることにした。
福生の自宅からは片道35kmぐらいかな。

歩くときもそうだが、最初の1時間ほどは調子が出ない。
膝を気にしたり、呼吸を気にしたり、
15分ほどでカラダの芯が温まり、膝が気にならなくなり、
ようやく調子が良くなってきたなあと時計を見ると1時間が経過しているといった案配で、
つまり通勤など20,30分の歩きではいつも調子が出ずに終わっているということ。

それはママチャリでも同様のようで、
最初の15分がめっちゃつらい。
ほんのわずかな上りが大変で、
こんな風で果たして奥多摩までたどり着けるのかという感じ。
自宅から25分ほど走って小作から吉野街道に入った頃からようやく調子が上向いてきた。

この道は御岳の帰りに通って走りやすかったため今回は往路に選んだのだ。
その後は快調に走っていたが、梅郷の手前あたりの上りで疲労が来た。
やっぱり3速じゃ足りないよな。
せめて7,8速欲しいなあ。

さあ休憩!

セブンイレブンでガリガリくんを補給し、3分後出発。

いやあ、この道やっぱいいわあ。
走りやすいしクルマも少ない。

で、順調に御岳を通過し古里付近で青梅街道に合流。
角のセブンイレブンで2回目の休憩。
すると駐車場にロードバイクの先客が2名。
歳は私より一回りは若そうだが相当お疲れのようだ。

私は思いきってお二人に声を掛けてみた。

「あのう?どちらからいらしたんですか?」

「ああ、地元なんですよ。
青梅近辺を走ってるんです。」

「ああ、そうですか。
私はママチャリで福生から来たんですけど、
自転車で気持ちよく走れる道はなかなかないですね。」

「ああそうですね。
でも多摩川リバー53みたいな道は、
クルマはいないけど歩行者とランナーと自転車が混在してるからかえって危ないんですよねえ。
僕らは普通の道(車道)の方がいいですね。」

私も何度か歩いたことがあるが同意見だ。

さらに、地面に倒してあるロードバイクは素人が見ても一目でカーボンだとわかる高級品のようだったが、
メーカーもまったくわからなかったので、「そういう自転車はやっぱり20万とかするんですかねえ?」
と聞いてしまった。(今はなんとなく40,50万以上はしそうなことがわかるようになった。)

彼らは苦笑しながら、「いやあツーリング仲間には100万以上のに乗ってる人もいますよ」とのこと。

うひゃあ、クルマが買えるよ。

「じゃ、ちょっと奥多摩まで行ってきまーす!」

そこからは傾斜はそれほどでもなかったが長いトンネルがあり怖かった。

で自宅を出てから2時間半後、奥多摩駅に到着。

ふう、着いたあ!

ママチャリでも奥多摩まで来れるんだあ!

さらに奥多摩湖まで行ってみようかともチラッと思ったが、
トンネルが何カ所もあることを思い出し、
先ほどのトンネルの恐怖が行くことをためらわせた。

結局駅前の食堂で蕎麦を食べて帰路へ。
前回同様、当然のことながら下りが多くラクだった。




















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50代後半からのロードバイク挑戦!(その1)始めたきっかけ

2014-09-24 12:01:26 | ロードバイク
●その1 ロードバイクを始めたきっかけ

私は10年ほど前から健康維持のために歩くことを意識してきた。
毎日1万歩以上を目標に、通勤を含めわざと遠回りをしたり、
休日には4,5時間、20km以上歩くこともある。

しかし問題は暑さで、一生懸命歩けるのは11月から4月ぐらいの間。
5月から10月は気温が高く15分も歩けば汗だくとなってしまうため、
通勤には自転車を使用するようになり歩数は激減する。

体重は歩数に比例するように冬と夏では5kg程の差ができてしまうので、
数年前から暑い時期の運動をいかに確保するかが課題だった。
そしてその課題をクリアする方法を親しい友人が示してくれた。
それがロードバイクである。

私とさほど歳が変わらぬ友人は、
数年前に年齢から来たと思われる体調不良に悩まされていた。
そこで私が提案したのは歩くことだったのだが、
彼はロードバイクを購入した。
彼は毎日の通勤にロードバイクを使用するようになり、
今では北海道や四国などあちこちへ輪行(鉄道で自転車を運ぶこと)するまでになっている。
以前よりカラダは締まり体調もすこぶる良さそうだ。

実は彼には前からロードバイクを勧められていたのだが、
都内では自転車の走行環境が悪く、
気持ちよく走れる道路が少ないことを感じていたのでずっと敬遠していた。

しかし7月の終わりの休日に酷暑の日があり、
試しにママチャリでちょっと涼しいところへ行ってみようかと思った。

私は人生で20分以上自転車に乗ったことがなく、
ママチャリは10年ほど前に購入した内装3段。
ま、疲れたら休憩すればいいさ。
レッツゴー!

向かった先は福生の自宅から御岳方面。
青梅街道を行けば片道25kmぐらいかな。

走り出して20分、自宅からたった5kmほど走っただけで滝のような汗が流れ出した。
たまらず河辺駅近くのセブンイレブンで1回目の休憩。
ポカリスエットを半分のみ3分ほど休憩して出発。

歩道は意外にでこぼこが多く走りにくいので車道をひたすら走る。
20kmぐらいは出ていたと思うがロードバイクにバンバン抜かれてしまう。
ああ、楽そうだな。

青梅市街では道幅が狭くクルマが多いのでちょこちょこ歩道を走った。
市街を抜けるとゆるやかなカーブととともに上り坂が現れる。
ハアハアハアハア。

ゆるく長い上りは疲れるが下りは爽快だ。

1時間ほど走ったセブンイレブンで2度目の休憩。

ガリガリくんの梨味がおいしい。

そして1時間半後。
ようやく御岳駅に到着した。

ふぁあ涼しいな。

橋を渡って「いもうとや」付近の川岸に降りてみる。
鬱蒼とした林の中はさらに涼しく別世界だ。

チャリでもここまで来れるんだな。

疲れは意外に少なく達成感の方が大きかった。

帰路は下り坂が多く楽ちんだったが、
自宅まで残り3kmほどの急な上りで両ふとももが吊ってしまい。
歩道に寝ころんでストレッチをして難を逃れた。







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