ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

西荻グルメ探索(その5)格安のうな重をいただく。

2010-06-13 12:18:36 | グルメ
このところ暑い日が続き体力の消耗が激しいうえに、
梅雨が近いらしく湿度も高い。
こうときに限って仕事がバタバタと入ってくるものだ。
そこでちょっとスタミナをつけねばいかぬと向かった先は、
西荻マイロード内にあるうなぎ屋源内。

吉祥寺にはサンロードがあるがお隣の西荻にはマイロード。
どっちが先かわからんが60,70年代らしい安易なネーミングだ。
マイロードは西荻駅から東寄りの高架下にあり、
店舗は西荻らしく地元の店舗ばかりだ。

さて、源内に入店すると、まだ時間が早かったせいもあり、
先客はカウンターにひとりだけで、私たちは奥のテーブルに着席した。
意外に落ち着いた空間だ。
ぐるりと壁面を見渡すと有名人のサインがずらりと並んでいるが、
名前が読めたのはジャーナリストの山根 一眞さんだけだった。
すべてがきちんと額に入れてあるところが好ましい。
私たちはメニューを詳細に検討し、ビールとうな重¥1,280をそれぞれ注文した。

10分後、待望のうな重が到着。
うなぎの体積は小さいが国産らしくしまっている感じ。
ひとくち食べてみると見た目どおり、タレもあっさりとしてとても食べやすい。
じっくり、ゆっくりと味わいながら10分ほどで完食。
これで¥1,280は安いのではないか。

その後はもちろんダンテのコーヒーを飲みに行くのだが、
道路が狭くクルマの交通量が少ないため、
途中の居酒屋が、どこも入り口をオープンにしてある開けっぴろげなところが、
なんだかとてもアジアンチックで西荻らしかった。

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西荻グルメ探索(その4)老舗ラーメン店で極上の一杯をいただく

2010-04-23 22:25:05 | グルメ
ふぁあ、しっかし今年の天気はまさに異常で、
前日と15度も気温に差があるとカラダがついていけましぇん。
もうすぐゴールデンウィークだというのに、
今日もまた最高気温は10度に届かず非常に寒かった。
こんな日はやはりあったかいものをということで、
向かった先は西荻南口駅前のラーメン店「丸福」。
あちこちのラーメンブログに書かれている有名店だ。

ここはずーっと前から気になっていたんだけど、
外から見ると3,4人しか座れないような小さなカウンターがあるだけで、
いつも2,3人の客がいて、小心者の私は入れなかったのだ。
本日も先客が2人いたのだが、意を決して入店。
すると2階もあることが判明。
なあんだ、もっと早くのぞいてみればよかった。
私は数少ないメニューを詳細に検討し、中華そば大盛り(¥780)を注文。
その後に来店する客はみんな2階に上がっていき、
ワンタン麺と餃子を注文する人が多いようだ。

さて、いよいよ私の中華そばが到着。
見た目はやや濃いめのスープの醤油ラーメンで、
表面にはモヤシと挽肉が載っている。

まずはひとくちスープを飲んでみる。
お、うまい。
ほとんど見た目どおりの濃いめの醤油味なのだがマイルドでこくがある。
麺は中太で素直な感じ。でも麺自体にもこくがあるのかな。
シナチクも良し、チャーシューもいい味で、
水っぽいのではと心配していたモヤシもスープに良く合っているようだ。
大盛りの量も心配していたほどではなく無事完食することができた。
ただ、スープの濃度が麺を食べている時にちょうど良かったため、
残ったスープはやや濃く、すべてを飲み干すことができなかったのは残念。

私はラーメンマニアではないが、一応基準とするラーメンがあり、
それは西八王子の「トモエ」、福生の「いぬい」、荻窪、吉祥寺の「春木屋」で、
いずれもシンプルな醤油ラーメンである。
あちこち食べてみてもなかなかこの3店に匹敵する店は見つからないのだが、
今回の丸福は久しぶりにそれに近いおいしさを感じることができた。

食後はいつものダンテに行き、ブラジルをダブルで注文。
非常に満足な夕食だった。


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吉祥寺のど真ん中でお得なイタリアンのディナーをいただく。

2010-04-04 22:52:58 | グルメ
非常に寒い今年の東京にも桜が咲く季節となり、
我が吉祥寺にも、井の頭公園を目指す人々が大挙して押し寄せるようになってきた。

その晩はなんとなくイタリアンを食べたい気分だったので、
知人のすすめで、吉祥寺のど真ん中にありながらこれまで行ったことがないところにしてみた。
場所は元三浦屋の3階で、店の名はla Creatura(ラ クレアトゥーラ)。
ランチには行列ができるほどらしいが、日本人にはちょっと覚えにくい名前かもしれないね。

さっそく入店してみると、やや暗めの照明の中、60,70人ほどが入れそうな店内はすでに7割ほどが埋まっており、
イタリアンなざわめきに包まれる。
私たちはメニューを詳細に検討し、¥1,680のコース(パスタなどが選べる)とグラスビールを注文。
ウエイトレスの元気さと清潔で広めのテーブルが好ましい。
その後、私たちがビールを飲みながら料理を待つ間にも続々と来客があり、
あっという間に満員になってしまった。

さて、いよいよ前菜とサラダとパンが到着。
味も量もまあまあだ。
次にパスタが到着。
私はペペロンチーノ、友人はトマト味。
どちらもやや甘めながらあっさりとして食べやすい。
隣のテーブルではタバスコを頼んでいる人がいた。

と、ここまでは非常に好印象だったのだが、
満員で見落とされてしまったのかこの後のデザートがなかなか来ず、
ちょっとイライラしてしまったのはマイナス。
ようやく到着したティラミスとコーヒーもまあまあだった。

すべてがまあまあのお手軽コースだったが、とにかく¥1,680という値段はお得だろう。
店を出るときには待っている人もいた。










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西荻グルメ探索(その3)駅前なのに場末のような中華料理店

2010-03-26 23:41:49 | グルメ
西荻は東京23区においては最も西にあるJRの駅で、
中央線沿線の中でも非常に地味で小さな町だと思う。
しかし乗降客は意外に多く、
夕方改札を出たところで友人を待っていると、
ほぼ3,4分ごとに到着する電車からは、それぞれ名寄の丸1日に匹敵するような人数が降りてくる。
東京というところはなんと人が多いのだろう。(私も東京出身ですが。)

さて、今回のメインはダンテのコーヒーを飲むことだった。
ダンテはその日の客の入り次第で8時半前後に閉店してしまうようで、
その前にサクサクっとすませようと思っていた。
駅から徒歩5分ほどの洋食屋など2,3軒の候補はあったのだが、小雨が降り出したので急遽変更。
なるべくダンテに近いところでどこか適当な店はないかと探してみると、
駅前のアーケードの中に中華料理店を発見。
初めてだが入ってみることにした。
店の名は桂花飯店。

入店すると明るい店内にはカウンターに先客がひとり、私たちはふたつあるテーブル席の片方に座った。
どうやら2階もあるようで、宴会なども行われるらしい。
私はメニューを詳細に検討し春巻きとチャーハンを、友人は担々麺を注文した。
あ、ついでにビールもね。

しっかしあれほどの乗降客がいる駅前の中華料理店なのに、この場末のような雰囲気はなんなんだろう。
吉祥寺であれば信じられないことだし、これが西荻のいいとこなんだよなあ。
頭上のテレビでセリーグの開幕戦「巨人-ヤクルト」をビールを飲みながら見ていると、まずチャーハンが到着。
盛りつけはきれいではないが、たっぷりしたボリュームでエビがふたつちょこんと載っている。
さっそく食べてみると、それなりに中華料理店のレベルだ。
まもなく友人の担々麺が到着。
青菜がたっぷりと入った割とあっさり系だがやはりけっこうなボリュームで、
辛さはあまりないがしっかりとしたスープが好ましい。
次に春巻きが到着。
ソースにはケチャップとマスタードが添えられまるでフランクフルトのようだったが、
春巻きの具もちゃんとした味付けでおいしかった。

食後はお目当てのダンテへ。
ダブルサイズのブラジルを飲みながらゆったりとした時間を楽しんでいると、
週末とあってお客さんが次々と入ってくる。
この日の閉店はかなり遅くなりそうだった。







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西荻グルメ探索(その2)奇跡の定食屋

2010-03-05 15:44:03 | グルメ
西荻が吉祥寺と大きく異なるのは道路の狭さだろう。
駅の東側を南北に貫く通りだけがバスがまともに走れる幅で、他の道は自家用車でさえすれ違うのが大変だ。
でも、そのため人が安心して歩ける道ばかりになり、それが心地良いのだ。

さて、今回はなんとなく定食が食べたい気分だったので、まずネットでいろいろと検索してみたところ、
ロンドンという店がひっかかった。
あちこちのブログに写真が出ているすき焼き定食がおいしそうだったのだ。
週末で雨が降る寒い夜、私達はそこへ行くことにした。

南口駅前の喧噪を抜け高架沿いを吉祥寺方面に向かう。
右手に古本屋の大きな看板が見え、もうそろそろかなと思うが
ちょっと新しめのマンションがあるだけでそれらしき店は見あたらず。
もしや取り壊されてマンションになっちゃったのかな?
すると友人がそれらしき店を発見した。
おお、ロンドンだ。

遠くから見ると店内の煌々とした明るさで分からなかったが、入口に立つと外観は相当くたびれていた。
私は意を決して曇りガラスの引き戸を開け入店。
小さなカウンターとテーブルのみの店内に先客は誰もおらず、良く見るとカウンターの中に小さなおばあさんが一人。
かなり高いソプラノでいらっしゃーいと声をかけられた。
ううむ。
店内をぐるりと見回すと、まるで3,40年ほど前にタイムスリップしたようで、
西荻はこういう店でも生き残って行けるからいいんだよなあと、
なぜか吉祥寺パルコのそばにあったタマゴ屋さんを思い出した。

壁面にずらりと貼ってあるメニューから、私はもちろんすき焼き定食¥800を、友人は中華風茄子炒めを注文した。
ついでにビールを頼むと、おばあさんはカウンターから出るのが大変らしかったのでこちらで取りに行く。
つまみにはちくわキュウリが山ほど。
20分後、まず茄子炒めができたのでカウンターへとりに行く。
さらに5分後、いよいよすき焼き定食の完成だ。
豆腐、しめじ、しいたけ、ネギ、しらたきなど大きめの鍋にはたっぷりと具が入っており、肉は豚肉だった。
生卵を解きほぐしさっそく一口いただいてみると、タレも上手に作られておりとてもおいしい。
おばあさん、やるなあ。
でもちょっと肉の量が多すぎるようだ。

15分後、常連さんらしき人が入店。
雑誌を手にカウンターに着席しおばあさんと雑談を始める。
さらに15分後、友人がとうに食べ終わった後、私もなんとか完食。
食器をカウンターに返すとともに、ダスターでテーブルを拭いた。
セルフサービスだな。

おばあさん、いつまでも元気で頑張ってね。

また今回も西荻の良さと奥深さを味わうことができた。


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西荻グルメ探索(その1)格安ステーキと老舗喫茶店

2010-01-29 22:47:48 | グルメ
先週末吉祥寺で300g¥1,050のステーキを食べ、エネルギーが満ちあふれるのを感じた私は、
この1週間で消費してしまったエネルギーを再びステーキのパワーで取り戻そうと思った。
もう少し高価でも良いからおいしいステーキはないかとネットをいろいろ検索した結果、
お隣の西荻にある「Kimurakan」という店がひっかかった。
西荻にはキャロットという超格安の有名店がありネットにやたらと出てくるのだが、
どうもこの店はこの間の吉祥寺のステーキ屋と同様に若者向けのようで敬遠した。

西荻北口を出て斜め西の方向へ歩き出すがなかなか店が見つからない。
300メートルほど歩いたところでもう1本線路寄りの道だったことに気づきようやく店を発見。
近くのキャロットには行列ができており、並んでいるのはやはりすべて若者だった。

さて、入店したが先客はおらず、金曜のこの時間に誰もいなくて大丈夫なのかとちょっと心配してしまう。
店内は明るくゆったりとした感じで壁面やテーブルには年期が入っている。
私は素人っぽいマスターからメニューを拝見し、
和牛ステーキ200g¥1,650(サラダ、ライス、みそ汁、コーヒー付き)を注文した。
まずは結構なボリュームのサラダが出てきたのだが、非常に新鮮でドレッシングもおいしくあっというまに完食。
さらに10分後、ジュウジュウという音とともに鉄板皿に載ったステーキが到着した。
でかっ!
200gを注文したのだが面積はこの間の300gぐらいあり、人参やフライドポテトなど付け合わせもたっぷり。
ご飯も山盛りみそ汁も具沢山で小さなおしんこも付いていた。
私は一瞬うろたえたのだが、ええいっと食べ始める。
さすがに吉祥寺の300gより肉は上質で、醤油とにんにくのタレを選択したのも正解だったためか、
割とさくさくと食べられるのだが残り2割ぐらいのところでスピードダウンし、
お腹をさすりながらようやく完食した。
ふぅ。

食後は腹ごなしのため南口をちょっと散策。
いい喫茶店があればしばし休憩をしたいと思ったのだが、飲み屋と定食屋ばかりで見当たらず。
でもどの店も安くけっこう人が入っていた。
あきらめて駅にもどろうとしたところで喫茶店の看板を発見し、
”店内携帯電話お断り”の但し書きにピントきた私は、ここだ!と思った。
店の名は「ダンテ」。

扉を開けると店内はまるで70年代そのままで、初めての店なのにいきなり懐かしさを感じてしまう。
先客はカウンターに常連らしき年配の方がひとり、店のイメージぴったりのマスターとおしゃべり中だった。
BGMはもちろん70年代以前のJAZZ。
私は高校時代に行きつけの喫茶店で良く飲んだブラジルを注文。
当時と同じくサイフォンで作られたブラジルは、濃厚で豆の味がしっかり出ており非常においしかった。
それにしても癒される空間だ。

という訳で今回はネットであらかじめ検索したステーキと、
その場で直感で入った喫茶店がどちらも正解だったことがとてもうれしく、
西荻という町(街ではない)に、大資本に浸食されてしまった吉祥寺とは違う魅力を感じたことが大きな収穫で、
今後しばらくは西荻グルメを探索してみようと思った。



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立川のラーメンスクエアで和風ラーメンをいただく。

2009-06-25 17:40:11 | グルメ
ふぁあ、しっかし時の過ぎるのは早いもんで、前回当ブログを記入してからもう2ヶ月近くが経過してしまい、もうすぐ夏になってしまいそうである。
決して忙しかった訳ではなく、どこかに出かけていた訳でもなく、ただ書くのが面倒だっただけだ。

さて、久々の今回はラーメンである。
立川は私が高校時代の3年間を過ごした想い出の街であるが、大規模な都市開発やモノレールの開通とともに大きく変貌してしまい、授業をさぼって入り浸っていた喫茶店など、青春時代の面影は残念ながらほとんど残っていない。
その立川にラーメンスタジアムなるものができたのはだいぶ前だと思うが、まだ一度も行ったことはなく、ラーメン好きの私としては、ぜひ一度は食べてみたいところだった。

本日はたまたま午前中に立川で打ち合わせがあり帰りがちょうどお昼だったので、これはもう行くっきゃないと思った。
ラーメンスクエアには8軒のラーメン店が入っているが、まだ時間が早いためか閑散としており、私の好みであるあっさり醤油ラーメンのT.Kでちょうど女の子が呼び込みを行っていたため、すぐに店は決定。
メニューも一番シンプルな醤油ラーメン(¥700)にしてみた。
10席ほどのカウンターと20席ほどのテーブル席に先客は3名ほどで、某吉祥寺T勝軒のようなマニアの殺気はなくのんびりした雰囲気だが、スタッフの元気な声が好印象だ。

ちょっときつすぎる冷房の中で待っていると、5分ほどで醤油ラーメンが到着。
スープは透明で、麺はかなり細めの縮れ麺。
具はしっかりしたチャーシューが2枚で、春木屋のような煮干し系の濃厚な臭いがした。
まずスープを一口すすってみると、まさに和風のあっさり系ながら奥が深い感じ。
麺は水分が少ない感じで歯ごたえがある、が、私の好みではもう少し太めで水分が多い方が良いか。
チャーシューは良く味がしみており、おいしかった。
量はやや少なめだったが、本日は蒸し暑く、しかもランチなのでちょうど良かった。

ラーメンへの探求心がむくむくと湧き上がってきたので、
次は大好きな八王子系のラーメンを食べに、高尾あたりに遠征したいと思った。


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うなぎうまいかしょっぱいか。

2008-07-17 00:31:01 | グルメ
時の経つのは早いもので、私が相変わらずの忙しさにもみくちゃにされている間に、プロ野球交流戦は終わり、ウインブルドンではナダルがフェデラーの5連覇を阻止し、厳戒態勢の洞爺湖サミットもその成果がよくわからぬまま閉幕となってしまった。
でも、まだ梅雨は明けないらしい。

で、うなぎである。

この数週間、私はうなぎを食べたいという欲求が強かった。
それは財布を拾ったとか、宝くじが当たったとか、うなぎが値下がりしたとかではなく、まして今話題になっているうなぎの産地偽装問題を解明したいわけでもない。
恐らく、暑さが本番になってきたことで、それを乗り切るため精力の付くものを食べなければ獲物が、いや、仕事がうまくこなせないという動物としての本能がそうさせたのだと思う。

最初は国分寺駅ビル最上階のレストラン街の和食屋へ。
蒲焼きランチが¥1,400なんぼという手頃な価格だったので注文してみた。
すると、女店員が小さな声で「実は中国産なんですけどよろしいですか」と聞いてきた。
私は一瞬躊躇したが、うなぎを食べたい欲望の方が勝ち、「ああ、いいですよ」と答えてしまった。
ま、実物を見てみてもそれがどこ産であるかなど私にわかる訳もなく、油ののったうなぎをおいしくいただいた。

2度目は地元吉祥寺の老舗、三浦屋そばのうなTへ。
ここは相当古くからある小さな店で、以前にも何回か入ったことがあったが今回は10年ぶりぐらいであろうか。
扉を開けると店内はランチの客でほぼ満員で、いつの間にか改装したらしく小奇麗になっていた。
私はランチのうな丼(¥980)を注文。
店員のおねえちゃんが厨房に向かって大きな声で「どん一丁!」と告げると、板前が「どん?どんじゃ、わからーん」とかえってくる。
店内を見渡すと、客の表情が牛丼屋や立ち食いそば屋とは違ってにこやかで、料理を待つ余裕が感じられた。
で、私のランチが到着。
ううむ。
ちょっとうなぎちゃんが小さいんでないかい。
それは想像したより3.5割ほどの大きさでちょっと残念だったが、¥980(お吸い物、お新香付き)という値段ではしょうがないとあきらめ、食べ始める。
うまい。
なりは小さいがしっかりとした味でとてもおいしかった。

で、3度目が今晩。

前回うなTで大きさに不満があったので今回は値段に糸目をつけず(一応¥2,000まで)、事前調査の結果ロンロン地下の味のM川に行くことにした。
さて、実際にショーウインドーを見てみるとうな重が数種類、うなぎを含む定食が数種類あるのだが、¥2,000では「松」のうな重(¥1,890)しか注文できないことが判明、でもここまで来たのだからとそれを頼む。
ビールを飲みながら待っていると「上」が運ばれてきた。
おっ?
もしかしてサービス?
なあんて思ったが、すぐにおじさんが「間違えました」と持って行ってしまう。
で、さらに3分。
ようやく私の「松」が到着。
おお!これこれ。
厚みがやや薄いような気もしたが、それはまさに形も大きさも正真正銘のうな重で、小さな肝吸いも付いている。(ほかにお新香付き)
山椒をかけ、さっそく食べてみると、味もまさに思ったとおりのうな重で、パクパクパクパクとあっという間に完食してしまった。

さて、次はどこで食べようか?予算はもう少し増やした方がよいのだろうか?
そのためには本を買うのをしばらく我慢しようか、等々さまざまな思いが私の脳裏を駆け巡った。





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吉祥寺南口の老舗そば屋で遅めのランチをいただく。

2008-03-28 14:39:23 | グルメ
ついに東京では桜が満開となったようだ。

しっかし忙しい。
この10年で一番と思われるその忙しさにより、
朝から晩までマウスをせこせこと動かす私の腕や肩はパンク寸前で、
先日はついに久々のマッサージに行ってしまった。
そんな中、本日のランチは南口のそば屋にでかけた。
そこはロンロン郵便局のガードを南口に抜け、かのラーメン道の名店“大勝軒”のやや手前左側にある老舗の“Yぶ浅”。
店の外にはとっくりをぶらさげたタヌキが鎮座する由緒正しきそば屋である。

引き戸の前に立つが開かない。
3秒待って良く見ると「手動」と書いた札が貼ってあった。
店内には4人掛けテーブルが5,6卓と8人掛けがひとつ、さらに座敷もあるがほぼ満員で、座敷の客は昼間から酒を飲んでいた。
私はメニューを詳細に検討し、カツ重にすることにした。
並(¥900)と上(¥1400)があったが、迷わず並を注文。
カツ“重”かあ、カツ“丼”みたいに安っぽくなく、もっと何か懐石のような文字通り重々しいやつなんだろうなあ、
と一瞬思ったが、おばちゃんは厨房に向かって“カツ丼一丁”と叫んでいた。

テーブルの下を見ると週刊女性があったのでぱらぱら見てみる。
まず裏表紙をめくると、あなたの願い叶えます。最短で1日、最長でも1週間。という広告があった。
ん?なんじゃこりゃあ。
どうも海外の超能力者?が祈った石らしく、それを身につけて良いことがあった人たちの体験談がいっぱい書いてある。
ううむ。
会社の名前を探してみるがFAX番号以外どこにも見あたらず、メジャーな雑誌がこういう広告を扱っていいのだろうかなどと思ってしまった。

で、3分ほどしてカツ重が到着。
早い。
味は甘すぎずあっさりとしたごく普通のカツ丼で、多めのお新香と味噌汁が付いていた。
頭上のテレビのメロドラマを見ながらそそくさと3分ほどで完食。
またそそくさと仕事に戻った。




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吉祥寺のセレブなスーパーの地下で、ホットな味噌ラーメンをいただく。

2008-02-06 18:38:22 | グルメ
ひゃあ、しっかし今年は寒い。
いや、寒いなんて生ぬるい表現では足りないかもしれない。
ふぁあ、しばれるしばれる・・・。
(北海道のみなさんこれぐらいの寒さで大げさにごめんなさい。)

先日雪が積もったばかりで、まだ全部溶けきらないのに、また今日はみぞれが降っている。
こんな日は身体が芯からホットになるものを食べるしかない、
と向かった先はセレブなスーパー三浦屋の地下にある大衆ラーメン店“Sくらい”。
ここは以前にも書いたと思うが、吉祥寺の庶民的な正統派ラーメン店として人気がある店だ。
店の前には10脚ほどのイスが並べられ、ランチタイムにはそこで待つ人も多い。

私は12時より5分ほど前に到着したためまだ外で待つ人はおらず、すぐに店内に着席することができた。
間髪を入れずに注文したのは味噌ラーメン&半ライス。(¥855)
これが最近の、特に寒い日の私のお気に入りなのだ。
1分後、店のおじさんが“はい、サービスね。”と言いながら煮卵とたくあんを置いていった。
この煮卵は絶品で、しっかりした卵を本当によく味がしみるまで煮てあるのだ。
他店ならこれだけで¥150はとられそう。
そして4分後、大きめのどんぶりにたっぷりのもやしが載ったお待ちかねの味噌ラーメンが到着。
まず、さっきの煮卵をどんぶりの下の方に沈め、七味をぱらりとかけ、いざ出陣。

ハフハフと冷ましながらもやしを片づけていくが、その量が多くなかなか麺までたどりつけない。
ある程度食べたところで我慢できず、ついに麺を掘り出してみる。
もやしと麺の重さに割り箸がたわんでいるようだ。(ちょっと大げさか)
ハフハフハフハフ。
たくわんとともにご飯を一口食べ、またハフハフハフハフ。
やがてもやしを食べ尽くすとそこには煮卵が出現。
おお!いたいた。
いっぺんに食べちゃうのはもったいないから二つに割って、半分はまた沈めておく。
ハフハフハフハフ。
ちらっと外を見るとすでに行列ができているようだ。
その中には本場中国の人もいるみたい。
ううむ、やっぱ寒いからみんなあったまりに来てるのかな。
さらにハフハフしながらようやく完食。
ふぁあ、おいしかったぁ。


レジで以前もらったオレンジ色の¥50割引券を差し出すと、
替わりにブルーの¥50割引券をくれた。
店を出て階段を上がる頃、私の額からは汗が滲んでいた。





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