ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

吉祥寺のど真ん中でお得な焼肉ランチをいただく。

2007-02-27 14:39:13 | グルメ
ヒトは太古の昔、何を食べていたのだろう。
食欲という本能に従い食していたものは、恐らく、草、木の実、魚貝類、卵、そしてなんといっても動物の肉であろう。
私にもそんな本能のかけらが残っていたようで、本日のランチはなぜだか焼肉が食べたくなった。

吉祥寺と言えば本来は、行列のできる肉屋と羊羹屋の近くの“R朝園”であろうが、あいにくあそこはランチがない。
あちこちを検討した結果、パルコ裏の靴屋(元セガフレードザネッティ)右の2階にある“焼肉D”に入ってみた。
ここもかなり古い店なのだが、これまで入ったことがなかったのだ。

階段を上り自動ドアを入ると、そこは雪国、ではなく薄暗い、まさに古き良き焼肉屋の風情で、先客はおばさん二人組、若者四人組と、寂しそうな中年男が一人であった。(私ではない)
ううむ、焼肉はやっぱ一人より大勢の方がうまそうだな、と思いつつメニューを検討しミックス定食¥850を注文。
「運転-アシモからジャンボジェットまで」下野康史著を読みながら、“ううむ、潜水艦の運転は大変なのだな”などと思いながら待っていると、数分後、まず、キムチ、もやし、キャベツのサラダ、わかめスープ、焼肉のたれとご飯といった前座たちがテーブルに置かれ、私の脳みそでは、久々に獲物を食べられると、本能がスタンバイを始めた。
さらに数分後、ジャジャーン!という感じで、いよいよ本日の獲物が登場。

銀色の皿の上には、タン2切れ、わりと肉厚なハラミ3切れとカルビが3切れ。
まずはもちろんタンから焼き始める。
焦がさないよう、慎重に慎重にひっくり返す。
本来タンはレモン汁でいただきたいのだが、久々の獲物なのでそんなことは言ってられない。
5,6回ひっくり返した後、タレにサッと付けおもむろに頬張ってみる。
う、うまい。
もう私の本能は全開となり、その後は無意識に、しかし1枚1枚ていねいに焼きながら食べ続けた。
約15分で完食。
食後にはコーヒーもおまけに付いてきた。
おいしかった。

久々の肉でテストステロンが満タンになった私は、ライオンのように、ガオーっと叫びながら階段を下りた。



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吉祥寺のデパ地下でまたしても肉そばを食べそこなう。

2007-02-26 19:46:13 | 吉祥寺
ふぁあ、寒い。
先日までの暖かさはどこへやら、この数日はまるで真冬の寒さでまいってしまう。
本日もまだその名残りで寒く、私は朝から、今日こそランチには伊勢丹地下の大衆中華屋M妹の肉そばを食べようと決めていた。
あの、あんかけチンジャオロースー(鶏肉)のようなものが、濃いめの醤油味のスープの上に乗っかっている絶品である。
あれはカラダが芯からあったまるんだよなあ・・・。

さて、あっという間にお昼になり、私は肉そば肉そば♪と口ずさみながらスキップで伊勢丹に向かった。

伊勢丹の地下レストラン街に到着すると、つい先頃またあのHanakoで吉祥寺特集が掲載されたせいで、かなりお客さんの数が多く、特に自然食バイキングの店にはすでに店外で待つ人もいた。
しかし、私の中華屋をのぞくと幸いにもまだ空いているようだ。
“イラサイマシェー”。
フィリピン娘の呼び声が元気でよろしい。
ここでまっすぐ着席し肉そばを注文すれば今朝からの計画どおりだったのだが、入り口には「本日の定食=茄子とひき肉のあんかけ定食¥750」とあるではないか。
ううむ。

私は入り口から着席するまでの7歩の間、迷いに迷った後、茄子とひき肉のあんかけ定食を注文してしまった。
「生きること学ぶこと」平中平祐著(井の頭通り沿いの古本屋Y屋にて¥150)を読みながら待つこと3分、定食が到着。
新鮮そうな茄子とひき肉のあんかけの他にレタスのサラダ、ザーサイ、スープがおまけに付いていた。
ううむ、おいしそうだ、肉そばじゃなくこれにしてよかったよかったと自らを納得させながら食べ始めると、セレブらしき奥様が来店。
ベビーカーには赤ちゃんがおり、最初は奥の二人掛けのソファーに案内されたのだが、ミルクを与えながら食事をしたいとのことでカウンター席に移動。
おにいちゃんの店員がカウンターの椅子を2脚、隅に寄せる大仕事だった。

私はそんな様子を見ながら7分ほどで完食。
おいしかった。

次こそは絶対に肉そばを食べようと心に誓いながら店を出た。
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吉祥寺駅ビルのお弁当売り場をさまよう。

2007-02-22 14:00:43 | 吉祥寺
しっかしこのブログはこのところ、ランチ&ラーメン特集になってしまったなあ・・・。
ま、いいか。

さて、日本は食の天国である。

ご飯という優れたメイン食材があるため、お金のない人は梅干し1個、あるいは醤油をかけたり、牛乳をかけたり、コーラをかけるだけでお腹いっぱいになることができる。
普通の人はブタさんや鳥さんやお魚を焼いたり煮たりしておかずにできるし、お金の余っている人はお魚を載せたり(お寿司のことです)、大田原あたりのウシさんを焼いておかずにしたりもできちゃう。
さらにはご飯そのものを、煮たり、焼いたり、炒めたりなんでもござれであるし、ご飯がない場合でも、そば、うどん、もち、お好み焼き、たこ焼きなどのほか、パンやナポリタン、中華、イタリアン、フレンチ、タイフード、インド料理、ベトナム料理など、ほぼ世界中の料理を堪能することが可能なのだ。

しかし、ただひとつ困ることは、私のように優柔不断な人間は常に、そのあまりのバリエーションの多さに何を食べようか迷ってしまうことである。

私は本日、大切なクライアントにアポをとるため携帯をかけたところ、「今、ちょっと忙しいから後でこちらから折り返しますね。この携帯でよろしいですか?お昼頃までには連絡しますね。」と言われてしまった。
時刻は11時50分だった。
私はそろそろランチに出ようと思っていたのだが、クライアントの言葉を信じお昼まで待つことにした。
しかし、12:00が過ぎ、12:10が過ぎてもかかってこない。
12:20が過ぎたところで待つことをあきらめ、ランチに出ることにした。
もちろん携帯は、万が一を考えポケットには入れず、手に握りしめたままである。
小心者の私は、地下の店に入ると電波が届かなくてクライアントに失礼になってしまうなあ、とか、おかずを口に入れた瞬間にかかってきたら嫌だなあなどと思ったのち、お弁当を買い仕事場に戻って食べることにした。

向かった先は吉祥寺駅ビルLンロン1階のお弁当売り場。
ここには和洋中さまざまな数十軒のお弁当屋さんがあり、恐らく数百種類のお弁当が並んでいるのである。
案の定、私は迷い、悩み、苦しんだ。
3周ほど売り場をぐるぐるとさまよったのち、“K樽”の江戸前ちらし(¥500税込)みを購入。
内容は、小ぶりの器に左奥から卵焼き3切れ、前列左から、ねぎとろ、えび、まぐろ、いかとがり、ご飯にはきざみ海苔がかかっていた。
途中、サンロードのブックスRーエで購入したHanakoの新刊、「本気の吉祥寺」をパラパラとめくりながら3分で完食。
おいしかった。
13:00現在、クライアントからの連絡はまだない・・・。
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吉祥寺のど真ん中で居酒屋のランチをいただく。

2007-02-21 13:47:47 | グルメ
川越は蔵の町である。
江戸時代から「小江戸」の名とともに栄え、現在でも残る古い町並を訪れる観光客も多い・・・。

さて、本日のランチは吉祥寺のど真ん中にある、その町と同名の居酒屋でいただいた。
場所は若者の聖地、吉祥寺パルコの裏手、老舗ジャズカフェ“Fァンキー”並びの地下である。
この店もだいぶ前から存在していたようだが、酒をあまり飲まない私はこれまで入ったことがなかった。
ランチに何を食べようかと町をさまよっていた私は、入り口にひっそりと掲げられたランチメニューを発見し、たまにはこういうのもいいかなあと思い、勇気を振り絞って階段を下りた。
引き戸を開けるとそこは雪国、ではなかったまぎれもなく由緒正しき居酒屋で、座敷にテーブルが4つほどとカウンター6,7席のゆったりした店内。
薄暗い照明の中、週刊誌やスポーツ新聞が雑然と置かれる様子は、今風のトレンドなどにはまったく無縁で好ましい。
先客は姦しいおばさん達と、電機作業員らしき男達が数人。
こんな場所なのに空いているのも好ましい。
私はメニューを詳細に検討した結果、カキフライ定食(¥800)を注文した。
途中、サンロードのT書店で購入した“死ぬまでにしたい10のこと。酒井順子ほか”(古本¥200)を読みながら待つこと10分。
定食が到着した。
内容は、左奥からちくわとほうれんそうの小鉢、沢庵と白菜のおしんこ、りんごひときれ、前列左からどんぶりご飯、カキフライ(キャベツの千切り付き)、あげと豆腐のみそ汁だった。
どんぶりご飯の量が多い割にカキフライが小ぶりなのは、お客さんに肉体関係の労働者が多いせいだろうか。
読書をしながらの食事は失礼と考えた私だが、活字中毒者の性(さが)で、カウンター上にある炊飯ジャー裏面の注意書きの文章に目が行ってしまう。
商品名、型式の後に使用上の注意が続くのだが、順番が1、2ではなくイロハ順であるところがおかしい。
同じ文章を3回読み終わり、型式の“NCA”とは何の略であろう、などと思いながら完食。
食後にはコーヒーもおまけについてきた。
素朴な家庭料理風でおいしかった。
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吉祥寺の西の果てでスローフードなラーメンをいただく。

2007-02-20 19:15:25 | グルメ
先ほど、サンロード中央の、今CMでも放送中のA靴店の看板をぼーっと眺めていたら、「シューズ全品20%OFF」が「ジュース全品20%OFF」に見えたんだよ。ああ、老眼かなあ・・・。
しっかし今日はしばれるのである、いや、北海道の人に怒られちゃうから訂正訂正。
寒いー!
このところずーっと暖かかったので、たまの寒さがえらく身にしみるぜ。
で、夕方、こう寒くちゃ何か暖かいものを食べなくちゃと思い、以前から気になっていたラーメンを食べに行くことにした。
ところが、その店は吉祥寺の西の果てにあり、我が仕事場からだとほぼ吉祥寺を東西に横断するようになってしまうのである。
私は意を決し、分厚いオーバーにマフラーという重装備で西へと旅立った。
サンロードを過ぎ伊勢丹を通り越し東急をすり抜けるとそこは雪国だった、ではなく人通りがまばらになった。
小さな絵はがき屋の角を左に曲がり中道通りへ出て、さらにどんどん西へ向かう。
中道通りも最近はだいぶ西まで店舗ができているのだが、セレブ御用達のスーパー“Kの国屋”の裏手を過ぎるともうほとんど店は無い。
しかしまだ旅は終わらないのだ。
そして出発から3日3晩、いや15分、あと100歩で成蹊通りに出てしまうという所でようやく目的地“T人の木”に到着した。
こりゃあどう見ても三鷹から歩いた方が近いや、などと思いながら入店。
うひゃあ、暖かい。
厳寒の中を旅してきたせいかメガネが真っ白に曇ってしまう中、鰹節のいい香りがぷーんと漂ってくる。
先客は1名。
食べ方から察するとラーメン道の達人かもしれぬ。
メガネの曇りをハンカチで拭いながら店内を見ると、ラーメン屋とは思えぬような、小さな洋食屋さん風だった。
私は、メニューを詳細に検討した結果、岩のりそば(¥850)を注文。
こちらの食材はいろいろと自然素材を吟味しているようで、健康に良さそうである。
さて待つこと3分、いよいよ岩のりそばの登場である。
いかにもミネラルが豊富そうな岩のりが山盛りになっており、その隙間に海藻も見える。
スープを一口飲んでみると、瀬戸内あたりに長く滞在したフランス人が、関東の日本料理を研究し3年ほど苦労して作り上げたようなまろやかな醤油味。(なんのこっちゃ)
こしのある太めのストレート麺がスープにとても良く合っている。
食べ進むうちに岩のりがじわじわとスープに溶け合い、なんとも言えぬ食感だ。
最後に、我慢してとっておいたチャーシューをパクリ。
私は、西の果てまで長い旅をしてきた甲斐があったと思った。
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南越谷ダイエーレストラン街のランチセット攻撃にたじろぐ。

2007-02-16 15:44:39 | グルメ
南越谷は武蔵野線と東武伊勢崎線が交差する駅で、駅同士はほぼ重なっているのに、なぜか伊勢崎線の駅名は新越谷になっている。
周辺はまさにベッドタウンというか新興住宅地で、ほぼ升目状に通された道路に沿って建築中の建物も多い。
ヴァリエという駅ビルの他、南口にはダイエー南越谷店やサンシティ(アパルトヘイトで有名だった南アフリカの都市と同名だ)、北口には獨協医科大学越谷病院があるなど、かなりの規模の街なのだが、数カ所ある駅前広場が文字通り広いため、駐車マナーが非常に悪いようだ。

私がクライアントに指定された、北口ロータリーの一般車用の“停車スペース”で待っていると、子供を乗せお母さんが運転するミニバンが目の前に停まった。
誰か人待ちをするのかなあと思ったのだが、お母さんは子供を下ろしどこかへ行ってしまった。
もちろんクルマには鍵がかけられ、完全な“駐車状態”で、そのまま10分経っても戻ってこなかった。
これが吉祥寺ならとっくにレッカー移動されているだろう。

さて、打ち合わせが終わるともうお昼だったので、どこかでランチを食べようと思った。
ヴァリエのレストラン街には以前行ったことがあるのだが、吉祥寺にもあるような店ばかりだったので、今日はダイエーに行くことにした。

エスカレータを6階で降りると目の前には、私が昔、八王子で連れて行ってもらったキャバレーと同名の洋食店があった。
入り口の周辺がなにやら混沌としているのでよく見ると、それはおびただしい数のランチセットだった。
海老フライ、ピラフ、ハンバーグ、カレー、焼き肉、ナポリタン・・・・。およそ洋食で考えられるメニューをさまざまに組み合わされたものがプレートにセットになっており、茶そばが付いているものまであった。
その数は15種類以上あっただろうか。
ううむ。

私は3分ほど迷った後、他の3店を見てみることにした。
すると、なんということか、他の店もランチセットの嵐だったのである。
うどん屋にはうどん+かやくご飯など約10種類、ラーメン屋にもラーメン+チャーハンなど約10種類、最後に見たパスタ屋にも、ナポリタン+カレーなど10種類以上・・・。
ううむううむううむ、これはまいった。

私はさんざん迷ったあげく面倒になり、最後のパスタ屋に入った。
内部は先日行った井の頭公園手前のカフェと同じような70-80年代の風情で、テーブルには誰が彫ったか“◯◯参上”という文字が。
傍らには、昔懐かしい¥100の占いボックスが置いてあった。
何を注文するかまたさんざん迷った末、ナポリタン+カレーピラフのセット(約¥750)にしようかと思ったのだが、コーヒーは別途正規料金(¥430ぐらいだった)になってしまうとのことであきらめ、ナポリタン単品とコーヒー+サラダのセットを注文(両方で約¥800ぐらいだった)。
マガジンラックからフライデーを2冊拝借し、グラビアで目の保養をしていると5分もかからずにそれらが到着。
昔懐かしい正しきナポリタンであったが、タマネギ、ピーマン、マッシュルームといった具の量がちょっと少ないことが残念だった。

さあ、次回はどこの店のどんなセットにするか今から考えておかなければ・・・。

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ここはどこ?まるでアジアな大久保で旭川ラーメンをいただく。

2007-02-15 15:56:15 | グルメ
昨日の嵐が過ぎ、嘘のように真っ青な空が出現した本日、私は仕事で参考にする書籍を購入するため新宿へ向かった。
書籍はコンピューター関係の本であり、もしかすると吉祥寺の書店でも売っているかもしれないのだが、そこは天下の新宿。
家電量販店の雄であるBカメラやYカメラの巨大な店舗が近所にあり、目的の書籍だけではなく、現在のいろいろな動向もわかっちゃったりするのである。
まずは西口のYカメラへ。
ここはコンピューター関係の書籍が多く、目的の書籍はすぐ見つかるはずであったが無い。
ううむ、品切れかもしれんなと思いながら他のフロアを散策し、ニコンD200などを触ってみる。
次はBカメラへ。
ここの店舗もかなり巨大で、欲しいものは大概すぐ見つけることができるのだが、なんとここにも目的の書籍は無かった。
ううむううむ、これは本当に品切れなのだなあと思いつつ、2階のスニーカー売り場でウォーキングシューズなどを見ながらブラブラ。
ふと時計を見るともうお昼なので、たまには新宿でランチにするかと周辺の店を見てみるが、どこも満員。
仕方なく、今話題のラーメン屋が密集する北新宿へ向かう。
しかし、やはりそこもみな満員なのであった・・・。
ううむ、前にもこんなことがあったな。(私は行列に並ぶのがきらいなのです)
その後、どんどん歩くうちに大久保駅に着いてしまった。
駅前を歩いてみるとそこは、通行人はもちろん、韓国料理、インド料理、中国料理、タイ料理の店々が立ち並ぶ、無国籍アジアン地帯だった。
私は、じゃあ、焼き肉でも食べようかと思ったのだが、ほとんどの店で窓ガラス一面にメニューが貼られ、中の様子がよく見えないし、なにしろ店の数が多すぎてどこが当たりかさっぱりわからないのである。
ううむううむ、しょうがない。
焼き肉は今度ネットで調べてからにしようと、また周辺を散策。
どんどん歩くうちに、ほとんど店が無く寂れた南口に着いてしまった。
そして、もう吉祥寺に戻ろうかなと思った瞬間、旭川ラーメン“K鳳堂”の看板を発見。
おお!こんなところに旭川かあ。
今はやりの旭山動物園がある旭川だあ、と、入店。
カウンター数席と奥にテーブル席のこじんまりした店内に客はいなかった。
私は醤油ラーメン(¥650)と半ライス(無料)を注文。
控えめな鰹だしのスープに極細のちじれ麺が絶妙でおいしかった。
結局、目的の書籍はロンロンのK栄堂書店にも吉祥寺Pルコのブックセンターにも無く、仕事場に一番近いサンロードの“ブックスRーエ”で発見した。
(所要歩数=9,000歩)
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吉祥寺南口で名店のラーメンをいただく。

2007-02-08 18:28:38 | グルメ
ラーメンはいつからこんなに細分化、難解化したのだろう。
昔はラーメンあるいは中華そば(いわゆる醤油ラーメン)と味噌ラーメンぐらいしかなかった気がするなあ。(東京の場合です)
ところが最近は、豚骨、醤油豚骨、塩などに加え、背油ちゃっちゃ系だとか、◯◯家系などがあり、注文の際にも“麺は固めの細麺で”なあんて頼めちゃったりして、まるでラーメン道というジャンルが確立してしまったかのようなのである。
ううむ。
本日、私は夕方、ちょっと小腹が空いたので何かを食べようと思った。
通常であれば立ち飲みコーヒー店でデニッシュを、あるいは喫茶店でトーストを食べるところなのだが、本日はなぜかラーメンが食べたくなった。
ラーメン、ラーメン、はて?どこにしようかなと考えていると、ふと南口の名店“T勝軒”が頭に浮かんだ。
“T勝軒”は東池袋を本店とする、ラーメン好きなら泣く子も黙る名店で知らぬ者はいない。
我が吉祥寺にもだいぶ前にできたのだが、通りかかるといつも混んでいることと、ラーメン道には縁のない私が果たしてうまく注文できるのかが心配で、まだ入ったことがなかったのだ。
(どこかの“T勝軒”で昔食べた時、味はまあまあでやたら量が多かった記憶がある)
さて、いよいよ入店。
階段を下り、店に入る前に引き戸の横の自動券売機でチケットを買う。
ここはつけ麺が主流のようだが、ラーメン道に関係ない私は普通のラーメン(¥600)にした。
入店すると先客はわずか3人で、空いていることにホッとする。
チケットをカウンターに置き、ボーッとしながらふと気がつくと、なんとBGMにシカゴ1968年の傑作、「アイ・アム・ア・マン」(たぶん誰も知らないでしょう)が流れているではないか。
ううむ、やるなあ。
ロシアン・ルーレットで逝ってしまったテリー・キャスの野太いギターが泣けるぜ。
そのうちばらばらと客が来てほぼ満席になってしまった。
しかもやはり、皆つけ麺を注文しているようだ。
ううむ、皆ラーメン道の達人なのか。
5分ほどして私のラーメンが到着。
濃い鰹節の匂いがする醤油スープにストレートの太麺、そこにチャーシューが2枚とゆで卵半分が載っていた。やはりかなりの量だ。
ふぅふぅしながら食べ始めると、それは昔どこかの“T勝軒”で食べた味とほぼ同じだった。
やがて隣と、さらに隣の達人達が注文したつけ麺が到着。
彼らはそれぞれ単独で来店したはずなのだが、ふたりともなぜかハンチングをかぶったまま、派手な音を立てながら食べ始めた。
ううむ、ラーメン道にはファッションも確立されているのか。
私はあまりの量の多さに途中で降参しようかと思ったが、ラーメン道の達人達に怒られてはかなわんとなんとか完食した。
私はもう少し細いちぢれ麺の方が好みなのだがまあまあおいしかった。ふぅぅ。
額に汗をにじませながら帰り支度をしていると、BGMに70年代ブリティッシュ・ロックの雄、ユーライア・ヒープの「ジプシー」(たぶん誰も知らないでしょう)が流れていた。
おぬし、やるなあ・・・。

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吉祥寺の東の果てはどうなっているのか?

2007-02-07 18:21:12 | 散歩(ウォーキング含む)
遥かなる昔、マルコ・ポーロやクリストファー・コロンブスなどの冒険者達は、未知への欲望と名誉のために長い長い航海へと旅立った。
私も本日、彼らと同じような思いにかられ、吉祥寺の東の果てをこの目で見てみようと思った。
決して仕事が暇だった訳ではない・・・。

いにしえの冒険者達はそれなりの覚悟と装備を携えていたのだろうが、私は身軽に、コートを引っ掛けなんとなく歩き出した。
中央線のガード下を東へ向かう。(東とは西荻窪方向です)
まず、以前にも書いた“古本屋Rりべろ”があるのでちょっと覗いてみるが収穫無し。
さらに東へどんどん歩く。
すると左手に吉祥寺最大級のスポーツクラブ“Mガロス”(おーい!日本最大とかじゃなくて吉祥寺最大か?)が。
2階のランニングマシンでは、恐らく私と同じようにメタボリック症候群を心配する中年が数人、黙々と走っているのが見える。
さらに安売りスーパー“Tかめ”の所で五日市街道に出て中央線のガードを通過。
もうこの辺まで来ると吉祥寺の喧噪からは完全に遮断され心細くなってくる。
しかし地の果て、いや吉祥寺の東の果てはまだ見えない。
郵便局、ファミレス、コンビニを過ぎると前方に「杉並区」の看板を発見。
私はついに吉祥寺の東の果てに到達したのだ。
そこの角には黄金の国ではなく、旧型ミニの中古販売店があった。

私はそれまでの長旅の疲れを癒そうと、ちょっとお茶でも飲もうと思い、回りを見渡すがそれらしき店はなく、しかし来た道をそのまま帰るのはつまらないので右折し、吉祥寺と杉並区の境界を南へ進むことにした。
2分ほど歩くと大きな交差点があり井の頭通りに出ることができた。
私は、これで吉祥寺までの帰り道は確保されたと思い、振り返って写真を1枚撮った。
帰りの道中、古本屋“Bステーション”を覗くが収穫なし。
しかし次の“Y屋”店頭の¥50棚で「おじさまの法則」泉麻人著を見つけ購入した。
酒井順子や泉麻人の軽いエッセイは、立ち飲みコーヒーの肴にちょうどいいのだ。

というわけで、吉祥寺の東の果てはあまりおもしろくなかったのである。
(所要時間30分)



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井の頭公園手前のいにしえのカフェで思い出のナポリタンをいただく。

2007-02-06 13:50:51 | グルメ
本日はお日柄もよろしく、ではなく本日はめっちゃ暖かいのである。
さっき午前10:30の吉祥寺駅前の気温は15℃だった。
私は、この分ではお昼には20℃を越え、もしかして井の頭公園には桜が咲くのではないかと思った。
そこで、本日のランチは桜を見ながら、公園内のアジアンカフェ“Pカフェフォレスト”でタイ料理でも食べようと、私は井の頭公園に向かった。
途中、古本屋チェーン“BO”を覗くも収穫なしで、手ぶらのまま早足で歩いていると、アウトドアショップ“LLB”の横に、ランチの看板が出ている“Cモア”なるカフェを発見。
発見というより、そこにカフェがあることはかなり昔から承知していたのだが、ウインドウにラジコン飛行機やらが無造作に置かれているため、ここはもしかしてオタクの集う場であるかもしれないと気になり、これまで入ったことがなかったのだ。
ところが入ってびっくり!
だいぶ前に、“私脱いだらすごいんです。”などというコマーシャルがあったが、まさにそこは“着やせ”しているカフェで、籐の椅子と大理石のテーブルがゆったりと配置されるサロン風のカフェだった。
マガジンラックにはスポーツ新聞や週刊誌もあり、メニューもピラフやカレー、ナポリタンなど70年代の空気感がたっぷり。
私はナポリタンを注文(コーヒー付き¥700)。
週刊新潮を読みながら待っていると、まずは紙ナプキンが巻かれたフォークにタバスコ、粉チーズというナポリタンの3種の神器がテーブルに置かれ、すぐに本家が登場。
それはハム、タマネギ、マッシュルームが入った由緒正しき喫茶店のナポリタンであった。
おいしかった。
その後は井の頭公園を散策、さすがにまだ桜は咲いていなかったが、一部の梅は満開であった。


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