梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その8）

●秋になったらまた来よう。

庭園の端まで歩くと小さなバラ園があった。（画像）
もう見頃は過ぎていたが満開のツツジと重なる時期があるのかもしれない。
でもその時期は多くの観光バスが来るほど混雑するので
ゆっくり鑑賞することは不可能だろう。

バラ園の前には小さなチャペル。
こんな素敵なホテルで式ができたらどんなに嬉しいことだろうか。

こちらは私たちにはちょっとお高いので毎月来る訳にはいかない。
次は秋かな。
ハワイに行く前にまた戻って来たいな。

という訳で、お気に入りの美術館やホテルに癒されたプチ箱根旅行でした。

（この項終わり）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その7）

●朝はかなり涼しい。

朝食中に吹いていた風はかなり涼しく、
体感では22〜3度ぐらいか。
軽井沢とどっちが涼しいかなあ。
猛暑の東京に帰るのかと思うとゾッとした。

食後は腹ごなしのお散歩。
芦ノ湖に向かってなだらかに傾斜した庭園の小径を歩く。
有名なツツジはシーズンオフでも綺麗に手入れされていた。
紫陽花の小径もあるが見頃は過ぎていた。
芝生広場にはベンチがあった。（画像）

もう少し奥まで行ってみようか。

（その８に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その6）

●朝食は屋外のテラス席で。

かつてハワイの定宿だったニューオータニカイマナビーチホテルでは、
毎朝食をハウツリーラナイという、ビーチと隣り合わせの、
開放感抜群のレストランのテラス席でいただいていた。
しかし、最初の頃は空いていたのだが、
エッグベネディクトが美味しいと次第に人気が出て、
ついにホテルの宿泊客も行列に並ばなければならなくなってしまった。

なあんていうことを思い出しながら、
オープンの10分前にレストランに行くとまだ誰もいなかった。

オープンするとスタッフが、テラス席もありますよ。
ということなので試してみることにした。
爽やかな風が吹いていて鳥の囀りが心地良い。
まるでハウツリーラナイのようだね！
ビーチはないけど眼下には芦ノ湖が見える。

私たちはメニューを詳細に検討し、
宿泊についているスタンダードメニューの中から
フレンチトースト選択した。（画像）
BEERENBERG（オーストラリア産）というミニジャムが付いてきたので塗ってみたら
これが美味しいのなんのって。
ホテルの売店で売っているのかを訪ねたら、
残念ながらありませんとのことだったが、
どこかで売ってるかなあ。

（その7に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その5）

●このホテルの便利な点。

ホテルはほぼ満室ということで夕食は20時近くになってしまった。
しかし、逆に和食レストランは空いていて、
すき焼き御膳をゆっくり美味しくいただくことができた。

食後はおんせ〜ん！
と行きたいところだが満室で混んでいるであろう。
こちらで便利なのは、大浴場の混雑状況がネットで分かることで、
案の定、「ただいま混んでいます」の表示。
何度か検索を繰り返すと22時過ぎにようやく、
「空いています」の表示が出た。
行ってみると先客は1名のみでゆっくり温泉を楽しむことができた。

翌朝も快晴。
窓を開けラナイ（ハワイ語＝ベランダ）に出て南側を見ると、
元箱根港には2隻の海賊船が停泊していた。（画像）

（その６に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その4）

●海賊船はインバウンド客に大人気。

ガラスの森美術館を後にして桃源台行きバスに乗車。
かなりの混雑かと思いきや空いていた。

仙石交差点を左折すると数分で川向バス停。
大好きだった星の王子さまミュージアム跡地は草ボウボウ。
ススキの原の仙石高原を過ぎワインディングロードを登ると、
かつての定宿パレスホテル前バス停。
こちらの跡地も草に覆われていたがバス停がまだ残っているのが嬉しい。

そして終点桃源台に到着。
バス停にはインバウンド客用の観光バスが停車しており数十名の団体がいた。
ロープウエーに乗る人も多いのかな？
もしやと思って海賊船乗り場に降りると、
エコノミークラスの列には100名ほどが並んでいて、
9割がたがインバウンド客だ。
あらら、大人気だねえ！
コロナで大幅に落ち込んだ箱根をこの人たちが救ってくれているのかな。
ありがたいねえ。

芦ノ湖の湖面は静かで海賊船は無事元箱根港に到着。
その後は送迎バスで山のホテルへ。

ここまであちこち、土曜日にしては空いている印象だったのだが、
ホテルはほぼ満室とのことで驚いた。
今回の部屋はホテルのシンボルである杉の目の前。（画像）
箱根の観光パンフには必ず掲載されるツツジはとっくに終わっていて残念だが、
遠くに芦ノ湖が見える。

（その５に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その3）

●この美術館は外せない。

ミュージアムショップをちょっと拝見した後は庭園へ。

庭園内にはバラが少々と見頃を過ぎた紫陽花が咲いていたが、
ガラスで作られた紫陽花も綺麗だった。（画像）

その後はレストランで小休止。
本場イタリアから来たミュージシャンの生演奏を聴きながら、
クラシックプリンなど美味しいスイーツをいただいた。

この美術館のメインテーマはベネチアンガラス工芸品の展示だが、
古いヨーロッパをイメージし、細部までこだわって造られた建物や、
池と小川が巧みに配置され四季折々の花が咲く庭園。
小規模だが、それらを箱根観光の数時間堪能できる。

だから毎回来てしまうんだなあ。

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その2）

●やはりインバウンド客多し。

ロマンスカーの乗車率は7割ほどで、
そのうち8割ほどはインバウンド客だ。
しかし、大きなグループはなく車内は箱根湯本まで静穏だった。

湯本ではルノアールで小休止。
国道1号には渋滞ができていたが、商店街の人出は少なかった。
まだ梅雨明け前なので宿泊予約をする人は少ないのかもしれない。

その後、桃源台行きのバスに乗車。
バス車内も空いていた。
そして、いつものようにガラスの森美術館に立ち寄ると、こちらはかなり混んでいた。
中国、韓国あたりの人が多いようだ。
涼しさが心地良い展示棟で素晴らしいガラス工芸品を堪能した。（画像）

（その3に続く）

梅雨の中休み、半年ぶりに箱根へ。（その1）

●小田急新宿駅ロマンスカーカフェの早期復活を望む。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いもので、
あっという間に7月も半ばになろうとしている。

まだ梅雨の真っ只中だが、今年は雨が少なく、
晴れれば猛暑日になってしまう。
北海道育ちのツレはそんな気候が大の苦手で、
箱根に避暑に行きたいと切望していた。

という訳で半年ぶりに箱根に向かった。
まずはいつものように小田急新宿駅からロマンスカーに乗車した。

私たちが箱根を大好きな理由の一つは、これまでに何度も書いているが、、
小田急新宿駅ホームの売店で崎陽軒のシウマイ弁当を購入後、
ロマンスカーカフェでロマンスカーを眺めながら小休止。
そしておしゃれなロマンスカーに乗車し、
約1時間半、シウマイ弁当を食べながら優雅な気分が味わえることだった。

ところが、数年前に突如シウマイ弁当の扱いがなくなってしまった。
さらに小田急百貨店のリニューアル工事に伴い
ロマンスカーカフェも閉鎖され箱根旅行の楽しみが減ってしまったのだ。

リニューアルの完成予定は2029年で5年も先だ。
果たして私たちはそれまで元気でいられるだろうか？
ロマンスカーカフェは再び復活するのだろうか？

この日はJR新宿駅構内の駅弁屋で、
私はとりめしを、ツレはやまゆり牛しぐれ煮弁当を購入。（画像）
いつものように多摩川を渡り始めるとともに食べ始め、美味しくいただいた。

（その2に続く）

1月最後の週末、箱根神社で初詣。（その11）

●ロマンスカーを1本早めて正解。

箱根湯本行きバスは国道1号を順調に進んだ。

ホテルのチェックアウトの時間なので、
途中の停留所ごとに大勢乗車してくるかと思っていたのだが、
乗車しても直ぐに降りる人もいて湯本まで満員にならなかった。
でも湯本商店街は大混雑。
日帰りの人が多かったのかな。

予約済みのロマンスカーにはかなり早かったので、
1本前のロマンスカーに変更した。
早川の河原に降りてみたら誰もおらず貸切状態。（画像）
遊歩道をゆっくり歩くのもいいもんだ。

新宿に到着後分かったのだが、
小田原の近くで沿線火災がありロマンスカーは運休になったよう。
私たちのロマンスカーが通過してから30分後ぐらいだったかな。
1本早くして正解だった。

以上で1年ぶりの箱根神社初詣は無事終了した。

あちこちで人出が多く混雑していたが、
ガラスの森美術館や山のホテルなどに癒され、
箱根を楽しむことができたプチ旅行でした。

（この項終わり）

1月最後の週末、箱根神社で初詣。（その10）

●穏やかな芦ノ湖。

箱根神社からはまた徒歩で元箱根港へ。

日曜日だったので、
参道ではこれから参拝に向かう大勢の人々とすれ違った。
クルマも多く神社通りの両方向で渋滞になっていた。

風もなく穏やかな湖面の芦ノ湖沿いを歩く。
標高が高くかなり寒いのでボートに乗る人も少ない。
遠くに箱根神社の平和の鳥居が見える。（画像）

予約済みのロマンスカーにはまだ時間があるけど、
湯本まで早めに行こうかと、
元箱根港バス停から箱根湯本行きのバスに乗車。
箱根町港から来たバスの車内は空いていた。

（その11に続く）