2015年Hawaii（その27）番外編 ハイビスカスとプルメリア。

ハイビスカスとプルメリアは常夏のハワイを象徴する花で、
キルトやアロハシャツを始め、さまざまなグッズのモチーフとしても使われている。
実際、これまでの旅行ではそこかしこで見ることができた。

ハイビスカスは奔放なフォルムと強烈な原色の黄色や赤が、
街の景色のアクセントとして非常に効いていた。
プルメリアは建物の裏手のようなちょっと静かな場所にあり、
フレッシュな香りを漂わせていた。
地面に落ちている花びらのかたまりも絵になる素材だ。

しかし、今回は寒い季節だったせいなのかどちらもあまり見かけることができず、
たまに見かけても何か元気が欠けているような咲き方だったので、
写真を撮る気が起きなかった。

やっぱ夏だね。

※画像はワードのスポーツオーソリティー横。

2015年Hawaii（その26）帰国日、ようやく穏やかな天気に。

7泊9日のハワイはあっという間に帰国日になってしまった。

6：40起床。
この日は今回のハワイでひょっとして初めての穏やかな晴天で、
凪いだ海面がキラキラと光って美しい。

7：30、ハウツリーラナイへ。

この日も店内はほぼ満員。
私たちはいつものコンチネンタルを注文。

美味しいコーヒーもパパイヤもデニッシュもしばらく食べられないねえ。
特にパパイヤは渋谷だと￥1,260もするからねえ。

9：15、チェックアウトし、エントランスで予約済みのユカちゃんタクシーを待つ。
9：30，予定通りタクシーが来た。
運転手はユカちゃんの旦那さんで日本語がうまい。
20分ほどで空港に到着し、ANAのカウンターでスムーズにチェックイン。

今回は前回と違ってセキュリティーが甘く、
靴を脱がされることもベルトを外されることもなかった。

その後はスタバでラテとドーナツをいただき、IASSラウンジで休憩。
ラウンジは以前より広くなり、内装もハワイっぽく改装されていた。
帰国便はNH181。
往路ほどの揺れはなく無事成田に到着した。

ふぅー。
以上が今回の旅の全貌である。

今回はツレの病明けということで最初からテンションが低く、
何事も恐る恐るこなさなければならなかった。
また寒さと強風、さらに雨という天候がテンションをさらに引き下げた。
したがって前回のような欧米人との会話も少なかった。

一番残念だったのは数回雨にみまわれたのに、
虹が一回も見られなかったこと。

しかし、ノースショアやマカプウへは行くことができ、
それなりの達成感、満足感は得ることができた。

次回はいつになるのかなあ。
なるべく早くリベンジしたいなあ。
今秋かな。

※画像は帰国日の朝の景色。

2015年Hawaii（その25）夕食は都レストラン。

マカプウからの帰りは往路と同じくシーライフパークまで戻り、
22番のバスを利用した。

ふう、いっぱい歩いたねえ。

ツレは24,000歩、私は22,000歩に達していた。

ハナウマベイでは往路で大量に降りた人と同じぐらいの人数が乗車し、
車内はあっという間に満員になった。
私たちはそのままワイキキに向かい遅い昼飯をとることにした。

クヒオ通りの適当なところで下車。

さ、今日はどこに行こうかねえ。
昨日のいやす夢は安くて良かったねえ。

どこか安くておいしいとこはないかなあ。

またしてもフードパントリーをのぞいてみたがいまいち。
丸亀も空いていたがなんとなくパス。

じゃ、またいやす夢でいいじゃん。

そうだねえ、そうしようか。

という訳でまたいやす夢カフェへ。

その後はABCとホノルルクッキーカンパニーでお土産をゲットし、
ホテルに戻って2階の都レストランの予約をした。

19時、都レストランで帰国前日の最後の晩餐。
店内は7割ほどの客がおり盛況で、数人の欧米人以外はみな日本人。
ここはいつも冷房がきついので私たちは長袖長ズボンの完全装備だ。

まずはバドライトを注文。
このビールは本当に軽くて、まだ体調が万全ではないツレにも飲める。
食事は舞定食。
ツレはチキンを、私はビーフ。
相変わらずのボリュームだったがなんとか完食した。

ああ、もう明日は帰らなくちゃいけないんだね。
帰りたくないなあ。

※画像はマカプウの途中からハワイカイ方面の景色。

その26に続く。

2015年Hawaii（その24）ラナイからの景色。

ホテルの部屋には、そこから見える景色によっていくつかの種類がある。
シティービュー、マウンテンビュー、オーシャンビュー・・・。
さらにオーシャンビューでも、建物の間からちょっとだけ見えるのはパーシャルオーシャンビュー。

カイマナビーチホテルの部屋はオーシャンフロントで、
真下にはハウツリーラナイが見え、その前はビーチだ。

ラナイで、波の音を聞きながらぼーっと海を眺めているだけで、
心とカラダが癒されていく。

その25に続く。

2015年Hawaii（その23）そしてマカプウの頂上へ。

ペレの椅子からはちょっと近道をして舗装路へ戻ろうと、斜め上の方向に進んだ。
往路より道はさらに細く険しくなった。
もはや地面は見えず、わずかに草がなぎ倒されているだけの道だ。
私たちは太ももでその草をかき分けながら進んだ。

この道はホントに舗装路にたどり着けるのだろうか。
ところどころ数メートル岩をよじ登らなければならない場所もあった。

でも10分弱で舗装路が見えてきた。

ああ、やっと舗装路だあ。

ようやく舗装路にたどり着くことができたのだが、
そこはスタートから数百メートルだけ進んだ地点だった。

うわあ、ひどい道だった割にはちょっとしか近道できなかったんだね。

ツレはもうかなり疲れているようだ。

どうする？
頂上まで行くかい？
前回登っているんだし、もうここで引き返そうか？

すると下の方からビートルズのレット・イット・ビーが聴こえてきた。
ロードバイクに乗ったおにいさんだった。

うわっ！
こんな坂を良く登るねえ。

前回はジョギングで登る人がいたが、まさかロードバイクの人がいるとは。
この傾斜では自分にはとても無理だ。

さあ、どうする？
頂上まで行くかい？

行く。

よおし、じゃあ頑張ろう。
ゆっくりでいいよ。

しばらく登るとクジラが見えるポイントに到着。
5分ほど目を凝らしてみたがクジラは現れなかった。

私たちを追い抜いて行ったロードバイクは一度下り、また登って来た。
曲は別の曲になっていたが大音量だ。

凄いねえ。
何度も往復してるんだね。
危ないからボリュームを上げているんだ。

そして、ようやく頂上に到着した。

ああ、また来られたね。

うん！

やっぱり登ってよかったあ。

2015年Hawaii（その22）マカプウヘイアウ、ペレの椅子。

マカプウヘイアウは、シーライフパークの入口から州道を渡り、
海辺に向かう途中にあった。
背景にはラビットアイランドがあり、
非常に雰囲気のある場所だ。

それは人ひとりがようやく持ち上げられるるかどうかというサイズの、
溶岩のような石を50センチほどの高さに多数積み上げられたもの。
直径は5,6メートルぐらいかな。
男の神と女の神を奉ったというものが2カ所。
女の神を奉ったものの方がきれいにしてあり、
お賽銭？のコインやレイがたくさん置かれていた。

次はペレの椅子だ。

州道に戻ってひたすら坂を登っていくと、
次第にダイナミックな景色が見えてくる。
エメラルドグリーンの海には結構高い波が打ち寄せていて、
大勢の海水浴客の歓声が聞こえた。
遠くにぼんやりとカイルアの町らしきものも見えた。

10分ほどでマカプウトレイルの入口に到着。

ふぅー。
着いたあ。

前回来たときはガラガラだった駐車場に、
この日は平日にもかかわらずかなりの数のクルマが停まっていた。
天気が良く風も弱かったので登山者が多かったようだ。

私たちは舗装路を登り始めてすぐに右手の獣道に入った。
その道はヒトひとりがようやく通れるだけの狭い道で、
両側は草に覆われ地面は赤土で砂利や岩が露出していた。

ええっ！こっちでいいの？
こんな細い道で大丈夫なの？

ツレは早くも不安になり始めたようだ。

ああ、大丈夫だよ。
ほら、ずぅっと向こうを見てごらん。
誰かがこっちへ向かってくるよ。

数十メートル進むと道は平らになり、少し広くなった。

ほうら、いい道じゃん。

ツレは無言で付いてきた。

そして1km弱、数回のアップダウンを越えて10分ほど歩いたところで、
ようやくペレの椅子に到着することができた。

その23に続く。

2015年Hawaii（その21）22番のThe Busは超満員。

アウトリガーカヌークラブの前のバス停に着いた私たちは、
バスがいつ来るのかを入れたばかりのThe Busのアプリで検索すると、
30分近く先であることがわかった。

ううむ。
まだかなりあるねえ。

うん。

じゃあひとつ手前の水族館前のバス停まで行ってみようか？
いや待てよ、確か前回行ったとき超満員だったから、
2つ手前のモンセラット通り入口のバス停まで行った方が座れるかも。

ああ、そうだったねえ。
じゃあそうしよう。

私たちは足早にモンセラット通り入口のバス停に向かった。
ところが、そこにはすでに十数人、バスを待つ人がいた。

うわあ、もういっぱい待ってるよ。

試しに待っている欧米人に22番を待っているんですか？
と聞いてみたら、やはりそのようで、
その後も乗客は増える一方で10分ほど経過した。

うわあまいったね。
確かナイキタウンのあたりの始発だからもう満員かもしれない。
もうひとつ手前まで行ってみよう。
間に合うかな。

私たちが走ってワイキキ交番前のバス停付くと同時に22番がやってきた。

ハアハア、間に合ったね。

車内はすでに満員で、ツレはたったひとつだけ空いていた最後部の座席に座ることができたが、
私はその前のパイプにつかまることになった。

ああ、君だけでも座れてよかったねえ。

その後は混む一方で超満員。
欧米人と日本人の比率は半々ぐらいだったろうか。

バスは私たちが今来たばかりの道を順調に進んだ。

沿道には以前に比べてマラソンやサイクリングをしている人がかなり増えた印象。
確か前にはなかった自転車レーンもできていたし、
健康ブームなのかな。

やがてバスはハナウマベイに到着し、
ほとんどの乗客が下りていった。

ふぅー。
やっと座れる。

残った乗客は6名で、そのうちふたりはサンデービーチで降車。

そして乗車から約40分後、ようやくシーライフパークに到着した。

ふぁあ、着いたあ。

うん。
やっと着いたね。
お疲れ様でした。
ここまでで相当くたびれたけど、これからが本番なんだよね。

私たちは前回同様にシーライフパークの出口にまわり、
トイレを使わせてもらおうと思ったが工事中のようだった。

えっ！工事中？

作業服を着たおじさんに声を掛けると、
笑顔で、使っていいよ！
ということで助かった。

さあ準備完了。
じゃあまずはマカプウヘイアウへ行ってみよう。

その22に続く。

2015年Hawaii（その20）帰国前日はマカプウへ。

早くも7日目。
帰国前日になってしまった。
楽しい日々はあっというまに過ぎ去って行く。

6：30起床。
夜が明けると前日とはうって変わった穏やかな晴天。

うわあ良かったねえ！
お日さま元気だよ！

うん！

今日はマカプウへ行こうよ。

ええっ？

実はツレは歩くことが嫌いで、
山登りなどきついことはもっと嫌いなのだ。
こちらに来てから無理矢理、相当な距離を毎日歩いているので疲労も溜まってきたのかも知れない。

マカプウにはマカプウヘイアウという古代の神社遺跡みたいのがあって、
そこをお参りするといいことがあるらしいよ。
さらにペレの椅子とかいうパワースポットもあって、
そちらは金運とかにいいらしいから行こうよ！

えーっ！でも相当歩くんだよねえ。

毎日けっこう歩いてるじゃん。
もうけっこう慣れたんじゃない？

まそうだけど、坂道はちょっと。

前回も登れたじゃん。
もう明日は帰るんだし、久々に風の穏やかな晴天になったし、
今回来られたことや今後の二人の健康や金運とかお祈りしに行こうよ。ねっ！

と、なんとかなだめすかしてマカプウヘ行くことになった。

7：30。
ハウツリーラナイでいつものコンチネンタルを注文。
この日はお客さんが少なくゆったりとした感じ。
風も弱く鳩が店内を嬉しそうにうろうろしていた。
（この後8：30頃ロビーを通ったらもの凄い行列ができていた。）

9：00すぎ、ホテルを出発。

前回と同じようにアウトリガーカヌークラブ前のバス停でNo.22を待った。

その21に続く。

2015年Hawaii（その19）夕食は「いやす夢」。

先日、今回のハワイ旅行の計算をしたところ食費がメチャクチャ安かった。
ま、朝はABC、昼はお弁当、夜は丸亀だもんね。
最初にハワイに行った頃は朝昼晩とも有名店で食べていたのがウソみたい。

さて、6日目の夕食はどうしようかねえ。
お昼にカレーライスを食べたからたいしてお腹が空いてないし、
またフードパントリーあたりでお弁当買ってこようか。

ということでお散歩開始。
いつもの海沿いの道を進みカラカウア通りに出て、
確かこの辺りを曲がればいいんだよねと、
ワイキキビーチホテルの先を右折。
しばらく進むと左手に「いやす夢カフェ」なる店を発見した。

あれれ？
この店は確かDFSのあたりにあったおにぎり屋さんだよね。
こっちにもお店があったんだね。
ちょっとのぞいてみよう。

入店すると目の前のレジにはおにぎりの他にお弁当もあり、
シャケ弁のようなものが数種類。
最低4ドルからとメチャ安だ。

うわあ！安いねえ！

右手奥にはカウンターとテーブル席があり、
落ち着いて食べられそう。

もうここでいいや、と思ったけど、念のためフードパントリーも見てみることに。

フードパントリーのお弁当売り場はレジの外側と内側があり、
外側の店はテナントかな。
おにぎりが1.7ドルぐらいでお弁当は7ドルぐらい。
極小サイズのカウンターもあるけど落ち着いては食べられない。

レジの内側は総菜コーナーの一部でスパムむすびや幕の内っぽいお弁当。
こちらはボリュームがあり値段も高い。

ああ、やっぱいやす夢だね。
うん、そうしよ。

いやす夢での夕食は2人分が味噌汁付きでたった9ドルだった。

※画像はお散歩途中のクヒオビーチの波打ち際。

その20に続く。

2015年Hawaii（その18）もう冬のハワイはやめよう。

No.8のバスは閑散としたクヒオ通りを進んだ。
雨はますます強くなる一方で車内は相当寒かった。

寒いねえ。
うん。
もう冬のハワイにくるのはやめようね。
うん。
次に来るときは今までのように暑い季節にしよう。

私たちはアラモアナセンターに着くと同時に、
カラダを温めるため入口右手のコーヒービーンでカフェラテを飲んだ。
注文の時店員が名前を聞くのでなんだろうと思ったが、
間違えないようにカップに書いておくんだね。

しばらくしてようやくカラダが温まったのでNo.42のバスでワードセンターへ向かう。
雨もやんだようで青空が見えてきた。
オアフのワイキキ側は雨が降っても1日中降り続くことがないからいいんだよね。

数日前スポーツオーソリティーに来たときは、
ザックリ見てお気に入りが見つからず手ぶらで帰ったのだが、
この日は時間もあったことでじっくりと見て回り、格安のポロシャツを購入した。

ランチはゴマ亭ラーメンへ。

ここに前回来たときチャーシューメンを注文したら、
味のない巨大なチャーシューがいっぱいで食べるのに苦労したっけ。
と思って今回は意表をつきカレーを注文してみたら意外にも普通においしかった。
ＣｏＣｏ壱番屋とまではいかないが、
クセがなく日本人なら誰も違和感を感じないはず。

帰りはアラモアナまでお散歩し、
ピンクラインでアストンワイキキビーチホテルまで来て、
あとはお散歩でホテルまで戻った。

その19に続く。