ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

青学そばの六本木通り沿いのドイツ料理店へ。(本日のランチVol.08)

2013-01-25 12:14:34 | 本日のランチ
●渋谷区 渋谷2丁目 ドイツ料理「ラインガウ 青山店」

いやあ、しっかしもう金曜だよ。
ついこの間、月曜になったばかりなのにまいったな・・・。

さて、今回のランチもまたクロスタワー、渋谷警察方面、並木橋といつものようにあちこちを彷徨ったあげく、
六本木通り沿いにあるドイツ料理店「ラインガウ」へ。
ここはたまに通るところなのだが、店が地下にあるため、
ランチメニューの手書き看板を見るたびに、どうしようかなあと迷っていたのだ。
でもこの日はお天気が良かったし、清水の舞台から飛び降りるほどの勇気を振り絞って入ってみた。

ドアを開けた途端、「いらっしゃいませー」と、年季の入った元気な声が迎えてくれた。
やや薄暗い店内は意外と広く、中央にコの字型のカウンター、周辺にはテーブル席があり、
40人ぐらいは軽く入れそう。
先客はテーブル席に5人ほど。
みな常連らしくかなりくつろいだ様子だ。
スタッフは人生経験が豊かそうなおばさんがふたりとおじさんひとり。

カウンターに着席すると同時に、
元気のいいおばさんがメニューとともにミニサラダを持ってきてくれた。
そうかランチにはみなミニサラダが付くから先に持ってきちゃうのね。
で、こちらも瞬間的にハンバーグ定食(サラダ、コーヒー付き¥950)を注文した。

もしかしてここはランチタイムが相当繁盛するので、
料理の出し方やスタッフの皆さんの動きが訓練されているのかな。

「山口瞳の人生作法」山口瞳ほか(新潮文庫)を読もうと思ったが、
照明がやや暗いため断念し店内をぐるりと見てみると、
あちこち結構年期が入っているが、何度か通ううちにいい感じで落ち着けそう。

約5分後、私のランチが到着。
デミグラスソースのかかった120グラムぐらいの手ごね風のハンバーグ、
小さめの目玉焼き、ほうれん草のソテー、平打ちパスタとライス。
わあ、おいしそう。
ボリュームもちょうどいいかな。

ハンバーグをひとくち食べてみる。
デミグラスソースはやや薄味でしつこくなく、肉はたいしたことない感じ。
パスタもほうれん草もあっさりした味付けで高齢者にも優しいかも。

約5分後、完食するとともに、おじさんが付属のドリンクの注文を聞きにきたので、
反射的にホットコーヒーを注文。
と同時におばさんがホットコーヒーをくれた。

ううむ、この店はタイムラグがほとんどないな。
素晴らしい。

出がけにはまた年季の入った元気な声で「ありがとうございましたー」。

ランチメニューは他にもいくつかあったからまた来てみよっと。

ごちそうさまでした。

(画像はありません。)








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青山学院の近くの大衆中華店でお得なランチをいただく。(本日のランチVol.07)

2013-01-22 14:40:39 | 本日のランチ
●渋谷区  渋谷2丁目 中華「精陽軒」

時の経つのは早いもので、1月ももう20日が過ぎちゃった。
ハワイまであと10ヶ月ちょっとか。

しっかし今年は寒いねえ。
先日の大雪に続いて今日もまた雪の予報だったよ。
降らなかったけど。
でも今年は4月までに3回ぐらいは大雪になるだろうな。たぶん。
東京は雪に極端に弱いから降るたびに交通がマヒしちゃうんだけど、
どうせ降るなら50センチぐらい降ったらおもしろいだろうなあ・・・。
すべてがマヒして恐らく3日間は会社も学校も休みになるだろう。

さて、本日のランチは仕事場から3分ほどで青山学院の近くにある大衆中華店「精陽軒」へ。
ここは青山通りのこどもの城のちょっと手前の反対側の路地を入ったところにあって、
かなり昔からやっているらしい。(1階の壁に昔の写真が貼ってある。)
ランチになるべく野菜炒めを食べたい私が週に1回は必ず利用する、ホームグランドとも言える店だ。

店の1階と2階の入口が別になっていて、1階には元気なおばあさんのママさんがいる。
ママさんはお勘定の際、「はい、800両だからおつりは200両」とか言うので、
江戸時代の生まれかも知れない。(んな訳ないか)
2階はセルフサービスになっていて、注文したメニューを自分で1階まで取りに行くシステム。
その代わり1階にはないゆで卵がおまけに付いてくる。

本日の私は2階へ。
先客が5名ほどいたが、すでに14時近かったこともあり皆すぐに出店して私ひとりに。
そしていつものようにメニューを見ずに野菜炒めを注文しようとしたのだが、
突き当たりの壁の「本日の日替わり」ボードに、見慣れないメニューが書いてあるのを発見。
それは「肉・トーフ・野菜炒め辛子煮込み」¥750(スープ、お新香、冷や奴、ゆで卵付き)というメニューだった。
ううむ、初めて見るな。
でも野菜炒めも含まれているし、まいいか。
ちょうど2階に上がってきた中国人風のお姉さんにさっそくそれを注文した。

壁のテレビではメロドラマをやっていたが見る気はなく、
携帯をポチポチやっていると3分ほどで
1階のお姉さんのアナウンスがあった。
「ヒカワリオネカイシマー」
おお早っ。
一番最初にこの店に来たとき、野菜炒めが出てくるまでわずか30秒ほどだっただろうか。
とにかく何のメニューでも早いのだ。

さっそく1階まで私のランチを取りに行くと、
お姉さんがにっこりと微笑みながらトレイを持っていた。
ありがとう。

「肉・トーフ・野菜炒め辛子煮込み」の見た目は、
薄めのスープ仕立ての麻婆豆腐の中に野菜炒めが浮いている感じ。(画像参照)
ううむ、あまりおいしくなさそう。
でもひとくち食べてみる。
・・・・・・・・。
やはり見た目通り、薄めの麻婆豆腐だ。
もう少し味に工夫が欲しかったかも。
普通の野菜炒めにすればよかったかな・・・。

いつもは定食に小さな冷や奴が付いているのだが、
本日は品切れになったのか代わりに温泉卵が付いていた。(ゆで卵も)
このメニューはもう頼まないかもしれないけど今後もよろしくね。

ごちそうさまでした。


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吹雪の新宿で千住真理子さんを聴いた。

2013-01-15 15:17:12 | コンサート鑑賞
17年振りに東京で8センチの積雪を記録した昨日、
東京オペラシティへ千住真理子さんのリサイタルを聴きにでかけた。
リサイタルの題名は「愛のクライスラー」。
全曲が「愛の喜び」で有名なクライスラーの作品だ。

千住真理子さんの名前は以前から存じ上げていたが、
直接興味を抱いたのは、お母様である千住文子さんが書かれた、
「千住家にストラディヴァリウスが来た日」や
「千住家の教育白書」 (新潮文庫)を読んだこと。
さらにご本人の「聞いて、ヴァイオリンの詩」を読んだことで、
いつか真理子さんのストラディヴァリウスが聴いてみたいなと思っていたのだ。


ほとんどの交通機関に遅れが出るほどの大雪の中、
ようやくたどりついたオペラシティコンサートホールには、
超悪天候にもかかわらずすでにかなりの観客が来場していた。
客層は老若男女入り乱れていたが、高齢の男性が意外と多かった。

このホールに入場するのは初めてだったが、
私の敬愛する作曲家、武満徹さんが芸術監督だったこととからタケミツメモリアルという別名があり、
音響に配慮し壁面や床面、椅子にまで天然木を多用した、数十メートルの吹き抜けを持つ巨大空間で、
パイプオルガンも備え付けられている。
舞台にはべーゼンドルファーのグランドピアノと椅子が2脚だけ。

照明が落とされ真理子さんとピアノの丸山滋さん、譜めくりさんが入場。
さわやかな笑顔の真理子さんは心身ともに絶好調の様子。
いったん曲目の紹介があり、いよいよ演奏開始だ。

前半は1曲目の「ウィーン奇想曲」から8曲目の「エピソード」まで。

ヴァイオリンの生演奏などほとんど聴いたことがなかった私だが、
わずか数タッチを聴いたところから、真理子さんのストラディヴァリウスが奏でる
音の豊かさ、深さ、滑らかさにはまっていった。
私たちの席はステージから3列目という至近距離だったこともあるが、
弓のタッチや和音の重なり、ピアノとの絡まりが身体で感じられた。
さらには真理子さんの身体を通じて、ストラディヴァリウスの発するサウンドが、
床面、壁面そしてホールと一体化してゆくのだが、
私たち聴衆もそのホールの一部として音楽と一体化していたのだ。

途中、15分の休憩を挟んで後半も「ジプシーの女」から「ウィーン狂詩的小幻想曲」まで8曲。
2回目のアンコールには名曲「愛の喜び」も披露された。


というわけで大雪なんか吹き飛んじゃうほどの素晴らしいステージでした。
やはり音楽はヘッドホンなんかでチマチマ聴くんじゃなくナマに限るね。


※画像はガレリアから見た雪景色。







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渋谷郵便局裏手の元サロン風カフェで上品なランチをいただく。(本日のランチVol.06)

2013-01-10 17:02:39 | 本日のランチ
●渋谷区  渋谷1丁目 カフェ「WEST」

以前いた高田馬場は坂の多い街だったが渋谷はさらに坂の多いところで、
しかも高田馬場より坂のスケールが大きい。
そのため宮益坂の上の仕事場から渋谷駅方面に下ることは、
帰りの登りの過酷さを考えると非常に大きな決断が必要になるのだ。
しかし本日は駅向こうのロフトにどうしても行かねばならぬ買い物があり、
決死の覚悟で坂を下りることになった。(ちょっと大げさか)

ロフトでの買い物が済み、さてランチをどうしようかと思ったのだが、
ロフト周辺にはなじみの店がなく、
目に入る飲食店の看板はどこもビルの地下か2階以上で内部状況がわからず。
どんどん歩いているうちに仕事場まであとわずかの距離まで戻ってしまった。
あ、いかんいかん。
どこか探さなきゃ。

宮益坂の郵便局の斜め裏側あたりの路地を歩いていてふと目に入ったのが、
毎日のように前を通るものの、今まで一度も入ったことがなかったカフェ「WEST」。
ここは店の正面の大きなガラスから内部が良く見え、
なかなか渋そうな雰囲気なので一度は入ってみたいなあと思っていたのだ。

さて、恐る恐る入店してみると外から見るより奥行きがだいぶあり、
相当な人数にも対応できそうなスペースで、
壁面の絵画やアンティーク風のテーブルやチェアが、
サロン風の雰囲気を醸し出している。
ただしそれぞれが恐らく30年以上は使い込まれているのだろうなあという古さもあった。
つまりは元サロン風のカフェというわけだ。

先客はわずかに5人ほどで、いずれも常連客らしかった。
私はママさんらしき上品なおばさまからメニューを受け取ると、
しょうが焼きとパスタの2種類のランチを詳細に検討し、
しょうが焼き(ご飯、味噌汁付き¥900、コーヒー¥150)をお願いすることにした。

途中の本屋で仕入れた「旅の途中」筑紫哲也(朝日文庫)を読んでいると、
約10分ほどで私のランチが到着。
かなり使い込まれた真っ黒な鉄板に載った、
多めのタマネギとピーマンがからまった1枚1枚が大きめのしょうが焼きだ。

まずはひとくち、タマネギを食べてみる。
ウン、薄味だがちゃんとした上品な味だ。
次は肉を食べてみよう。
大きいので箸で切ってみると厚みはそれほどでもなく、
しかも柔らかいので簡単に切れる。
ウン、こちらも薄味だが上品な肉だ。

鉄板の端にはグリーンピースとニンジン、
マカロニも添えられており、
そちらも上品な味だった。

他の店に例えれば吉祥寺の「ゆりあぺんぺる」かな。
あそこをかなり広くした感じ。
ま、ゆりあぺんぺるは2フロアだからくっつけたみたいな。
できたのも同じ頃じゃないのかなあ。
その頃はサロン風が流行っていたのかな。

ごちそうさまでした。

(画像はありません)










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正月2日、小田原へ箱根駅伝を見に行った。

2013-01-08 13:49:17 | おでかけ
いやあ、しっかし時の過ぎるのは早いもんで、
あっという間にもう8日。
今年も残り357日、ハワイまで11ヶ月か・・・。

年末年始はヒマだったので、
おかげさまでというか今回の冬休みは9日間と、
かなり長くとることができた。
しかし、旅行や有名社寺仏閣への初詣などは混んでいるし高いため断念。
もっぱらテレビや近所の散歩で終わってしまった。
だが1日だけ、ちょっとお出かけをした。
それは正月2日、念願の箱根駅伝観戦だった。

実は家でヌクヌクしながらテレビで駅伝を見ようかと思っていた。
しかし昨年まで山登りで絶対の存在だった東洋大の柏原君が卒業したことにより、
今年は混戦となり予想もできない何かが起きるはずだという思いがあった。
毎年現場で観戦したい思いがあったし、
テレビでスタートは見たものの現場を見たい思いは募るばかり。
10分ほどの思案の末、ええい、行ってしまえ、となった。

家を出る時間が遅かったため、
観戦場所はある程度土地勘がありアクセスしやすい小田原に決めた。
途中の町田ではデパートの初売り出しの大行列を横目で見ながら小田急に乗車。
温泉に行くときには絶対乗りたいロマンスカーではなく一般の急行だ。
車内は割と空いており、駅伝客と思われる人はあまりいなかった。

11時すぎに小田原駅に到着。
駅構内はかなりの人混みだったが、
湯本方面に向かう人も多く小田原で観戦する人はやはり少なそう。
駅伝の小田原中継所の通過予定時刻は12時15分頃なのでまだ1時間以上ある。
いい観戦ポイントが充分見つけられるだろう。
しかし風がかなり強い。

まずは人の流れについて中継所方面へ。

途中の小田原城にはまばらにしか人がいなかったが、
中継所付近には道路の両側にもうすでにかなりの観客がおり、
各大学やマスコミ関係者を含めるとここではゆっくり見られないと判断。
他を探してみることにした。

中継所から先はどうか。

300メートルほど離れると観客はまばらになり、ゆっくり見られそうだったが、
中継所から出た選手達がまだ元気で面白くないような気がした。

そこで中継所の手前側に移動してみた。

こちらも300メートルほど離れると観客がまばらになりゆっくり見られそう。
しかも市民会館の方から来る選手達が本町交差点を曲がり、
中継所まで最後のラストスパートをすることになるので、
よりエキサイティングなシーンに出会えるかも。

ということで観戦場所が決定。
あと30分ほどすると、眼前の道路では、
強風の海辺を走りクタクタになった選手達が、
最後の気力を振り絞ってラストスパートするシーンを目にすることができるのだ。


通過予定時刻の15分ほど前から急激に観客が増え、
まばらだった私のまわりも、あっという間に2重の人垣になった。
これではもう移動はできないな。

10分前から反対車線のクルマの流れが止まり、
渋滞がはじまった。
風はますます強くなっていく。

そして、まず関係車輌、白バイが通過。
間もなく黒いユニフォームの選手が走り抜けた。
おお、早い。東洋だあ。

車列の間を凝視しシャッターチャンスを待っているのと、
選手達のスピードが速すぎて、表情はほとんどわからず、
ただユニフォームの色だけで判断するしかない。

数十秒あるいは数分おきに選手達が通過し、
そのたびに観衆から大きな声援があがっていた。

先頭から最後尾までわずか20分ほどだったと思うが、
テレビでは絶対に味わえない現場の緊張と興奮がそこにあった。

来年もまた行こっと。
















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