ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

我が家から見たスーパーブルーブラッドムーン

2018-01-31 23:39:34 | ふと思ったこと。
●月をまじまじ見たのは久しぶり

今晩は非常に珍しい、「スーパーブルーブラッドムーン」なる現象があった。
それは普段より月が大きく見える「スーパームーン」と、
一月に二度目の満月である「ブルームーン」と、
皆既月食で月が赤く染まる「ブラッドムーン」が一度に起こるということだ。

寒空の中、我が家のベランダに陣取り空を見上げていると、
次第に月が欠け始め、やがてすべてが隠れ赤く染まった。

クッキリと晴れた冬空ということで、
一部始終を観察することができたのは幸いだった。

何かいいことあるかなあ。


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東京に4年ぶりの大雪。

2018-01-23 16:27:53 | 散歩(ウォーキング含む)
●すべてを真っ白に丸く包む雪が好きだ。

昨日、東京は4年振りの大雪に見舞われた。

"雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう♪”という山下達郎の唄にあるように、
東京に雪が降る時はいつも雨から始まる。
しかし昨日は気温が低かったせいで、最初から雪だった。
しかも雪の形態がすぐに解けてしまうボタン雪ではなく、
小さな粒のような粉雪だった。

降り出してから瞬く間に地面が白く染まって行き、
真っ白になるまでにさほど時間はかからなかった。

昼過ぎに降りはじめた雪のピークは夕方で、
我が家の近所には15cmほど積もっていたが、
その後も降り続いた。

テレビでは都心の積雪量を1時間に3cmずつ増えていると伝えていた。

同時に鉄道の運休による帰宅客の混乱や、
ノーマルタイヤで動けなくなったクルマによる道路の渋滞など、
首都圏の雪に対する脆弱さも伝えられていた。
4年前も同様だったと思うのだが・・・。

都心の雪は未明に止み、積雪量は23cmとのことだった。

快晴になった本日、
いつもの景色がどのように変化したのかを見たくて近所の散策に出かけた。
ハイキング用の靴を履いて、ザクザク雪を踏みしめながら歩いた。

家々も道路も林の木々も、すべてが真っ白に丸く包まれている。
降雪が空気中の不純物を洗い流したようで、空がとっても青い。
東京では数年に一度しか見ることができないこの清々しさが私は好きだ。
(通勤や配送、雪かきで苦労している人にはごめんなさい。)

交通量の多い歩道は、雪かきがなされたり通行人に踏み固められたり、
気温の上昇によりすでに地肌が見えている箇所も多い。
しかし、交通量の少ない裏通りや日陰にはまだまだかなりの雪が残っている。

広大な公園では、子供達が嬉しそうに駆け回っていた。











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パレスホテル箱根が定宿になったきっかけ

2018-01-10 10:59:58 | 箱根
●本当にお気にりのホテルだった。

パレスホテル箱根が常宿になったきっかけは2012年頃におおよそ書いたはずだが、
私自身の備忘録としてもう少しだけ書いておこう。

当時、ツレの両親が数年ごとに亡くなりメンタルが低下していた。
できれば数ヶ月ごとに大好きなハワイへ行ければ良かったのだが叶うはずもなく、
近場の観光地や温泉で心を癒そうと考えた。

そうして横浜や箱根にたびたび出かけるようになったのだが、
横浜より箱根が良いのは、ロマンスカーという全席指定の、
乗った瞬間からリゾート気分が味わえる移動手段があり、
新宿から1時間半という短時間で到着できる事が大きな要因だった。
横浜は箱根の帰りに寄れるしね。

箱根に行き始めた当初は、
湯本付近のこじんまりした旅館で開放感抜群の露天風呂を楽しんだりしていたが、
あまりにコンパクトなためスタッフとの距離が近すぎたり、
食事が一辺倒なことに飽きて、強羅方面のホテルへ。

強羅でも数軒泊まってみたが、
周辺環境や食事、お風呂などどれもしっくりせず、
さらに奥の仙石原を探してたどり着いたのがパレスホテルだった。

こちらの口コミでは施設が古く衛生面に不安とか、
食事がいまいちとかの投稿があったが、
実際泊まってみるとそんな事は全然気にならず、
むしろ古い施設をキレイに保っていることが私達にはしっくりきた。

気に入った点を挙げてみると、
1)湯本からバスで40分ほどかかるが、喧騒から離れ、途中にガラスの森美術館や湿生花園、
星の王子さまミュージアム、すすき野原など見所がたくさんあり移動経路も楽しめる。。
桃源台からも近いので海賊船を利用してくることも可能。
2)ホテルが高台にあるので芦ノ湖や富士山が望める。
3)パレスホテル系列なので、スタッフとの距離が付かず離れずという、
シティーホテルのスマートさが私達には心地良い。
4)スタッフがあまり変わらずとてもフレンドリー。
5)誕生日など特別な日には、隔離された2階のレストランでフレンチがいただける。
6)大浴場はホテルの規模に対して広く、洗い場に仕切りがあるので使いやすい。
また露天風呂も周囲が石造りで居心地が良い。
(私達は温泉マニアではないので泉質にはこだわらない)
7)テニスコートやプールもある。
8)白い外観やホテルの規模、フレンドリーなスタッフは、
ハワイの常宿であるカイマナビーチホテルに通じる。
9)私たちには価格がリーズナブル。

行き始めてから数年後、ようやくメンタルが回復したと思ったら、
今度はツレ自身が大病を患ったため心身を癒すことが目的となっていったが、
さらに数年を経てだいぶ回復してきたようだ。

ホテルは立て替えを検討中とのことだが、
他のホテルと同じような各部屋露天風呂付きの高級路線にはして欲しくないなあ。

また、それまでの数年間、新たな常宿を探さなくちゃね。











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定宿パレスホテル箱根の閉館日(その3)

2018-01-09 20:35:00 | 箱根
●スタッフ総出のお見送りに大感激

その夜、まるでこのホテルの閉館を悲しむような大雨と風が嵐のように吹き荒れ、それは朝方まで続いた。

翌朝9時起床。

雨はほぼ止んだようだが、濃霧で5メートル先も見えなかった。
あらあ、お先真っ暗ではなく真っ白だね。

9時半。

1階のレストランで最後の朝食。

馴染みのレストランスタッフに挨拶してから、
メニューはいつものアメリカンブレックファストをチョイス。
ボリューム一杯の食事とともに、美味しいコーヒーをおかわり。

ごちそうさまでしたー!

霧がだいぶ風に流されたようで視界が開けてきた。(画像)

食後にちょっとグータラした後は、かつて毎回使用させていただいたテニスコートを見学。
コートはきれいに整備され、ネットもピンと張られ、イスもきれいだ。
さらに館内を彩る観葉植物がある温室を見学。
こちらはすでにかなり整理されたよう。
係のおじさんに挨拶。



11時半。

いよいよチェックアウト。
霧が晴れ富士山が姿を見せてくれた。

1階に降り、エレベーターのドアが開くと、支配人以下すべてのスタッフが勢ぞろいして迎えてくれた。

わあー!すごい人数!
いつもお目にかかるのはフロントを始めレストランスタッフなど10人足らずだったけど、
こんなに大勢いらっしゃったんだね。

手続きをすませると、ぜひご一緒に写真を撮りましょう、
と私たちとスタッフ全員の記念写真を撮っていただいた。
そして、馴染みのスタッフみんなと握手、ハグ。

今まで本当にありがとうございました!

スタッフは、私たちがエントランスを出てバス停にたどり着き、
バスに乗り込んで出発するまで手を降ってくれていた。

さようなら!パレスホテル箱根!そしてスタッフの皆さん!

(この項終わり)







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定宿パレスホテル箱根の閉館日(その2)

2018-01-09 17:35:44 | 箱根
●意外に空いていた。

小田原からは桃源台行きのバスに乗車。
発車時刻の10分ほど前にバス停に向かうとすでに車内は8割程が埋まっていた。
あれれ、結構混むんだねえ。
3連休の最終日だから日帰りの客も多いのかなあ。

バスは順調に進んだが、湯本付近は大渋滞で商店街を抜けるのに少々時間がかかった。
しかし、反対車線の渋滞はもっとひどくて、大平台のちょっと下からクルマが数珠繋ぎになっていた。

湯本付近では曇天だった空が、次第に雨模様に。

バスは順調に進んだが、宮ノ下あたりから乗降客が増え、
ほぼ停留所毎に停車して行った。

そしてようやくパレスホテル箱根に到着した。

バス亭からエントランスまで歩く途中で、
いつものスタッフが傘を持って笑顔で駆けつけてくれた。

こんにちわー!長い間お世話になりましたー!

フロントではスタッフや支配人から丁寧な挨拶をいただいた。

最後の部屋は5階のレイクビュー。
残念ながら雨模様のため、芦ノ湖や富士山は全く見えなかった。

デスクにはささやかなお土産ということで、
挨拶文とともに、ホテルの写真が入った額があった。(画像)

ディナーは1階のレストランだったが、
パレスホテル伝統の舌平目のボンファムなど、いつもとはひと味違う豪華さ。

食事後は温泉おんセーん!
どうやらこの日はツアー客が全くいなかったようで浴場も空いていた。

ああ、残念だけどこれで最後だね。

(その3に続く)
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定宿パレスホテル箱根の閉館日(その1)

2018-01-09 17:02:49 | 箱根
●56年の歴史に幕

ふぁあ、時の過ぎるのは早いものであっという間に新年も一週間が過ぎてしまった。

世間は年始最後の3連休を楽しんだはずだが、私たちは箱根に向かった。
それは、定宿のパレスホテル箱根が閉館されるため。
こちらには12月中旬にお世話になったばかりだが、
これまでよくお世話になったホテルのその瞬間に立ち会いたかった。

往路は前回同様、吉祥寺のアトレで崎陽軒のシウマイ弁当を購入、
いつものように小田急新宿駅からロマンスカーはこね23号に乗るはずだった。
しかしこの日は小田急線内で人身事故が発生し運転見合わせになってしまった。

あれれ、どうしよう。

手段はふたつ。
新宿で1時間ほどロマンスカーを待つか、JR湘南新宿ラインで小田原まで行くか・・・。

ロマンスカーを待つ場合、予約済みのはこね23号は運休のため、
次のロマンスカーは混雑するし、復旧直後なので運行速度も遅くなるだろう。
ということでJR湘南新宿ライン特別快速小田原行きに乗車することにした。
もちろん、ホームでグリーン券をスイカで購入しグリーン車に乗車した。

以前は帰路に湯本からロマンスカーに乗って小田原まで来たとき、
その先で人身事故により運休となってJRに乗り換えたことがあったが、
今回はまったく逆である。

車内は私たち同様にロマンスカーから流れた乗客もいるらしくほぼ満席。

列車は定刻通り、渋谷、恵比寿に停車。
大崎からは武蔵小杉を経て東海道本線に合流し順調に進んだ。
あ、武蔵小杉の手前で多摩川を渡ったところでシュウマイ弁当をいただいた。

やはりJRは線路の本数も多く、また接続する路線も多いため鉄道マニアにはウケそうだ。
さらに、茅ヶ崎から先では海も見えてきた。
列車は無事小田原に到着。
ここでちょっと休憩だ。

※画像は武蔵小杉直前の多摩川

(その2に続く)








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