家政婦の言った今の舅達の現状は想像していた状態だったので
それ程ショックはなかった(家政婦が来た参照)
「やっぱりな」って感じ
話に聞いていた家政婦もまた想像通りだった
「私がこのままじゃ皆に見捨てられるんだ。
こんなことしていていいのかと舅に説教してやったんだ」と胸を
はって言う姿は昔の姑そっくりだった
毒気に当てられたとはこの事か
彼女の自信満々のこれでもかって言うくらいの話は私の体力を底の底まで
吸い尽くしていった
最後に舅に脅えているんだと言った私に
「もう、こちらに来ることはないと思いますよ。もし行きそうになったら
私が止めますからね」と言った
なぜこの言葉にこんなにハラが立つのだろう
私が守るなどと言われたくなかったからだ
「自分の家族は自分で守る」その想いが強いからだろうか
この女性とも関わりたくないと強く感じた
姑と全く同じ臭いのする女
途中で姑が喋っているのかと錯覚した
お金がないと言う話もしていた
年金の更新の手続きをしなかったために止められているそうだ
それを彼女がやってあげたそうだ
すでに家政婦の域を超えていることに全く気付いていないようだった
何処までも人の領域に入って行ってしまう
給料すら貰っていないらしい
帰った後 家政婦との不毛な会話に疲れ果てて動けなくなった
でも私はその問題の裏にあったもっと大きなことに気がついた
お金・・・
夫が年末届けたというお金
あれはやっぱり届いてはいなかったと言う事実
ぐるぐる回って戻ってきてしまった「夫の嘘」(夫の嘘参照)
年末、夫が酔っ払いながら
「俺って孫悟空みたいに奥さんの手の平に踊らされているんだな。下手な小細工なんかみんなばれてるよね」と言った
「そうだよ。皆分かっているよ。」とお互いに遠まわしに話した
「お母さんは何をして欲しいの?」と聞いた
「別にして欲しいことはない。皆元気でいて欲しい。」とまた遠まわしに言った
それが不完全燃焼で私の胸にくすぶり続けていた
かつて私達はよく喧嘩した
お互いがお互いの傷をえぐるような傷つけ合いをした
だんだん喧嘩に疲れてしまった
喧嘩の後の沈黙も、その後の仲直りの面倒臭さ、喧嘩する割には確信には程遠い
妥協という名の解決しか出来ない
話しても話してもお互いが思いやれない自分の気持ちばかり・・・
だから私は言うことをやめたのだ
言っても仕方がない
へそくりを貯めていつでも家を出られる準備をして、たいした事じゃない
と自分を納得させてきた
でも最近気がついた
私って沢山夫を責めたけれど「嘘が1番嫌いなんだ。」と言う言葉を言ったことがなかったかも
「嘘をつかれて辛い」と泣いたけれど
「1番許せないことは嘘だ」とは言ったことがなかったな・・・
今日はチャンスかも
これを伝えてみよう
そう思った
思いを伝える
その後どうなるのかを考えると気持ちが萎えていく
子供の頃から自分の思いを伝える事をした事がない
もし自分が「これは嫌だ」と言ったならどうなるかを考えると
恐ろしくて言えなかった
だからどうなるかを経験していないのだ
経験していないことをする事は本当に怖い
家政婦の話よりこっちの方がずっと重かった
断酒会の言葉に
「第一の事は第一に 」と言うのがある
アル症の問題を考える前に常識として今必要なのは何かと考える時に使うらしい
今必要なのは私が夫の嘘が嫌だと伝えることなんじゃないか
舅の問題は今は何も出来ない
でも今ゆがみ始めている私達を見つめる事は大切なんじゃないか
逃げては行けない
夫がどう反応しても私は伝えることが必要なんだと感じた
早く帰ってきた夫はすぐ私の様子に気がつく
「なに?機嫌悪いの?」ととたんに身構えている
その姿をみると可哀想になって何も言いたくなくなる
逆切れする前兆でもあるからだ
一通り家政婦の話をした
夫は問題がずれていることに安心して親身に話を聞いて
2人で今後の対応について、決めることができた
いよいよ最後に「その他にも話がある。」
と言うと途端に脅えたように部屋の壁にくっついた
「なにさ」と低い声で言う
怖いから一気に言った
「私嘘つかれるのが嫌なんだ。
お父さんは私が見逃してくれていると感じている様だけれど、
見逃すのは嘘を許しているわけじゃない。
我慢してるんだ。我慢には限界があると知って欲しいんだ」
「分かってるよ。分かってるさ」と一目散に部屋から出て行った
逆切れしなかった・・・
絶対 罵詈雑言が炸裂して大喧嘩になると覚悟していた
気が抜けてしばらく動けなかった
片付けをしていると夫が入ってきて
「俺は許容量が狭いんだ。いっぺんに言うな」と言われた
「言いたい事はチャンスのあるうちに言わないと貯めちゃうからさ」と言って2人で片付けた
言えた。
嫌だと伝えられた
伝わるか、伝わらないかは夫の問題なんだ
初めて「NO」と言えたよ
それ程ショックはなかった(家政婦が来た参照)
「やっぱりな」って感じ
話に聞いていた家政婦もまた想像通りだった
「私がこのままじゃ皆に見捨てられるんだ。
こんなことしていていいのかと舅に説教してやったんだ」と胸を
はって言う姿は昔の姑そっくりだった
毒気に当てられたとはこの事か
彼女の自信満々のこれでもかって言うくらいの話は私の体力を底の底まで
吸い尽くしていった
最後に舅に脅えているんだと言った私に
「もう、こちらに来ることはないと思いますよ。もし行きそうになったら
私が止めますからね」と言った
なぜこの言葉にこんなにハラが立つのだろう
私が守るなどと言われたくなかったからだ
「自分の家族は自分で守る」その想いが強いからだろうか
この女性とも関わりたくないと強く感じた
姑と全く同じ臭いのする女
途中で姑が喋っているのかと錯覚した
お金がないと言う話もしていた
年金の更新の手続きをしなかったために止められているそうだ
それを彼女がやってあげたそうだ
すでに家政婦の域を超えていることに全く気付いていないようだった
何処までも人の領域に入って行ってしまう
給料すら貰っていないらしい
帰った後 家政婦との不毛な会話に疲れ果てて動けなくなった
でも私はその問題の裏にあったもっと大きなことに気がついた
お金・・・
夫が年末届けたというお金
あれはやっぱり届いてはいなかったと言う事実
ぐるぐる回って戻ってきてしまった「夫の嘘」(夫の嘘参照)
年末、夫が酔っ払いながら
「俺って孫悟空みたいに奥さんの手の平に踊らされているんだな。下手な小細工なんかみんなばれてるよね」と言った
「そうだよ。皆分かっているよ。」とお互いに遠まわしに話した
「お母さんは何をして欲しいの?」と聞いた
「別にして欲しいことはない。皆元気でいて欲しい。」とまた遠まわしに言った
それが不完全燃焼で私の胸にくすぶり続けていた
かつて私達はよく喧嘩した
お互いがお互いの傷をえぐるような傷つけ合いをした
だんだん喧嘩に疲れてしまった
喧嘩の後の沈黙も、その後の仲直りの面倒臭さ、喧嘩する割には確信には程遠い
妥協という名の解決しか出来ない
話しても話してもお互いが思いやれない自分の気持ちばかり・・・
だから私は言うことをやめたのだ
言っても仕方がない
へそくりを貯めていつでも家を出られる準備をして、たいした事じゃない
と自分を納得させてきた
でも最近気がついた
私って沢山夫を責めたけれど「嘘が1番嫌いなんだ。」と言う言葉を言ったことがなかったかも
「嘘をつかれて辛い」と泣いたけれど
「1番許せないことは嘘だ」とは言ったことがなかったな・・・
今日はチャンスかも
これを伝えてみよう
そう思った
思いを伝える
その後どうなるのかを考えると気持ちが萎えていく
子供の頃から自分の思いを伝える事をした事がない
もし自分が「これは嫌だ」と言ったならどうなるかを考えると
恐ろしくて言えなかった
だからどうなるかを経験していないのだ
経験していないことをする事は本当に怖い
家政婦の話よりこっちの方がずっと重かった
断酒会の言葉に
「第一の事は第一に 」と言うのがある
アル症の問題を考える前に常識として今必要なのは何かと考える時に使うらしい
今必要なのは私が夫の嘘が嫌だと伝えることなんじゃないか
舅の問題は今は何も出来ない
でも今ゆがみ始めている私達を見つめる事は大切なんじゃないか
逃げては行けない
夫がどう反応しても私は伝えることが必要なんだと感じた
早く帰ってきた夫はすぐ私の様子に気がつく
「なに?機嫌悪いの?」ととたんに身構えている
その姿をみると可哀想になって何も言いたくなくなる
逆切れする前兆でもあるからだ
一通り家政婦の話をした
夫は問題がずれていることに安心して親身に話を聞いて
2人で今後の対応について、決めることができた
いよいよ最後に「その他にも話がある。」
と言うと途端に脅えたように部屋の壁にくっついた
「なにさ」と低い声で言う
怖いから一気に言った
「私嘘つかれるのが嫌なんだ。
お父さんは私が見逃してくれていると感じている様だけれど、
見逃すのは嘘を許しているわけじゃない。
我慢してるんだ。我慢には限界があると知って欲しいんだ」
「分かってるよ。分かってるさ」と一目散に部屋から出て行った
逆切れしなかった・・・
絶対 罵詈雑言が炸裂して大喧嘩になると覚悟していた
気が抜けてしばらく動けなかった
片付けをしていると夫が入ってきて
「俺は許容量が狭いんだ。いっぺんに言うな」と言われた
「言いたい事はチャンスのあるうちに言わないと貯めちゃうからさ」と言って2人で片付けた
言えた。
嫌だと伝えられた
伝わるか、伝わらないかは夫の問題なんだ
初めて「NO」と言えたよ