Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

天主は人類に最後の救いの手段を与える事を望んだ。それが『ロザリオ』であり、『聖母の汚れなき御心に対する信心』である。これが最後の手段であってこの次はない。

2020年09月10日 | お説教・霊的講話


2020年8月13日(木)秋田巡礼 御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父

御聖体の内に真にましまし給うイエズス様の聖心の御前で、礼拝と、感謝と、讃美、私たちの罪の償い、全ての御恵みを乞い求めましょう。

御聖体の内に真にましますイエズス様の、天主の御目には、どれほどマリア様を評価しておられるか、天主の御目にとって、マリア様とはどれほど素晴らしい方であるか、どれほど聖なる方で、イエズス・キリストがどれほど愛されておられるか、そのマリア様の秘密を私たちに教えて下さるように、私たちもマリア様のその偉大さを知る事ができますように、お願い致しましょう。

イエズス様だけが御存知の、マリア様のその成聖の聖徳の秘密を、私たちも垣間見る事ができるように、特別の御恵みを与えて下さい。

天主三位一体の、閉ざされた秘密の庭園、全く美しい、誰も人の入る事ができないその庭、その輝きと、素晴らしさと、美しさを、私たちも少し理解する事ができるように、特別の御恵みを与えて下さい。

この被造物が決して知り尽くす事ができない、マリア様の聖徳の輝き、その持つ威光、憐れみの深さ、その天主に対する愛、天主聖霊と全く一致せられたその霊魂の浄さ、はるかに、私たちのはるかに遠くにある燦然とした輝きを、私たちが近付いて理解する事ができますように。

御聖体の内に真に隠れてましますイエズス様の愛の聖心。イエズス様は、この地上で生活している間、マリア様にいつも従順である事によって、天主聖父に最高の栄光を帰す事を良しとされました。全世界に大奇跡を行なうよりも、世界の皇帝となるよりも、全人類からの賞賛を浴びるよりも、30年間の隠れたナザレトでの生活の方が、マリア様に対する愛の方が、価値があると、永遠の知恵は思われました。

もしもイエズス様がそうなさったのであれば、私たちにとっても、最も価値がある事は何か分かります。

ファチマのシスタールチアは言いました、「天主は、人類に最後の、最後の救いの手段を与える事を望んだ。それが『ロザリオ』であり、『聖母の汚れなき御心に対する信心』である。これが最後の手段であって、この次はない」と。

イエズス様は、この最高の最終兵器を、私たちに与えようと思っておられます。


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1 コメント

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「天主は人類に最後の救いの手段を与える事を望んだ。」から (舶匝(@online_checker))
2020-09-10 20:34:10
「最後の救いの手段」の前にも、救いの手段を我々に差し出してくださっている、という解釈を引き出せます。
救いの手を得た、と実感できる機会は決して少なくないです。当然、感謝の念。
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