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スウェーデンのルター派教会の牧師のカトリック教会への改宗について

2006年08月10日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


兄弟姉妹の皆様、

こんにちは! シュティン師らの帰正式について、もっと知りたいという方々のために、ブラザー・ヨアキムによる説明をご紹介します。


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 シュティン・サンマーク師はルター派教会の中で存在する唯一のアウグスティノ会修道会(そしてスウェーデンの唯一のアウグスティノ会修道院)の創立者かつ修道院長であった。


 シュティン・サンマーク師は、十年以上カトリック教会と接触を試みていた。しかしストックホルムの唯一のカトリック司教は、シュティン・サンマーク牧師にこう言った。
「あなたはルター派教会に留まりなさい。エキュメニズムのためだ。」


 シュティン・サンマーク師は、1964年にカトリックのミサ聖祭に与ったことがある。そしてカトリックへと帰正を始めた。しかし数年後、ラテン語のミサ聖祭はなくなり、カトリックへの改宗を停止した。1990年、シュティン・サンマーク師は修道院ごとカトリック教会へと改宗することを望んだ。しかし公式のカトリック教会は彼らがカトリックにならないようにあらゆる手を尽くした。


 シュティン・サンマーク師は、カトリック教会に帰正するのを30年以上も望み続け待ち続けた。
 しかしカトリック教会はそれについて全く興味を持たなかった。シュティン・サンマーク師とその共同体はそれを大変苦しんだ。
ついに聖ピオ十世会にコンタクトを取った。最初はミサ典書を入手するためだった。そして聖ピオ十世会の下の一つの組織である UNEC がスウェーデンに巡礼に行き、シュティン・サンマーク師の教区教会に立ち寄った。シュティン・サンマーク師は巡礼団を歓迎した。その後、シュミットバーガー神父様がシュティン・サンマーク師と会いに行き、師はエコンの神学校や聖ピオ十世会関係の教会を訪問した。


 スウェーデンのカトリック司教と事務総長はシュティン・サンマーク師たちにたいへん厳しい態度を取った。スウェーデンの公式のカトリック教会は、シュティン師らの改宗を拒否した。シュティン師らといかなる関係も持ちたくないと拒絶の態度を取った。師にとってそれは辛いことだった。


 ルター派教会も改宗の話に激怒した。師は一万二千名の教区の牧師であり責任者で、教会には42名の職員がいた。師はいわば「司教座聖堂参事会員(カノン)」であり、アウグスティノ会修道会の創立者修道院長であった。スウェーデンのルター派教会の監督(司教に相当する)たちは怒り、ルター派教会の最上責任監督(大司教に相当する)もわざわざ直々に師のところに訪ねてきて改宗をするなと要求した。


 しかしシュティン・サンマーク師は真理を求めていた。カトリック教会が常に信じていた真理を求めていた。そこでこのスウェーデン最高のルター派教会監督にこう説明した。
「私たちはイエズス・キリストに従わなければなりません。そしてイエズス・キリストの選んだものはペトロ(カトリック教会)でした。私たちはキリストの選んだものに従わなければなりません。私たちにはそれ以外の何もできません。」


 シュテン・サンマーク師がカトリック教会に帰正すると、アウグスティノ会修道会は自動的に閉会となる。師は帰正の前に総会(chapter)を開き、会を終了させる。


 シュテン・サンマーク師は、アップサラ大学(University of Uppsala)で6年間、神学と哲学を学び、31年以上、自分の生涯の時間のほとんどをカトリック信仰を学ぶことに費やした。


 シュテン・サンマーク師は何年もかけて教区において、ルター派の典礼を廃止させようと試みた。師の「ミサ」はほとんどカトリック教会の聖伝のミサのようであった。シュテン・サンマーク師が捧げる「ミサ」を教区民は好んだ。その他の牧師たちは、とんでもないやり方で「ミサ」をしているからだ。師の教区民たちは、シュテン・サンマーク師を愛している。師以外のどの牧師も受け入れないだろう。シュテン・サンマーク師がカトリック司祭としてスウェーデンに戻って来ると、彼らはなぜ私たちがカトリックにならなければならないかという説教を聞き、それを理解し、それに従うだろう。


【以上は、Swedish Lutherian pastor converts to Catholicism.
http://angelqueen.org/forum/viewtopic.php?t=7419
より】



A link to our convent and to Father Sten’s parish:
http://www.svenskakyrkan.se/klostren/augustinerorden.htm

【スウェーデン語】
http://www.svenskakyrkan.se/oskarshamn/

【英語 Church of Sweden in Oskarshamn on-line】
http://www.svenskakyrkan.se/oskarshamn/indexe.htm

 


 UNEC は、堕胎をすることを考えている母親と胎児を助けるために働いている。1995年以後、278名の胎児の命が救われている。
http://www.radio-silence.tv/index.php?menug=9&menuh=2&idRu=135

 



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