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2019年2月2日(初土) 御聖体降福式での黙想 「喜びの玄義 第4玄義」

2019年03月16日 | お説教・霊的講話
喜びの玄義 第4玄義の黙想
(2019年2月2日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)


『喜びの玄義 第4玄義:この一連を捧げて、聖母が潔めの式に与り、主を聖殿に捧げ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、掟を守る徳をこい願わん。』

御聖体の秘跡の内に真に在し給うイエズス様の聖心の御前で、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償う為に、15分間、ロザリオの15玄義の黙想を致しましょう。今日のテーマは自由に選んで下さい。今日は御潔めの祝日でもありますので、もしもお望みの方は、聖母が御潔めの式に与り、主を神殿に奉献し給いたるを黙想致しましょう。

イエズス様がお生まれになって40日後、今から2000年前、マリア様はヨゼフ様と一緒に、エルサレムの神殿にやって来ました。掟を守る為、モーゼの規定に従って生贄を捧げる為、一番いの鳩を捧げる為に。単純で、そして飾り気のない姿で、ヨゼフ様とマリア様は、イエズス様を抱きかかえて、律法を果たす為にやって来られました。

他方、神殿では、老人聖シメオンが、聖霊の導きに従って、救い主の到来を待っています。聖シメオンは聖なる、主を畏れる男で、聖霊によって、「主キリストを見るまで死なない」と約束されていました。祈りと犠牲、断食を以って、イエズス様の到来を準備してきました。何年も、何十年も。

それと時を同じく、アセル族の聖アンナ。若いうちに寡婦となって、何十年も祈りと断食をして、救い主の到来を待ち、また待ち望んできた、信心深い女性。

二人は、イエズス様が来られたのをすぐに認識します。私たちもその場にいます。その聖シメオン、あるいは聖アンナの、イエズス様との出会いを目撃します。

マリア様に抱かれたイエズス様を見つけた時の、シメオンの喜び、驚き。何はともあれ、マリア様に近付きます。マリア様に、イエズス様を見せてもらうように、抱かせてもらう事ができるように、お願いします。

「おぉ、今より、主のしもべを逝かせて下さい。なぜなら私の目は、御身の準備した救いを見たからです。4000年、人類の待望していたメシアをこの腕で抱いています。主の憐れみを受け取りました。この方こそ、この世を罪から救う方です。地獄の門に打ち勝ち、人類を天国に導く方です。御身が準備された救い主、異邦人を照らす光、イスラエルの栄光。遂に来られた、遂に御生まれになった、王の王、救い主。」

「マリア様、聖母の汚れなき御心、私も今日、御降誕から40日後、イエズス様を待ちわびて、この御聖堂にやって来ました。マリア様、御身の汚れなき御心は、イエズス様の御行動を全てその心に秘めて、全ての秘密をお持ちです。今日、司祭の手を通して、世の光であるイエズス様を、その象徴であるロウソクを受け取りました。イエズス様の御体を御聖体で受け取りました。マリア様、御身の御心を、イエズス様への愛を、イエズス様の深い知識を与えて下さい。マリア様が愛を込めてイエズス様をお抱きになっているように、イエズス様を愛を込めて抱く事ができるように許して下さい。その御恵みを与えて下さい。」

「イエズス様、イエズス様は極めて幸せそうにお見えになります。マリア様の元に居るのが一番好きなように見えます。いつもマリア様の元から離れたくないように思えます。御身を抱くのをお許し下さい。私もマリア様に抱かれる事ができますように、御身の横にいるのをお許し下さい。」


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