Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

フェレー司教様のマニラ訪問

2011年10月18日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、


 日本はもう秋なのですねぇ。秋の夕日、紅葉、トンボやコオロギ。愛する兄弟姉妹の皆様のことを思いだすと目頭が熱くなったりもします。もう歳ですね。

 ところで、インターネットでは、聖ピオ十世会について、ゴミのような色んな憶測や推測がようです。

 特にヨーロッパやアメリカでそうですが、聖ピオ十世会はカトリック教会の信仰を教えているためにいつ何が行っても不思議ではありません。離婚は罪だ、堕胎は罪だ、男色は罪だ、同性愛は罪だ、とカトリック教会の教えを発言するだけで、ヨーロッパでは、逮捕や投獄さえ覚悟しなければなりません。


 バチカンと聖ピオ十世会との話し合いも、私たちは、全てを覚悟しなければなりません。私たちに出来ることは、天主の助けと共に、カトリック教会の聖伝の信仰を守ることだけです。もしも、バチカンがカトリック信仰を棄てるように要求するなら、私たちは信仰を犠牲にすることはできません。


 バチカンと聖ピオ十世会との2年に亘る神学の話し合いは、私たちにとって第二バチカン公会議の誤謬を深く研究し極める良い機会となりました。第二バチカン公会議の問題点について、私たちは更に考察することができました。このことを天主に感謝します。

 バチカンと聖ピオ十世会とは、第二バチカン公会議の問題点について見解が異なると、同意しました。第二バチカン公会議の問題点について、公式に発言することができ、カトリック教会の信仰の証人になることができ、天主に感謝します。


 天主は変わらないから、真理は変わらないから、イエズス・キリストは変わらないから、私たちはこの変わらない永遠の真理を、天主の聖寵の助けによって、守り続けることを選びます。


 愛する兄弟姉妹の皆様のしもべは、真理を守ること、聖伝の信仰を守ることを選び続けるために全力投球をしているフェレー司教様に感謝します。


 愛する兄弟姉妹の皆様にも、変わらない永遠のカトリックの聖伝の信仰を選ぶ天主の聖寵の助けを乞い求めます。


 私たちも、茨の道、真理の証人の道を歩むことができる聖寵を乞い求めましょう。


愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

司教荘厳ミサ

2011年10月18日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 こちらマニラでは、昨日の主日に司教荘厳ミサがありました。フェレー司教様のお話を聞き、説教を聞き、大変興味深いと同時に、聖伝のカトリック信仰を守ろうという固い決意を見て、天主に深く感謝しました。


 良き指導者、良き父を持つとは何というお恵みでしょうか!!カトリック教会の聖伝の信仰の遺産をそのまま受け継ぐことができるとは何というありがたい宝でしょうか!!


 新しいミサの教会では、召命が殆どありません。フランスの司祭の平均年齢は70歳です。司祭一人は50の小教区を持っています。フランスもドイツもベルギーもオーストリアも、カトリック教会は消え行きつつあります。この負の遺産は、あまりにも重苦しくのし掛かっています。もとのように戻すには何十年、何百年の時間が必要とされるでしょう!


 子供たちに遺産を遺すことができるのに敢えて与えない場合、あるいは、負の遺産を遺す場合、何という不幸でしょうか。


 そこで考えました。もしも、もしもある親が、自分の生活水準を維持するため、経済的理由のために、莫大な借金を作って、子供たちは30年経ってようやく借金が半分になるとしたら、60年経ってようやく借金が4分の1になるとしたら、90年経ってようやく8分の1になるとしたら、そんな借金をこしらえた親ははたして良き親なのでしょうか。

 もしも、もしも2万年(!!)経ってようやく借金が半分になるとするなら、あまりにも無責任な話しではないでしょうか?


 私たちはフェレー司教様をはじめ、天主の助けと共に、命懸けで、賢明に、力強く聖伝のカトリック信仰を守ろうと固く決心している指導者たちが与えられたことを感謝します。

 私たちはカトリック教会に聖伝の信仰を求めます。そして信仰は私たちに永遠の命を与えてくれるでしょう。この永遠の命こそ、カトリック教会が天主イエズス・キリストから受けた使命ですから。

主よ、我らを憐れみ給え!

ロザリオの聖母マリアよ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!


トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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