子供のころ、台湾からの輸入品だったバナナは高級フルーツ。貧乏なわが家ではめったに食べられるものじゃなかった。
だから、スーパーとかで売ってるバナナを見ると複雑な気持ちになる。
日持ちしないバナナは売れ残ってしまうと無駄になるから、昔はバナナのたたき売りとかがいたものだ。
フーテンの寅さんが、バナナを売ってたかどうかは定かじゃないが、あの独特の口上で叩き売る。最後には「持ってけドロボー」となるのだが、ひと房売れると、また一から始まるのだから、客も相場を覚える。だから、売る方も買う方もその掛け合いを楽しんでいたんだろうな。つまりは大道芸。
さて、話は変わって揚げバナナ。昔、読んだロビンソンクルーソに、漂着した島での生活がなんとか整い、現地での食料とかも手に入れ干しブドウとか作りながら生活。バナナはは生じゃ食べられないので、焼きバナナにした・・・との記憶がある。おさな心に、焼きバナナってどんな味なんだろうと思ったものだった。
さて、注文は「フライドバナナ with Ice cream」。なかなかやってこない。店のかわい子が、アイスクリームでしたっけ?とか聞いてくる。そしてさらにしばらくたって、店のおかみさんらしき女性が、「アイスクリームは売り切れで、別のアレンジでいい?」とか聞かれる。
タイ人って、品切れなどの問題が起こればとりあえず放置。何とかなるのを待つ。
なので、こちらもいくら待たされようと何とも思わない。
んで、出てきたのはアイスクリーム抜きのフライドバナナ。
まあ、これが食べたかったんだからいいけど。
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チェンマイには目に付くような工業がないと土地の人が言う。それでも、匠の技によって生み出される伝統工芸が存在する。
郊外の町ボーサーンは、手漉き紙に色鮮やかな絵付けをしたから傘で有名な場所だ。ボーサーンの町並みは昔ながらの田舎町。田んぼを奥に2階建ての木造住宅が並んでいる。
昔に観たフランス映画を気取って雨傘と書いたが、土地の人は7月8月の雨季の時期でも傘を持つことはない。雨が降れば土砂降り。バケツをひっくり返したような豪雨だから、傘なんて役にたたない。
だから土地の人たちは、雨雲の襲来をいち早く察知し、軒下に逃げ込む。
・・・雨なら雨で撮れる景色もあるけど、タイではカメラもびしょぬれに。道はぬかるみ、そうもいかないみたいだ。
なので、ボーサーンで売られている傘は、もっぱら晴天用。つまり、日傘だ。
現在のチェンマイの地元の人達の交通手段は、ホンダやヤマハなどの100㏄ぐらいのスクーター。その昔はもっぱら自転車だったそう。
今もお祭りで、若い女性たちが民族衣装を着て、日傘をさしてママチャリに乗ってパレードしている。きっと、それがかつてのチェンマイの原風景だったのだろう。
今、チェンマイで自転車に傘さして片手乗りとかしたら、即、バイクにひかれてしまう。
チェンマイも変わる。
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旅行前は慌ただしかった。もうずいぶん髪の毛も伸びていたし、なによりも下着が底をついていた。
・・・いっそのこと、チェンマイで床屋に行こうか。。
とか思っては見たものの、現地ではあちこちへ写真を撮りに行くから床屋に行く暇はなさそう。なので、水泳のレッスン前の隙間時間にヘアカット。結局、下着の問題は未解決のまま。。
上級の旅行者は、古い下着で渡航し、現地で調達して新品で帰ってくるらしい。なので、それに倣ってみた。
人混みのワローロット市場でパンツ探索。
ようやく見つけた店で、店のおばちゃんのお勧めは女性用?
パッケージから取り出して広げた形は、ちょっと男性では、しまうべきものが窮屈そう。
男性用をとおばちゃんに頼むと、なにやらXLとか書いてあるグレーのビキニ・パンツを勧められた。両手でパンツを伸ばしてこんなに広がるって見せてくれるけど、XLは大きすぎじゃね?
結局、見た目は小児用みたいに小っちゃいが、引っ張って広げると巨大化するXLとかのサイズしかなさそう。タイの男どもは、こんなセクシーなパンツを普段はいているんだろうか?
頼みのSNSはホテルに帰らないと通じないし。。どうしよう。
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映画で観たチェンマイのプール。水事情の悪い国のプールってどんなだろう。
チェンマイから帰国する日の午前中、ホテルのプールで泳いでみたら普通だった。きちんと塩素で殺菌され、塩素濃度も管理されている。
季節外れだったから、風の吹き溜まりには埃が浮かんでいたけど。
プライベート・ツアーのドライバーが言っていた。チェンマイのベストシーズンは雨季があけた今頃。暑さがひと段落して涼しくなると。
・・・っていうか、風が冷たい。
朝、朝食前に、プールで沐浴しているタイ人の男性を見かけた。水着は着てるけど、キャップもゴーグルもなし。プールサイドに立って、水をかぶって頭をゴシゴシやってる。見てしまうとあんまり気持ち良いもんじゃない。
バタフライで4~5掻きで向こう岸へ着く、ちっちゃなプールだ。それでも水深は160㎝cmを超える。だから、気楽に入れるプールじゃないことは確か。
泳いでいたら、オーストラリアのおばちゃんが、ぼくと一緒に写真を撮りたがった。チェンマイのプールで泳ぐ人って珍しいんだろうか。まあ、人っ気のないプールなんて写真にはならないけど。
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この際、ニューハーフの話は置いておく。見分けられる自信がないし、この国では象にさえハーフがいるらしい。
カレン族の人たちの村。田んぼを超えて山の斜面を登っていくと、10軒ほどの集落があり、さらに上の方には20~30人ほど入れそうなお寺がある。
人が住む家屋を除いて、あぜ道を含めて村のほとんど観光用に開放されている。どこでも立ち入り自由。
村の人たちのプライバシーを守るため、それぞれの家では暑さにも拘らず戸を閉め切ってひっそりとしている。わずかなお金を稼ぐため、観光村として開放した故の切ない代償だ。遠慮がない欧米人の観光客たちは、村人の住む家の外階段に腰を掛けてセルフ写真を撮っている。
これが米国なら、侵入者は銃で瞬殺されるだろう。日本でも、他人の家に無断で侵入したら騒ぎになる。観光客というものは、往々にして人として現地の人を見れていない。自分勝手なものだ。
この日はタイのお祭り日なので、道を歩いて出会うのは外で遊んでいる数人の子供たちだけ。
家の数からすると、村の人口は50人ほどだろうか。
それにしてもと思う。土産物の店先に座ってるロングネックの美女たちの人数の多さ。どう見ても、子供たちや村人たちとは肌の色や顔つきがが違し、第一、その妙齢の年齢層の人口が突出している。
「家に帰ると、首に巻いてるパイプははずすのよ。だって重たいでしょう」
そんな説明をいつかタイの地元女性から聞いたような気がするが自信がない。
英語でそこまで微妙な会話が本当にできたのか。ついさっき食べた昼食のメニューすら思い出せないほど夢うつつのタイ旅行なので、現実の会話だったのか白日夢だったのかあやふやだ。
だが、土産物屋に並ぶ謎の美女たちが観光客のためにいるとなると、村の人口に対する比率の不整合や、顔つき、肌の色の違いなどの説明がつく。しかし、いまのとことその確証はない。確かめるには、何度も村に通って美女たちの村の出入りを観察するしかない。
とはいえ、ロングネックの美女たちがこの村の観光の目玉であり、ぼくを含めそれに多くの人が惹きつけられていることは間違いない。
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