検察当局は、事故原因、すなわち、セナがコントロールを失った理由を、ステアリング・シャフトの破損にあると決定付けた。そして、ステアリング・シャフトの破損の原因は、ウィリアムズ・チームによる改修の不備にあるとした。また、セナが事故直前ブレーキをかけたのにもかかわらず、コース上の凹凸のために十分な減速が出来なかったとして、サーキット側の過失も問うている。
1997年10月23日の公判で、FISA安全委員のローランド・ブリューインセラードは、
「事故が起こるまでは、タンブレロやコース上の凹凸に対してドライバーからの不平は聞かれなかった。」
と反発。また、SAGISの社長、フェデリコ・ベンディネッリも
「コース上の凹凸は事故前後ともにFIAからの改修の指摘はなかった。」
「アクティブ・サスペンションの廃止が致命的な状況を作り出したのではないか。」
と、主張。
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