東京駅で千葉に向かう電車に乗る時に驚くのは、まだ降りる人がいるにもかかわらず、我先に空いた座席をめがけて電車に乗り込む若者たちが多いことだ。
同じ、横須賀線直通の総武線でも、品川を過ぎて横浜方面に向かうと、乗客の雰囲気が変わってくる。エチケットが格段に向上する・・・ように思える。
そこで、「降りる人が先」という電車マナーというか、エチケットというか、それを守れないのは千葉県人の特徴かなと思っていたが、実はそうじゃなさそう・・・。
横浜方面の電車に乗る時は休日であることが多く、その時間帯はサラリーマンはほとんどいない。したがって、駅のホームを歩く人々も、実にのんびりとしたものである。また、同じ千葉でも、私鉄では、座席を争って乗り込むようなことはない。
我先に電車に乗り込む人々は、東京から終点の千葉の先まで長距離通勤をしている人たちなのだろう。1時間以上立ちっぱで帰るのを考えると、流行の服に身を固めたおねえちゃんたちが座席を争って乗り込むのも仕方の無いことなのかもしれない。
だが、彼女たちが年をとった時、勝浦あたりの素朴で素敵な笑顔のおばちゃんたちのように年齢を重ねられるのだろうか・・・。
ストレンジャー・イン・パラダイス。大都会で必死に戦う千葉県人たち。彼らは、決して自分を変えることはない。Be yourself. スティングのEnglish man in NewYorkには、この"Be yourself"という印象的なフレーズが何度も繰り返される。
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