tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

スノーモンキー

2017-01-23 22:29:25 | プチ放浪 山道編



温泉に入るニホンザルが見られることで有名な「地獄谷野猿公苑」。志賀高原の近く、山ノ内町。
どちらかというと、日本人より外国人観光客に人気のスポットかもしれない。
入浴するサルの写真が「ライフ」の表紙を飾ったり、長野五輪の際の口コミがきっかけとなったようだ。ニホンザルは世界で一番北に住む猿。地獄谷のサルたちが温泉に入るのは、冬の厳しい寒さの時期。温暖な時期には積極的に温泉に入らない。

・・・というのが動物の教科書とかに書いてあったことだが、見た印象を書けば冬の間もサルたちは積極的に温泉に入りたがるというわけでもなさそう。
サル用の露天風呂のへりで、思わせぶりに湯の中に入りそうでなかなか入らないサルの親子を見ていると、後ろから背中をおして湯船に突き落としたい気分になってくる。

サルたちが温泉に入らないから湯船の周りにはぼく以外誰もいず、一人でサルの様子をじっと見ていると、なんだかだれかの入浴を盗撮でもしているような気もしてくる。
どうやら、サルたちは観光用に餌付けされてて、地元の人がお温の中にエサを撒くと、採餌がてら重たい腰をあげて入浴に臨むようだ。
そもそも、初めて温泉に入ったのは一匹の子ザルだったらしい。これが群れ全体に広まって現在に至ってる。ということは、その子ザルを盗撮・・・ではなくて観察していたナチュラリストもいたわけだ。。

ところ変わって、別府温泉には廃湯で暖をとる猫たちがいるらしい。毛並みが乱れるので風呂には入りたがらないのが猫だが、冬場はあったかい湯気にゆったりくつろぐとのこと。猫が快適だと思う場所を求めるのは常だ。

アラスカンハスキーなどの極寒の地の犬たちは、猛烈なブリザードの夜もできるだけ風の当たらないようなところで丸くなる。彼らは寒冷地適応で体の末端の毛細血管が収縮し体温を奪われない機能が発達しているらしい。それでもやぱ、彼らも寒いんだろう。

全身を毛に覆われた野生動物たちは、汗腺が少なく汗をあまりかかないため、湯冷めはしないという。つまり、皮膚の汗腺から汗を出しその気化熱で体温を調節している人間は、湯上りに汗をかいて必要以上に熱を放出してしまうと、体温が急激に下がりすぎて湯冷めをする。
湯冷めを防ぐため、お風呂から出る時に冷たい水をかけて毛穴を引き締めるといいらしいのだが。
寒さがつのります。どうぞ、お体を大切に。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿