tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

タビラコ

2012-01-17 22:25:51 | 日記

 

以前、このブログで紹介した「かもめ食堂」。
http://pub.ne.jp/tetujin/?entry_id=601833
この映画の「かもめ食堂」みたいなカフェを見つけました。

「かもめ食堂」は、サチエ(小林聡美)が一人で経営するヘルシンキの日本食の小さなお店。
メニューはおにぎりや鮭の網焼きなど、和食テイストを中心としたヘルシーな家庭料理が中心だ。
(実はこの「かもめ食堂」。ヘルシンキには実際にお店があるらしく、こちらは和食テイストが中心ということではなく、地元のフィンランド料理がメインのようだ。)

さて、映画では、さっぱり売り上げの上がらないこの店に、やがて、奇妙な巡り合わせで店員の片桐はいり、客のもたいまさこが加わり、店の売り上げを伸ばす算段をはじめる。

タビラコにいた!
片桐はいり、もたいまさこ風の常連2人。特等席の線路沿いのテーブルを占拠していた。
この日、食べログでの口コミを見たのだろう。多くの客が世田谷のボロ市を見物がてら、食べログで人気の店のタビラコにやってきて、玄米などの自然食が売りのお店のメニューはあっというまに売り切れになっていた。
それでも、ひっきりなしに客が訪れ、5つしかないテーブルは常に満席に・・・。
一人で切り盛りしているお店は、途絶えることのない客でてんてこ舞いだった。
特等席を占拠していた得体の知れない常連の2人組みの女性客は、自主的に客が帰った席の食器の片づけなどを手伝っていた。店のご主人に代わってメニューの説明なども。
・・・まさに、片桐はいり、もたいまさこ さん。雰囲気も似てたかな。。

店の常連たちが食べログに口コミを投稿し、その組織票で店の人気が上がっていく。店の成長を常連として見届ける。一種のやらせだが、それはそれでいいことなのだろう。ネットを使って店を応援できるのだから。
でも、小さな店が忙しくなって、店の主人とコミュニケーションが取りにくくなるのは少し悲しい気もする。
・・・食べログはそれほど店の客の出入りに影響が大きいということ。店の人気がすこし落ち着くまで待つしかないのだろう。しょせん、あちこちの店に行きたがる一見の客は、同じ店をリピートしないのが常だから。

今日のお茶は、ホーリーバジル & ジンジャー。ごちそうさま。
ホーリーバジルとはセイクリッド・バジルのことだ。
この種は水につけると、まわりがゼリー状になって目に入ったゴミなどをとることができる。だから和名は神目箒(カミメボウキ)。同じくメボウキの作用があるタイバジルとは別種なのだが、日本には古くから伝わった植物らしい。


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