モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

パープルルースストライフ(purple loosestrife)の花

2008-07-12 07:36:55 | その他のハーブ
今日は、強烈なことでは初めての夏日になりそうだ。

こんな日に出かけると、帰ってくると植物がダウンしていることが多い。
朝たっぷりと水をやっただけでは足らない。
そこでチョッとテクニックを使ってみることにする。

大事な鉢には、受け皿に軽石をたっぷりと敷き、その上に鉢を置く。
そしてこぼれるまで水をたっぷりとあげる。

さらに、鉢をまとめて日陰に置いておくと水分の蒸発量を抑えられるので、
旅行にもいける。
まずは、1泊からテストですが・・・・

つい、水辺に咲いている花が咲いたので余談からはいってしまった・・・


(写真)パープルルースストライフの花


昨日までつぼみというふくらみがなかったが、
天気のよさにつられたのだろうか、3輪だけパープルルースストライフの花が咲き
様子を見ているようだ。

1㎝に満たない赤紫の花が、今は3輪だけだが
茎の天辺まで咲きあがり林立する姿は見事という以外ない。

水辺に生息するので湿った土壌を好むが、わが庭では、いつしか乾燥に耐えられるようになっており、
真夏日一日ぐらいの脱水状態でも耐えている。


和名ではエゾミソハギというが、ミソハギとはチョッと異なる。

ミソハギは、旧盆頃に咲き、お盆の花として使われるので、
ハギに似た禊(ミソギ)に使う花ということでミソハギと呼ばれるが、
別名ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれる。

エゾミソハギとミソハギの違いは、葉を見れば直ぐわかる。
エゾミソハギは、茎を抱くように十字に葉が生えているが、
ミソハギは、互い違いで十字に対生している。

どちらにしても、禊(みそぎ)とは恐れ入った。
だいぶ穢れてきているので、はやめの禊を促しているのであろうか??

(写真)和名エゾミソハギの立ち姿


パープルルースストライフ(purple loosestrife)
・ミソハギ科ミソハギ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Lythrum salicaria。 英名がパープルルースストライフ(purple loosestrife)、和名はエゾミソハギ、別名センクッサイ(千屈菜)
・(ミソハギは学名Lythrum ancepsで、ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれる。)
・原産地は、ヨーロッパ、アジア中央部、アフリカ北部、日本と温帯地方に幅広く分布。
・湿地帯に生息するので、乾燥に弱い。
・草丈50~120cmだが、春先の摘心で50cmぐらいにおさえる。
・開花期は、7月から10月。花の色は赤紫で穂状にビッシリつける。
・秋に葉が紅葉する。
・全体を乾燥させ煎じて飲むと、下痢止めとなるが薬効に注意。

名前の由来
・属名のLythrum(リトルム)は、ギリシャ語の血に由来し、種小名のsalicaria(サリカリア)はヤナギを意味し葉の形がヤナギに似ているところからついた。


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