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モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

月桂樹の花

2008-04-20 10:01:37 | その他のハーブ

(写真)月桂樹の花


(写真)月桂冠のつぼみ


月桂樹の花が咲き始めた。

雌雄異株のため実が出来たことはない。
オリーブも雌雄異株のため、追加1本を手にいれたが、
月桂樹も手にいれてあげる必要がありそうだ。

つぼみは、5つの小さなつぼみで形成され、
これがはじけて黄白色の花を多数つける。
緑の葉に隠れる色であり存在を主張しない花のようだ。

葉に関しては、カレーの必需品だが、
自分家のローリエは意外と使えないものだ。

月桂樹は、太陽神アポロの樹であり、
言葉をつかさどる“詩人”と“征服者”は月桂樹を身につける権利があり、
オリンピックの勝者にも月桂冠が与えられた。

こんな由来を肴に、学生時代は月桂冠で酔ったものだ。
貴重品時代の月桂冠はうまかったような気がするが、
今では、飲んだこともなくなってしまった。

量が支配している時代に淘汰された個性が
日本酒でいうと、量を作るために桶買いしてブレンドしていた酒があきられ、
細々と生きてきた地酒が注目を浴びるようになって来た。

個性が認められ、生きられるということは素晴らしいことで、
月桂冠を、公正に個性が評価される時代にあげたい!!

(写真)月桂冠の花の数々


月桂樹(Laurus nobilis)
・クスノキ科の常緑高木
・学名はLaurus nobilis。英名はベイ・ローレル(Bay Laurel)スィート・ベイ(Sweet Bay)
・原産地は、地中海沿岸で、雌雄異株。
・葉(ローリエ)は香辛料として使われる。
・4~5月に黄白色の花をつけるが、雌雄異株なので実をつけることが難しい。
・鉢植えの場合は、乾燥させないようにする。葉が黄色く黒ずんできた場合は注意。



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