山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

台湾・玉山と雪山(最終回)

2014-06-15 | 海外の旅
※このシリーズも今日が最終回です。



忠烈祠をでて故宮博物院に向かいました。
ここは3月にも訪ねています。

※どこかの団体が記念撮影していました。
どうやら、日本の会社のようでした。



奥の建物が故宮博物院です。
前回と同様、現地ガイドからイヤホンシステムを渡されました。
イヤホンをしていると離れていてもガイドの声がよく聞こえます。
院内には長い行列ができていました。
中に入ると撮影禁止です。
翡翠で彫った「キャベツ」「豚肉の角煮」その他象牙細工などを
1時間くらい並んでみて回りました。




最後のランチは小籠包です。
3月の時とは違うお店です。




お店の入り口です。
我々は2階に案内されました。




有り金叩いて足りない分は仲間からだして貰いました。
よく冷えていて美味しかったです。




いろんな種類がでてきます。




最後は何故か男性だけ4人席でした。
他のテーブルの人から「かなり賑やかでした」といわれました。
静かに騒いでいたのですが、声の大きな人がいたようです。




お腹いっぱい食べて店の外に出ました。
入り口のメニューにはいろんな種類の小籠包がありました。
この中の何種類か食べたようです。



バスで空港に向かっています。
朝、ホテルの部屋から見えた「円山大飯店」の近くを通りました。




台北(桃園)空港です。
ここで、東京組、名古屋組、大阪組、福岡組の4つのグループに分かれました。
出発時間が少しずつ違っていました。




手荷物検査、出国検査を終えて搭乗口に向かいます。
成田に向かう搭乗口はD1でした。
歩行時間が書いてある案内板がありました。
ここから10分くらい歩くようです。




左側には土産物屋が並んでいます。
見て歩くだけでも楽しいです。




搭乗ゲート(D1)に到着しました。
16時35分出発です。
少し時間があったので、近くのベンチに座って待っていました。





搭乗機が見えました。
成田までの飛行時間は約3時間20分です。



これから搭乗します。
今はゾーン別に案内されます。
帰りは夜になるので、外の景色は見えません。
どこでもよいと思っていたら、やはり通路側でした。



荷物を積み込んでいるようです。




飛び立ってしばらくしたら、機内食が運ばれてきました。
豚肉を衣をつけて揚げたようなものでした。
若い乗務員さんが力を込めて「豚肉!」といったので、思わずうなずいてしまいました。
もしかしたら、これしかなかったのかも知れません。



定刻に成田に着きました。
時間は午後9時を過ぎています。
急いで入国審査、預けた荷物を受け取って帰路を急ぎました。
帰宅したら、午前1時を過ぎていました。

※今回は途中で天気も悪く、特に雪山はみんなが「予定を変えては?」と
話していたほどでした。
でも、何とか目的を果たすことができてよかったと思っています。
玉山だけという登り方もありますが、雪山だけというのはありません。
それだけ、雪山はアクセスが悪いということのようです。


  登頂証明書


こんな登頂証明書をいただきました。
左が玉山(ぎょくさん)、右が雪山(せつざん)の証明書です。



地 図


この地図で、玉山は下のほう・・・雪山は真ん中あたりにあります。

雪山に登るには台中から車で台北近くまで北上し、そこから回り込んで
武陵の登山口まで入りました。
約8時間揺られたバス移動でした。




玉山の地図です。
地図の下のほうにルートが書いてあります。




こちらは雪山の地図です。
右の武陵登山口から最初はシチカ山荘、翌日は三六九山荘に泊まりました。
いすれも日本の避難小屋のような小屋でした。

台湾・玉山と雪山(その21)

2014-06-14 | 海外の旅

交代式は午前9時からです。
この右奥から衛兵がでてきます。




時間通り、でてきました。




ここで整列します。
号令も音楽もありません。
厳かな雰囲気です。



目の前を通り過ぎて行きました。
靴音だけが響いています。



なかなか速いです。
係りの人が少しずつ前に導いてくれます。



本殿に入りました。
我々はここまでです。




階段をゆっくり上って行きます。




ここで国家が流れました。
観光客も目を閉じて黙祷します。
ここには戦争で亡くなった英霊が祀られています。



本殿の衛兵が交代しました。



これから大門に向かって行進します。



独特の歩き方です。



目の前を通過しました。



歩きながら追いかけました。
なかなか動きが速いです。
3月の時よりは近くで見ることができました。


  付 録

※動画で何本か撮りました。
雰囲気を味わってください。


















※今日はこれから奥多摩の三頭山に登りに行きます。
天気がまだ安定していないので、雷雨が心配です。
みなさんのところにもご訪問できないと思いますが、ご容赦願います。

台湾・玉山と雪山(その20)

2014-06-13 | 海外の旅
第7日目、最後の日です。



朝食はバイキングでした。
朝からしっかり食べました。



出発まで時間があったので、ホテルの外に出てみました。
奥の建物が宿泊したホテルです。



立派なホテルです。
台北でも有名な三徳(サントス)大飯店です。



道路を隔てて反対側から玄関を撮ってみました。




道路にはバイクがたくさん停車していました。
日本製のバイクもありました。



電気設備に絵が描いてありました。
これなら「落書き防止」にもなりそうです。



もう1台には花の絵が描いてありました。



交差点の歩道橋からです。
通勤時間帯のようです。
車を縫うようにバイクが走っています。



ラッピングバスもたくさん走っていました。



右側の斜線はガラガラ・・・
左車線はこの状態が続いていました。
これでよく事故が起きないのか、感心しました。



次々にバイクが通過します。




台北の通勤風景を楽しみました。



散歩を終えてホテルの部屋に帰りました。
窓の奥をみると大きな建物が見えます。



ズーミングしてみました。
円山大飯店(まるやまホテル)という台湾を代表するホテルです。




ホテルを午前8時に出発しました。
着いたところは「忠烈祠」です。



衛兵は3月にきた時と同じ青い制服(空軍)でした。




右の衛兵です。
まだ、時間が早かったので観光客は少なかったです。



空軍の中でもこの衛兵に選ばれるのはエリートだそうです。




左の衛兵です。



瞬き一つしないそうです。




正面の大殿です。
まっすぐ伸びた筋は衛兵が歩いた靴の跡です。



この大門は近くて大きいので、なかなか全体が撮れません。
すぐ後ろには車が走っています。
観光客も集まってきたので、これが精一杯でした。


台湾・玉山と雪山(その19)

2014-06-12 | 海外の旅

台北101ビルです。
台湾最後の夜はここで夕食です。

※このビルは高さ509m、地上101階、地下5階で
7年間の工期を経て2004年に当時としては世界一の超高層ビルとして
完成したそうです。



上の部分は竹の節をイメージし、8つに分かれています。
台湾では8という数字は縁起がよいとされています。




途中、60階でエレベーターを乗り継ぎ、85階で降りました。
地上396mのレストランです。
先ずは夕暮れの窓からの景色です。




窓の下のビルが箱庭のようでした。




一番右奥です。
雲が多く、夕日は期待できないようです。




2座を無事に登頂できたことに感謝してビールで乾杯です。




料理が運ばれてきました。
ワンテーブル10人、ちゃんと人数分ありました。




左はカラスミです。
空港などでもお土産として売っていましたが、とても高価でした。



紹興酒をボトルでとって味わいました。
なかなかまろやかな味でした。



デザートはフルーツの盛り合わせでした。
スイカが甘くて美味しかったです。




急に部屋が真っ暗になりました。
ローソクを灯したケーキが運ばれてきました。
誕生祝いのケーキでした。
参加者に5月生まれが私を含めて4人もいました。
思いがけない異国でのナイスプレゼントでした。
みんなで「♪ハッピーバースデイ」の大合唱でお祝いして貰いました。



あたりはすっかり暗くなりました。
素晴らしい夜景です。



少し左の方向です。
最後によい思い出ができました。



食事をしたレストランです。
台湾料理の老舗だそうです。



入口はこんな感じでした。
この日はたくさんの家族連れで賑わっていました。




レストランでの食事を終えて外に出てみました。
空の雲が切れていましたから、翌日の天気はよさそうです。





近くにはこんなモニュメントがありました。
時間は21時を過ぎています。
これからバスでホテルに帰ります。







台湾・玉山と雪山(その18)

2014-06-11 | 海外の旅

雨が降り出しました。
ここから先は危険なところもないので、傘を差して
出発です。
シチカ山荘の「カ」の字がおもしろいです。
中国ではこの字を「カード」と読んでいました。



雨の中の下りです。
歩きながら片手でシャッターを切っています。



樹林帯の中の長い下りです。



ガスってきました。



フユイチゴの仲間です。
葉っぱにたくさんの毛がありました。
寒さ対策のようです。



武陵登山口が見えてきました。




無事に登山口に着きました。
シチカ山荘からは約40分の歩きでした。
朝4時に出発した三六九山荘からは4時間40分の歩きでした。
ここで待っていたバスに乗って台北のホテルに向かいます。
時間は午前9時過ぎでした。



来る時にも通ったキャベツ畑です。



山肌にはお茶畑も見えます。
あんな急斜面にお茶を栽培するのもたいへんだと思います。




このあたりは落花生のようです。



途中でランチです。



いきなり刺身の盛り合わせです。
アサリは生きたまま醤油漬けにしてありました。
もちろん、先ずはビールで乾杯です。




サラダです。
大きなエビでしたが、飾りだったようです。



鍋です。
肉団子などいろんな具が入っていました。



魚のから揚げです。
川魚のようでした。
最後に頭をかじりましたが、硬くて無理でした。



このエビは美味しかったです。
一人に1個ありました。




デザートは果物でした。
この時期はスイカは甘くて美味しかったです。
朝早くおかゆだけの朝食だったので、みなさん満足したようです。





台湾・玉山と雪山(その17)

2014-06-10 | 海外の旅

雲が下から湧いています。



振り返ると月が残っていました。
ほぼ、満月でした。



だいぶ太陽が昇ってきたようです。
左の桃山もすっきりしてきました。



樹林帯の中を歩いています。
太陽の光が差し込んできました。



もうかなり太陽は昇ってきたようです。




樹林帯を抜けるとすっかり太陽があがっていました。
奥の山が雪山東峰です。



雲海がきれいです。




希望者だけ東峰に登りました。
雪山は左の奥になります。
右下に朝出発した三六九山荘が見えます。





朝日に輝く雪山東峰の標識です。
標高3201m、まだ雲の上です。



巻き道を歩いたみんなと鞍部で合流しました。
ここでしばしの休息です。



遠くの雲が重なったあたりが「南湖大山」です。
台湾五岳の一つになっています。



よく踏まれた登山道です。



ツルキンバイの仲間です。
花びらがハート形をしています。
その名の通り、ツルを延ばして花を咲かせます。



セツザンリンドウ・・・
雪山(せつざん)の固有種のようです。
花はまだ開いていませんでした。



シハイスミレの仲間です。
日本では中部地方から九州の日当たりのよいところに分布しています。
距は細長く反り返るのが特徴です。
葉っぱの裏がムラサキ色をしているので、このような名前がついています。





分岐に着きました。
登山口まであと3キロです。



シチカ山荘に到着しました。
三六九山荘を出発してから3時間40分の歩きでした。
小屋の中には誰もいません。
カイコ棚はこんな感じです。
2階部分には柱に取り付けてあるステップに
足をかけて上り下りします。
この小屋のステップは間隔が短かったですが、三六九山荘のステップは
間隔が大きくてたいへんでした。



台湾・玉山と雪山(その16)

2014-06-09 | 海外の旅

頂上に20分ほどいましたが、雨が激しくなるばかりです。
気温も2℃くらいで、かなり冷えてきたので下山することに
しました。
登山道は雨ですっかり濡れています。



少し明るくなってきました。
防水カメラなので、雨に濡れても平気でしたが
レンズに水滴がつくとなかなか取ることができません。



樹林帯を抜けます。
きた道ですからある程度ようすがわかります。
土砂降りなので、休憩も立ったままです。



ガレ場を通過します。




ジグザグ道に入ってきました。
白く三六九山荘の屋根が見えてきました。




無事に小屋に着きました。
頂上から2時間の歩きでした。
この日の歩程は9時間30分、行動時間としては10時間を超えていました。




この日の三六九山荘には他の登山者もたくさんいました。
先ずは雨具を脱いで干したいのですが、干す場所がありません。
仲間が持っていたロープを建物の隅にかけてそれに引っかけました。

※小屋に着いたのが午後2時10分、夕食は午後5時からです。
この小屋には食堂などありません。
別棟でコックが調理してくれました。
これが調理場です。



調理場は狭いので、立ったままの食事です。
おかゆにいろんなものをトッピングしてあります。
とにかく、温かいものがお腹に入ればよいという感じでした。



wオ
寝るところはやはり2段のかいこ棚です。
この日は外国人は我々だけでしたが、台湾の登山者がたくさんいました。
男性陣は2階部分に上がりましたが、ハシゴがなくて足をかけるステップが
柱に2ヶ所取り付けてあるだけです。
幅が広いので上り下りに苦労しました。
夕食後、何もすることがないので午後7時には寝袋に潜り込みました。
初めて使ったエアーマットは快適でした。

※トイレは少し離れた小屋にありました。
雨が降っていたのですが、多少濡れても構わないと思い、
傘なしで通いました。

5月16日


翌朝は午前3時起床、3時30分朝食、4時出発です。
朝食は離れの調理場で立ったままおかゆを食べました。
トッピングのピーナッツが美味しかったです。



午前4時にスタートです。
これからシチカ山荘に向かって下ります。




東の空が明るくなってきました。





午前5時頃です。
湧き上がる雲がクラゲのようでした。




桃山が姿を見せてくれました。




かなり明るくなってきました。
ヘッドランプは消しました。
これから街に降りると思うと気持ちも楽になります。




台湾・玉山と雪山(その15)

2014-06-08 | 海外の旅

樹林帯の中を歩いています。
まったく人間の手が加えられていない原生林です。



ガレ場を通過します。
上からの落石が怖いです。




通過してから振り返ってみました。
かなり大きなガレ場でした。




野生のサクラソウです。
花はこれから咲くようです。
葉っぱも日本のサクラソウとは少し違っていました。




小さなネコノメソウを見つけました。
花が白いので、シロバナネコノメソウかも知れません。
日本では西日本に分布しています。




樹林帯の登りが続きます。



大きな古木もありました。




カールが見えてきました。
ガスっています。




白く見えたのはシャクナゲでした。
まだ蕾が多かったです。




きれいな花にモデルになって貰いました。
花びらが5裂し、花びらの先端が少し窪んでいます。
日本のアズマシャクナゲに似ていました。



蕾です。
ここは雪山(せつざん)ですが、ギョクサンシャクナゲと呼んでいました。



大きなカールですが、全体像はわかりません。



ウスユキソウの仲間です。
この頃から雨が激しくなってきました。
雨具を上下装着しました。



シルバーポテンテラという花です。
マレーシアのキナバル山の頂上付近にもたくさん咲いていました。
葉っぱが銀色に輝いているのが特徴です。



雪山(せつざん)の頂上に到着しました。
標高3886m、台湾で2番目に高い山です。
これで台湾の最高峰・玉山(ぎょくさん)と雪山(せつざん)の
2座を無事に登頂することができました。

※シチカ山荘から約7時間30分の歩き、
三六九山荘からは3時間20分の歩きでした。




台湾・玉山と雪山(その14)

2014-06-07 | 海外の旅

ガスがでてきました。
奥にヘリポートが見えます。



ナナカマドです。
秋に真っ赤に紅葉します。




樹林帯を歩きます。



山肌がおもしろい形をしています。




ミネヤナギのことです。



花がぶら下がっていました。
もうすぐすると弾けて真っ白な綿毛が飛び出してきます。




遠望をお楽しみください。
桃山がよい形をしています。




ギョクサンツツジ・・・
葉っぱが毛深いのは寒さを防ぐためのようです。



草原のような登山道が続きます。




斜面についているジグザグは登山道です。
これからあそこを登ります。




小屋が見えてきました。




ここは三六九山荘です。
この日はここで宿泊します。
日本の避難小屋のような小屋です。



小屋でしばらく休憩してから雪山に向かって出発しました。
雲海がきれいでした。




分岐にあった標識です。



ジグザグの登山道を登っています。
山荘があんなに小さくなりました。
奥は歩いてきた尾根です。



メンバーのうち3名(女性)が遅れました。
ツアーリーダーと現地ガイドが付き添っています。
我々より30分くらい遅れているようでした。
小屋で待っているかどうかはわかりません。




真っ白なシャクナゲです。
この花はそろそろ終わりのようでした。




コミヤマカタバミを見つけました。
花は太陽の光がないと上を向いてくれません。



これはフイリコミヤマカタバミです。
葉っぱに斑が入っているのは日本で見たことがありません。
ここは樹林帯の中なので、太陽の光がなかなか届かないようです。


台湾・玉山と雪山(その13)

2014-06-06 | 海外の旅
※第5日目の朝です。


この日は午前3時起床、3時30分朝食、4時出発です。
朝食は各自持参した食器に適当に盛り付けて食べます。




明かりはヘッドランプだけです。
おかゆに適当にトッピングを入れたら、「やみ鍋」のように
なってしまいました。
味噌汁はツアーリーダーが日本から持参してくれました。




午前4時に小屋をスタートしました。
途中にあった標識です。
369山荘まで4キロとあります。



かなり明るくなってきました。
両側の木には「サルオガセ」がたくさんぶら下がっていました。
空気中の水分から栄養をとって生きている植物です。



東の空が明るくなってきました。
雲が厚いので、太陽は望めませんでした。



なだらかな登山道です。



青空が見えてきました。





素晴らしい雲海です。




左奥の山は桃山という山です。
おっぱいの形をしていたので、「おっぱい山」と呼びました。



これから向かう登山道がよく見えます。
ここからかなり急な登りが始まるようです。




少し登ってから振り返ってみました。
四角く見えるところは休憩所です。




ホソバテンジクメギ・・・
台湾名は天開満黄花です。
鋭いトゲがあるので、うっかり触ると痛い目に会います。




樹林帯の中を進みます。




右側が大きく切れ込んでいる登山道です。



台湾の若者が休んでいました。
「こんにちは!」ときれいな日本語で挨拶してくれました。
山で会う若者はみんなよい顔をしています。



ここから雪山東峰に向かいます。



かなり急な登りです。
1歩ずつ確実に歩を進めました。




雪山東峰に着きました。
標高3201mです。
小屋を出発してから3時間10分の歩きでした。




頂上から先ほどの若者たちがよく見えました。
遠くの雲がなかなかとれず、しばらく待ってみましたが
遠望はありませんでした。




※今日はこれから「奥の細道」歩きで、新潟県の村上の街を歩きます。
今晩どこかに泊まり、明日は新潟市内を散策して夜には帰る予定です。
ブログは予約投稿しておきます。

台湾・玉山と雪山(その12)

2014-06-05 | 海外の旅

白く見える花は「アブラギリ」の花です。
この時期は山でよく目立ちます。
種から油をとって塗料などに使うそうです。
台湾で桐といえばこのアブラギリを指すそうです。




川を渡ります。



キャベツ畑がでてきました。




たくさんのキャベツが作られています。




行けども行けどもキャベツ畑です。
海外にも輸出されているのかも知れません。




河川敷を有効に利用しています。




ここでトイレ休憩しました。
いろんな雑貨が売られています。
みなさん、何かを買い求めていたようです。



検問所です。
ここで入山料を払うようです。
ガイドが降りて手続きしていました。




遠くに茶畑が見えます。
ここは美味しいお茶も栽培されているそうです。





登山口に着きました。
ここは武陵(標高2140m)というところです。
ホテルを出発してから約8時間のバスの旅でした。




こんな案内板がありました。
晴れていれば遠くに「南湖大山(なんこたいさん)」が見えるようです。
南湖大山は台湾五岳の一つです。




実際はこんな具合でした。
南湖大山はこの鞍部の奥に見えるようですが、雲に隠れて見えません。




ここで、小屋で使う寝袋やエアーマット、食器類をポーターに
預けました。
一人3キロまでということでしたが、オーバーしている人も
いたようです。



いよいよ出発です。
日本語ガイドが手を振って見送ってくれました。
彼は登山には参加しません。



ヤブレガサです。
こんなに開くと食べることができません。



ゼンマイもありました。
このあたりは日本の植生と変わらないようです。




約1時間20分でシチカ山荘に着きました。
ここがこの日の宿です。
標高251mの小屋です。



正面から見た山荘です。
ここは日本でいえば「避難小屋」のような小屋です。




夕食です。
食事は同行したコックさんが作ってくれます。
ビールはコンビニで買って自分で担いできました。
気温が低かったので、冷えていて美味しかったです。

※この小屋には電気はありません。
翌朝に備えて午後7時には寝袋に潜り込みました。
例によって2段のカイコ棚でしたが、男性が上の部分、女性が下の部分に
陣を取りました。














台湾・玉山と雪山(その11)

2014-06-04 | 海外の旅
※4日目の朝です。




この日は午前6時起床、6時30分朝食、8時出発です。
朝食はバイキング方式でした。
魚が好きなので、サンマがあったのは嬉しかったです。




出発まで時間があったので、外を散歩しました。
外から見たホテルです。
なかなか立派なホテルでした。




こんな「馬車」がいました。
記念撮影用のようでした。



ここは結婚式もできるようです。
「愛の鐘」がありました。




学生たちが歩道橋を渡って学校に入るところです。




台湾は「右側通行」です。
丁度、通勤時間帯のようでした。



先ほどの学校です。
「High School」と書いてありましたから、女子高校のようです。


コンビニ(セブンイレブン)はいろんなところにあります。
食材も豊富でした。





ホテルを予定通り午前8時に出発して途中でトイレ休憩です。
後ろ向きの男性が日本語ガイドです。
日本語は日本に2年ほど留学して習ったそうです。
「日本は住みやすい国だ」と話していました。




空の雲がきれいです。



ランチ会場です。



刺身が嬉しかったです。



鍋です。



この鶏肉も美味しかったです。



前日、ガイドが買ってくれたスイカがでました。
甘くてなかなか美味しかったです。





バスは山道をひたすら走ります。



広い河川敷で何か作っています。



この穴は水をくみ上げるための「井戸」だそうです。




作っているのは「落花生」のようです。



国で管理している農園だそうです。
すべて河川敷の中でした。
洪水になったら消えてしまいそうな場所です。
そんなことは考えないのかも知れません。


  ◎プレゼント


昨日、ブロ友のmintさんから嬉しいプレゼントが届きました。
台湾・玉山(ぎょくさん)の登頂を祝ってその名も「玉山」というお酒です。
種類は白酒・酒精度は50度と書いてありました。
氷を入れてロックで飲むと美味しそうです。
mintさん、ありがとうございました。

台湾・玉山と雪山(その10)

2014-06-03 | 海外の旅

ガスの中を黙々と下っています。



ツツジが慰めてくれました。




前を行く男性の帽子に人気がありました。
釣り具屋で購入したそうです。




ギョクサンツツジ・・・
高山に咲くツツジです。




モンロー亭で一休みです。
雨はだいぶ小降りになっていました。




再び歩き出しました。




登山口に到着です。
排雲山荘をでてから、4時間10分の歩きでした。
午前3時から歩き出して正味の歩程は8時間50分、休憩を含めると
10時間40分の行動でした。




駐車場で待っていたバスに乗り、途中でランチでした。
ここではビールを売っていなかったので、日本語ガイドに頼んで
買ってきて貰いました。
1本50台湾元でした。(日本円では¥175です。)




ランチを食べたところです。
この頃になってまた雨が激しくなりました。




台中市内に向かって走っています。




途中でバスに給油しました。
たくさん走るので、バスもお腹が空くようです。



台湾にきて初めての夕日です。




大きなスイカを現地ガイドさんが買ってくれました。
専用の刀のような包丁付きです。
あとで、ご馳走になれそうです。




台中市内のホテルに着きました。
時間は午後6時40分でした。
タタカ登山口から約4時間20分のバス移動でした。

※2泊山の中の小屋に宿泊したので、シャワーを浴びて着替えをし、
サッパリしました。
汗で汚れた物は洗濯をして風呂場に干しました。



夕食はホテル内のレストランでした。
先ずはビールで乾杯です。



たくさんの料理がありました。
台湾料理はあまり油を使わないので、どれも美味しかったです。

※ここで玉山の登頂証明書の授与式がありました。
一人ずつネーム入りの立派な登頂証明書が現地ガイドから渡されました。

※登頂証明書は後日ご紹介いたします。





台湾・玉山と雪山(その9)

2014-06-02 | 海外の旅

雨の中の下りです。
滑らないよう注意しながら下りました。





ウスユキソウの仲間です。
かなり小さな花でした。



山では登りより下りのほうが事故が多いようです。
ここでは落石にも注意が必要です。




日本では森林限界を過ぎるとハイマツが多くなります。
ここではハイネズの仲間で高山の岩場に分布している
ミヤマネズのようです。



今回はもう一人男性のツアーリーダーが同行していました。
数年前に九州の五島列島の山で初めて一緒になりました。




樹林帯に入ってきました。
ここまでくれば安心です。
木はニイタカトドマツだそうです。




シャクナゲの蕾です。



少し開いています。



満開のきれいな花を見つけました。
雨に濡れてしっとりとしていました。
日本のアズマシャクナゲの仲間のようです。



よく踏まれた登山道です。




排雲山荘が見えてきました。
頂上から1時間40分、登りが約3時間でしたから、下りは早いです。



時間は午前8時でした。
ここで「うどん」の朝食です。
冷えた体には暖かい食べ物が一番です。




山荘のカイコ棚(2段ベッド)です。
なかなか清潔な小屋でした。





一休みしてから出発しました。
これからタタカ登山口まで降ります。
雨はかなり激しくなってきています。




濡れている板には気をつけましょう!



大梢壁です。




大阪から参加した「長靴おじさん」・・・
雨の日や湿原は長靴が有効です。



慎重に下っています。
前を歩いている男性は名古屋から参加の相棒です。
いつもホテルは同室でワイワイ飲っています。
スズメバチの話になると目が輝いてきます。
昨年はハチの子ご飯をご馳走になりました。





台湾・玉山と雪山(その8)

2014-06-01 | 海外の旅

ガスがでてきました。
幻想的な風景です。




また、雨が激しくなって降ってきました。
雨というより、我々が雲の中に入ったようです。



排雲山荘に到着しました。
登山口から約6時間40分の歩きでした。



小屋の横にあった案内板です。
ここは標高3402mです。
富士山でいえば、八合目を少し過ぎたあたりの標高です。



小屋は先客で一杯でした。
雨具を干す場所もありませんでしたが、何とか隙間を見つけて干しました。

※食堂のようなところで、食事までの間休憩です。
山仲間が持参したワインが美味しかったです。



食堂はこんな感じです。
既に食事をしている登山者もいました。
昔は自炊だったそうですが、今はコックが作ってくれます。




夕食メニューです。
ご飯を中心にいろんな物が乗っています。
手前のカレーが美味しかったです。





寝るところは2段のカイコ棚になっています。
女性陣は下に…男性陣が上に場所を取りました。
寝袋とエアーマットはそれぞれが持参です。

※小屋の中では日本から持参したサンダルが役に立ちました。
18時40分に就寝しました。

※拝雲山荘の定員は80名くらい、そのうちの外国人枠は24名だそうです。
希望者が多いので、抽選で決めるそうです。
台湾人のほうが倍率が高いとか、それだけ人気がある山のようです。

※5月13日(第3日目)の朝です。


翌日は午前2時起床、午前2時30分朝食、午前3時出発です。
朝食はおかゆと何も入っていない饅頭です。
おかゆにはピーナッツなどをトッピングとして入れました。



身支度を整えて午前3時にヘッドランプを点けて出発です。
気温は5℃、雨が降っています。




だいぶ明るくなってきました。
登山道は既に森林限界を超えてガレ場になっています。



ロックシェッドです。
落石を防止する設備です。




頂上まであと200mです。




最後の登りを頑張っています。
既に富士山の標高を超えています。
高山病の症状がでている人もいたようです。




玉山の頂上に到着しました。
排雲山荘を出発してから、約3時間でした。
雨は相変わらず降っています。
ここには三角点もありました。
日本統治時代の遺物のようです。



頂上の標識です。
標高3952m、富士山より176m高い山です。




頂上全体はこんな感じです。
雲の中なので展望はまったくありません。
気温は2℃、寒いので足跡だけ残して下ることにしました。