山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

台湾・玉山と雪山(その13)

2014-06-06 | 海外の旅
※第5日目の朝です。


この日は午前3時起床、3時30分朝食、4時出発です。
朝食は各自持参した食器に適当に盛り付けて食べます。




明かりはヘッドランプだけです。
おかゆに適当にトッピングを入れたら、「やみ鍋」のように
なってしまいました。
味噌汁はツアーリーダーが日本から持参してくれました。




午前4時に小屋をスタートしました。
途中にあった標識です。
369山荘まで4キロとあります。



かなり明るくなってきました。
両側の木には「サルオガセ」がたくさんぶら下がっていました。
空気中の水分から栄養をとって生きている植物です。



東の空が明るくなってきました。
雲が厚いので、太陽は望めませんでした。



なだらかな登山道です。



青空が見えてきました。





素晴らしい雲海です。




左奥の山は桃山という山です。
おっぱいの形をしていたので、「おっぱい山」と呼びました。



これから向かう登山道がよく見えます。
ここからかなり急な登りが始まるようです。




少し登ってから振り返ってみました。
四角く見えるところは休憩所です。




ホソバテンジクメギ・・・
台湾名は天開満黄花です。
鋭いトゲがあるので、うっかり触ると痛い目に会います。




樹林帯の中を進みます。




右側が大きく切れ込んでいる登山道です。



台湾の若者が休んでいました。
「こんにちは!」ときれいな日本語で挨拶してくれました。
山で会う若者はみんなよい顔をしています。



ここから雪山東峰に向かいます。



かなり急な登りです。
1歩ずつ確実に歩を進めました。




雪山東峰に着きました。
標高3201mです。
小屋を出発してから3時間10分の歩きでした。




頂上から先ほどの若者たちがよく見えました。
遠くの雲がなかなかとれず、しばらく待ってみましたが
遠望はありませんでした。




※今日はこれから「奥の細道」歩きで、新潟県の村上の街を歩きます。
今晩どこかに泊まり、明日は新潟市内を散策して夜には帰る予定です。
ブログは予約投稿しておきます。