山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

小笠原諸島(その9)

2012-01-29 | 日本の島
おがさわら丸

係留されている「おがさわら丸」です。
モーターボートが見送りにきてくれました。

小さな島々

船が小さいので波に揉まれて大きく揺れます。
甲板にいても何かに掴まっていないと海に落とされそうです。
遠くに島がたくさん見えます。
どれも無人島です。


母島

やっと母島がみえてきました。
海上はかなり荒れていました。
具合が悪くなった人もいたようです。


沖港

母島の沖港です。
母島は面積20キロ平方メートルと小さい島ですが、
小笠原諸島でもっとも高い山があります。
今回はここに1泊してこの山に登ります。

甲板

ははじま丸の甲板です。
テーブルと椅子がありますが、すべてしっかりと固定されて
います。
出港してからしばらく座っていましたが、揺れが激しくて
すぐに船室に戻りました。


接岸

沖港の岸壁に接岸し、上陸の準備をしています。
橋を架けるのにおまわりさんも手伝っていました。
父島から2時間10分の船旅でした。

上陸

次々に上陸します。
母島は人口450人といわれています。
観光以外に仕事でくる人も多いようです。

モニュメント

港の近くにクジラのモニュメントがありました。
これはザトウクジラのようです。
もう島の近くまできているようでした。

オオバナセンダングサ

白い花がたくさん咲いていました。
オオバナセンダングサという外来種です。
センダングサは本土にもたくさんあり、種がズボンなどに
たくさんついてこの時期の山歩きの厄介者です。
これにも同じような種ができていました。

注意標識

道路標識にこんな「注意標識」がありました。
オオヤドカリという陸に住むヤドカリで天然記念物に
なっているそうです。


ヤシ

ヤシの間から「ははじま丸」がみえます。
ここに夕日があれば最高の絵になります。




ここが街らしいところです。
手前がJA、その隣が駐在所、一番奥が商店です。
船が着くとたくさんの商品が入荷するので、村の人が買い出しに
詰め掛けていました。
商店の中には長い行列ができていました。
宿は港から歩いて10分くらいのところにありました。