山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

唐松岳・不帰嶮(1-12)

2009-10-09 | 北アルプス
遠望

唐松に登る途中からの遠望です。
これから歩くルートがよくみえます。
正面奥が白馬鑓のようです。
その奥に白馬岳があるハズですが、
ここからは見えませんでした。

五竜岳

五竜岳です。
どっしりした大きな山です。
五竜山荘は左の鞍部にあります。
右奥に見えるのは鹿島槍でしょうか?

昔、この時期にここ唐松から歩きました。
台風に会い、山荘で2泊して五竜岳に登りました。
休暇日程がなくなったので、遠見尾根を降りて
帰ってきました。
尾根の紅葉がきれいでした。
今度は遠見尾根~五竜~鹿島槍と歩いてもいいと思います。

雲海

右手に雲海が広がっています。
山が海に浮かんでいる島のようです。
右の台形の山は高妻、乙妻、その左は妙高のようです。
雲の上を歩くことができれば真っ直ぐに行けそうです。


唐松岳頂上

前日に引き続き、2回目の唐松岳頂上です。
ここには2つの標識がありました。
この標識は昔からありました。
五竜が素晴らしい姿を見せています。




これから歩く方向です。
正面の大きな山が天狗のようです。
あそこの登りがこちらからでは「天狗の大上り」
向こうからくると「天狗の大下り」です。
どちらをとってもザレているので、気が許せない
ところです。

ケルン

前日にも見たケルンです。
確かに不安定な姿をしています。
これを積んだ人はどんな思いで積んだのでしょう。
剱岳と立山がよく見えました。


剱岳

剱岳をズーミングして見ました。
今年、何かと話題になった山です。
あの映画は残念ながら見ませんでした。
左が剱沢からのルートです。

早月尾根はここからでは見えません。
映画になった長次郎尾根は右のほうにあります。
雪がないと登れないようです。

立山

立山です。
一番左が雄山、大汝山、富士ノ折立と続きます。
雄山には神社があり、ここでお祓いを受けることが
できます。
室堂はこの山の裏側にあります。

注意書き

頂上で充分展望を楽しみました。
いよいよ不帰嶮(かえらずのけん)に向かって出発です。
ここからいきなり急な下りになります。
入り口にこんな注意書きがありました。
間違ってこのルートに足を入れる人はいないと思いますが・・・

登山ルート

下る途中で再度正面を見ました。
ルートがよく見えます。
天狗まではかなりアップダウンがあるようです。
ここから先を歩く人は少ないようでした。

登山道

一度降りてからまた登り返します。
踏み跡はしっかりついていますが、石がゴロゴロした
登山道です。
浮石に注意が必要です。
7人パーティだったのですが、1人が調子が悪いというので
ここから先は6人パーティです。




しばらくしてから歩いてきた方向を振り返ってみました。
正面奥に唐松岳の頂上がみえます。
何人かの人がいるようです。
もうあんなに小さくなりました。


登山ルート

右の尾根にルートがみえます。
天狗の大下り(大上り)までかなりあるようです。
あの取り付きまで3時間くらいかかるようです。
天気は最高でした。











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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
hanasakuokaさんへ (山小屋)
2009-10-10 04:51:13
ご訪問ありがとうございます。
hanasakuokaさんも素晴らしい山に登っています。
山は1年中楽しめますね。
これからが本番です。
また遊びにきてください。
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うさこちゃんへ (山小屋)
2009-10-10 04:48:36
お久し振りです。
山はやはり晴天が一番ですね。
素晴らしい夕日と朝日、それに雲海が見られました。
この先まだまだ新しい風景があります。
また遊びにきてください。
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紅さんへ (山小屋)
2009-10-10 04:45:39
好きだから山に登っています。
紅さんが鳥が好きなのと同じです。
人生に何か夢中になるものがあるのはよいことですね。
毎日が早くて困ります。(笑)
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地理佐渡さんへ (山小屋)
2009-10-10 04:43:38
長い出張、お疲れ様でした。
最後は台風でたいへんでしたね。
佐渡航路も欠航したようです。
もう大丈夫でしょうか?

ゆっくり疲れを取って、また遊びにきてください。
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素晴らしい (hanasakuoka)
2009-10-09 22:19:16
山小屋さん、こんばんは。

臨場感溢れる画像に、胸がドキドキ。
まだ、ドキドキ。
登った山には懐かしさを。未踏のルートには緊張感を覚えます。
その場にいるわけでもないのに可笑しいでしょう。
それは、山小屋さんのお写真が素晴らしいからです。
また、見せていただきますね。
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Unknown (うさこちゃん)
2009-10-09 21:56:42
ご来光がとても綺麗ですね。、この世のものとは思えないようでした。今日の山は怖いです。写真を見るだけで足が震えてきます。ちょっとでも足を踏み外そうものなら・・・・・思っただけで怖いです。このような場所で、シャッターを切っておられる山小屋さんはすごいです。
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Unknown ()
2009-10-09 21:42:18
「人は何故山に登るのだろう?」
「そこに山があるから」
よく聞く言葉ですが、これだけ素晴らしいものを見せられると、山に惹かれる人が何だか解るような気がします。

今度生まれてきた時にはもっと体を鍛えて、絶対山に登りたいと思いました~!!!

ご来光も拝みたいし、夕焼けの美しい空も見たいし、雲海も、そして可愛いお花たちにも出逢いたいです。
バシャバシャ、シャッター切るぞ~~~!(爆))))
毎回拝見しそんな思いにが強くなりました。
現世ではとても無理ですね~(涙・涙・涙)
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やっと帰宅しました。 (地理佐渡..)
2009-10-09 18:40:11
こんばんは。

良い風景を久しぶりに見た感じです。
長い出張。しかも最後は台風で延泊。
さすがに疲れました。
今日長岡へ戻るのはやめました(笑)。
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あずきさんへ (山小屋)
2009-10-09 18:21:34
尾根道は狭いように見えますが、近くに行くと
それほどでもないです。
充分歩けるだけの幅があります。
この先、またご紹介します。
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なごみさんへ (山小屋)
2009-10-09 18:19:47
九州にもよい山がありますね。
九重は春訪ねて素晴らしいツツジを見ました。
阿蘇の雄大な風景も好きです。
祖母山の紅葉もよいそうですね。
行って見たいのですが、少し遠いです。
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mcnjさんへ (山小屋)
2009-10-09 18:14:28
雲海の下ではどんな生活をしているのでしょう?
山に入れば下界のことはすっぱり忘れます。
ストレス発散に山に入る人も多いようです。
空気も美味しいので健康によいのでしょうね。
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Unknownさんへ (山小屋)
2009-10-09 18:09:31
ご訪問、ありがとうございます。
お名前がわかりません。
今度、教えてくださいね。
このあと、また花が出てきます。
まだまだ夏の花が咲いていました。
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おーちゃんへ (山小屋)
2009-10-09 18:05:51
唐松岳の頂上から針ノ木が見えましたか?
鹿島槍らしき山は五竜の奥に見えました。
写真と地図で方向を確認してください。

妙高も紅葉が始まっているようです。
昨年の今頃は雨飾山で紅葉を楽しみました。
ヤマブドウとサルナシもたくさん食べました。
1年が早いです。
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まよこさんへ (山小屋)
2009-10-09 17:58:14
唐松岳から先は初めてのルートです。
何が待っているかわかりません。
山は楽しく歩いたほうがいいですね。
まだまだ続きます。
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秋桜さんへ (山小屋)
2009-10-09 17:55:38
調べたら、数名いました。
どの方かな?とたどってみたのですが、違ったみたいです。
でも来ていただいて嬉しいです。
毎日でもいいですから遊びにきてください。
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だんだんさんへ (山小屋)
2009-10-09 17:52:59
先日のオフ会、楽しかったようですね。
次回はぜひ誘ってください。
今度の玉川上水歩きでお会いできるといいですが・・・

不帰嶮(かえらずのけん)・・・
ここに入ったら無事に帰れないそうです。
それほど険しいところという意味のようです。

ブログ、花の出所をプラスしたのですね。
了解しました。
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登山道 (あずき)
2009-10-09 16:59:45
あんなに狭い稜線を歩かれるのですか?
どきどきです。
景色なんて眺めていられないですね

山並みが本当に山国日本です。
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こんにちは (なごみ)
2009-10-09 16:19:54
雲海がとても素晴らしいですね。
こちらの方では九重連山や阿蘇(熊本県)
の大観望から望めるようなので
いつかは・・と思ってますが。
映画の剣岳は私も見ないままでした。
見たかったんですが
子供と他のを見てそれっきりです。
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唐松、五竜 (mcnj)
2009-10-09 15:09:21
良く見えましたね。
素晴らしい山容です。
剣は、さすがに、怖い様な山ですね。
雲海の下には、さまざまな物があり、生活があるのですね。
ここからは、山と雲だけの、美しい景色ですが。
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Unknown (Unknown)
2009-10-09 15:03:30
山を愛し山に登る人だけに与えられた特権みたいな素晴らしい景色、見ごたえがあります。

今回はお花は無しですね。

どうぞ気をつけていってくださいね。
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いよいよ (おーちゃん)
2009-10-09 14:01:23
不帰嶮を歩きますね。
楽しみです。
おひとりだけ、体調を考えて止めましたか。

唐松岳の頂上の写真をいただきました。
鹿島槍のところに保存しました!!
多分、蓮華岳に針の木岳と並んで見えてるのでしょう。

妙高方面のも、その隣は火打山かなとうれしく見てます。
ほんとに良い天気で、素晴らしかったですね。

剣岳、立山ははこのようにはっきりと見えて、手前にある鹿島槍などが
かえって分かりづらいんですね。

続きが楽しみです。ワクワク
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山々 (まよこ)
2009-10-09 11:22:36
山小屋さん今日は
標高の高い山々が連なり
この地は日本背中と言われる1部だと言うことがよく判りました。

幾つものケルンを拝見しましたが
不安定ながら壊れていないのが不思議です。

それにしても登山ルートは恐そうで
緊張してしまいます。
それをものともせぬ山小屋さんでした。
流石ですね。
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Unknown (秋桜)
2009-10-09 07:26:46
同姓同名の方がいらっしゃって、驚きました!
私の方は「秋桜」にしました。

今日は、お花じゃないんですね。
岩ごゴロゴロで、危険なルート、大変ですね~。
でも、楽しそうに思えてしまうのは、私だけでしょうか?
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かえらずのけんへ (だんだん)
2009-10-09 07:11:38
天晴れな空!これが最高ですね~♪
いかにも難所らしい名前が付けられていて、ドキドキします。
大上り(下り)など…
確か黒部にも上(下)の廊下とか…
これから尚もかえらずのけんに向かうのですね~
怖そう!意味はそのうち教えてくれますね?

ワタシのブログ、少し編集し直しました♪
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