山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・松島(その1)

2012-10-28 | 街道歩き
朝日

仙台のホテルで一夜が明けました。
ビルの陰から朝日が昇ってきています。
よい天気になりそうです。


仙台駅(1)

仙台駅の構内です。
右の看板は「笹かまぼこ」、左は「銘菓・萩の月」です。
どちらも仙台の名産品です。


仙台駅(2)

空港のターミナルビルのような駅構内です。
仕事で何度も通っていましたが、その頃から比べて
すっかりきれいになりました。


駅前

駅の外にでて見ました。
大きなビルがたくさん建っています。
右奥のビルは仙台城跡の展望台から見えたビルのようです。
これから電車に乗って移動します。


JR国府多賀城駅

JR国府多賀城駅に着きました。
仙台駅から15分くらいの乗車でした。
この駅に降りるのは初めてです。


案内図

駅前に案内板がありました。
これから多賀城政庁跡に向かいます。


駅舎

国府多賀城駅舎です。
なかなか立派な駅舎でした。


仮設住宅

昨年の3.11の被災者は住んでいるようです。
ユニットでできた簡易プレハブ住宅でした。
まだまだ復興には遠いようです。


水時計

昔、ここに水時計があったそうです。
周囲は近代的な住宅が並んでいました。


稲の天日干し

収穫した稲を天日干ししています。
稲の干し方にも地方によっていろんな方法が
あるようです。
このように太陽で干したお米はより一層美味しくなります。


多賀城跡

目的の場所に着きました。
「多賀城は奈良・平安時代の陸奥国府跡である。」とあります。


広場

かなり広い面積です。
現在は整備されて公園になっているようです。
まるでゴルフ場のような雰囲気でした。


壺碑

お堂のような建物がありました。


石碑

中に石碑がありました。
多賀城碑と呼ばれ、江戸時代初期に土中から発見されたそうです。
仙台藩が歌枕の「壺碑(つぼのいしぶみ)」であるとして一躍脚光を
浴びました。
碑文には平城京や各国境からの距離、多賀城の創建などに関することが
141文字で刻まれています。
栃木県の「那須国造碑」、群馬県の「多胡碑」とともに日本三古碑に
指定されています。
芭蕉も曾良と一緒にここを訪れてこの碑文を見て感動したと「おくのほそ道」
に記しています。


道路

更に奥に進みます。
この真っすぐな道は両側に萩が植えられ、花の咲く頃は
きれいだそうです。
残念ながら花はもう終わっていました。



石段(1)

長い石段が現れました。
ここを真っすぐ登ったところに多賀城跡があります。


石段(2)

途中で振り返って見ました。
道路は真っすぐのように見えますが、右側の道路を歩くように
なっています。
芭蕉が涙したといわれる壺碑は奥の森の中にありました。