山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

大菩薩峠・小金沢連嶺(その7)

2012-07-17 | 山梨の山
登山道(1)

大きな木が立っています。
コメツガが多かったです。


牛奥ノ雁が腹摺山

牛奥ノ雁が腹摺山に着きました。
ここは標高1994mです。
このあたりを雁が腹を摺るように飛んできたそうです。
小屋をでてから丁度3時間の歩きでした。


ナナカマド

幹に穴が開いた木がありました。
近づいてみるとナナカマドの木でした。
この穴はどうやってできたのか、不思議でした。


頂上全体

頂上はこんな感じです。
かなり広いのでたくさんきても大丈夫です。


黒岳へ

これから黒岳に向かいます。
ガスは相変わらずとれません。

コメツガの林

静かな登山道が続きます。
コメツガの林といってもよさそうなところです。


ギンリョウソウ

足元に1本だけ顔を出していました。
葉緑素を持たない腐生植物です。
別名:ユウレイタケと呼んでいます。


登山道(2)

倒木だらけの登山道です。
片付ける人もいないようです。


ブナの巨木

ブナの巨木がありました。
見上げても空がまったく見えません。


倒木(1)

またまた倒木です。
このまま朽ちるのを待つしかないようです。
前のほうではかなり苦戦しているようでした。


倒木(2)

倒木もこのくらい朽ちればコケが生えてきます。
このコケが豊かな森を作ります。
長い歳月をかけた自然の営みです。


登山道(3)

シダがたくさん現れました。
かなり標高も低くなったようです。


カニコウモリ

葉っぱがカニの甲羅に似ていて両方でコウモリの
ようなのでこの名がついています。
もうすぐすると白い花が咲きます。
もう少しで黒岳の頂上です。