山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・福島(その1)

2012-07-07 | 街道歩き
信夫山

翌朝は雨が降っていたので、駅前からバスに乗りました。
福島競馬場に行く人がたくさん乗っていました。
降りたところから信夫山(しのぶやま)が
よく見えました。


国道

国道に沿ってしばらく歩きます。
雨はだいぶ小雨になってきました。


文知摺観音

30分ほど歩いたところにありました。
文知摺(もちずり)観音です。

芭蕉の像

入口に芭蕉の像が建っていました。
芭蕉もここを訪れたようです。

芭蕉の句碑

少し小高いところに芭蕉の句碑がありました。

  早苗とる 手もとや昔 しのぶ摺

かってこの地はしのぶ草の葉形などを摺りこんだ風雅な
模様の「もちずり絹」の産地だったそうです。


観音堂

観音堂です。
その右奥には大きなお地蔵様が佇んでいました。

多宝塔

多宝塔もあります。
屋根の下の彫刻が見事でした。
東北唯一の多宝塔で福島県指定重要文化財になっているそうです。



少し登ったところに池がありました。
スイレンが顔をだしていました。


ウメガサソウ(1)

高さが10cmくらいの小さな花です。
花は雨に濡れて下を向いていました。


ウメガサソウ(2)

茎の先に1つだけ花をつけます。
昔、高尾山でみたことがありますが、なかなか
目にすることが少ない花です。
芭蕉が引き合わせてくれたようです。


モミジ(1)

ここにはモミジがたくさんあります。
今は新緑ですが、秋の紅葉もきれいだと思います。


ヤマホタルブクロ

ホタルブクロが1本だけありました。
ガク片の間がこんもり盛り上がっているので、
これはヤマホタルブクロのようです。


ノアザミ

この時期はこのアザミが多いです。
花の下を触ってみると粘りがあります。
ノハラアザミには粘りがありません。
ノアザミは春先から咲いているアザミです。

モミジ(2)

少し奥に入ってみました。
ここも緑が濃いところでした。


美術資料館

美術資料館になっています。
この中に入ってしばらく休憩しました。
平成14年に開設されたそうです。
内部には芭蕉に関する資料もたくさんありました。



※今日は越後湯沢で小中学の時の同窓会です。
今晩泊まって明日の夜帰る予定です。
コメントの返事はできないかも知れません。ご容赦ください。