山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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小笠原諸島(その24)

2012-02-13 | 日本の島
海の色

海の色が濃くなってきました。
岬の先にある「烏帽子岩」もよく見えます。
打ち寄せる波に向かって何度もシャッターを切りました。


扇浦海岸

ここは「扇浦海岸」というところです。
夏は観光客だけでなく島民も集まって海水浴を
するそうです。
港のほうに行くバスは1時間に1本くらいの割合で
でていました。
料金は¥200でした。


鳥居

右のほうに鳥居があります。
ここを登ってみます。

トウチカ

小さな洞穴がありました。
「トウチカ」と書いてありました。
この穴から銃を撃ったようです。
ここにも戦争の名残がありました。
この右奥から内部に入れます。


トウチカの出口

反対側に出口がありました。
中は真っ暗でよくわかりませんでした。

小笠原神社

この島を最初に発見した小笠原貞頼を祀っているようです。
ここに神社があるとは知りませんでした。

石碑

こんな石碑がありました。
この島は昔「無人島」だったようです。
ここでは無人(むじん)ではなく無人(むにん)と
呼んでいました。


説明文

こんな説明文がありました。
1593(文禄2年)、小笠原貞頼が発見したと
記してあります。

1860(文政7年)頃から本格的な移民が始まったそうです。
1944(昭和19年)には多くの島民が本土に疎開させられ、
その後1968(昭和43年)6月、23年振りに日本に
返還されました。
現在の島民は返還後に移住した人達が多いようです。

納涼山からの展望

この神社の裏に小高い山があります。
案内図では「納涼山」と書いてありました。
頂上からの眺めです。
二見湾がきれいに見えました。

要岩(1)

正面に見える岩は「要岩」というそうです。
空からみると扇の要(かなめ)に見えるようです。

ボート

港から小さなボートが出てきました。
オプションでクルージングに出かけた仲間が乗っている
ボートのようです。
これから南島あたりまで行くようです。


要岩(2)

要岩をズーミングしてみました。
おがさわら丸が午後の出港の準備をしているようです。

アオノリュウゼツラン

カメラを引いてみました。
手前の植物はアオノリュウゼツランです。
長い茎を伸ばして白い花を咲かせます。
ここでは雑草として扱われているようでした。

キングバナナ

小さいバナナなので、モンキーバナナと呼んでいます。
ここではキングバナナと呼んでいました。


扇浦海岸

再び扇浦海岸に下りてきました。
先ほどとは海の色が違っています。
グンバイヒルガオのアートがきれいでした。
宿に戻って車で港まで送って貰います。
これから港の周辺を散策します。