山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

富士山・お中道(その4)

2010-06-10 | 富士山
遊歩道

前を行くみんなの姿が見えなくなりました。
このあたりは道が消えています。
敷石だけが目印です。
ガスが濃いと道迷いしそうです。
溶岩が風化されて細かくなっています。


ナナカマドの芽吹き

ナナカマドの芽吹きです。
インディアンの頭飾りを思い出しました。
奥に見えるように最初は両手を閉じているような姿が
少しずつ開いてくるようです。
かわいい姿でした。


ミヤマハンノキの芽吹き

これはミヤマハンノキの芽吹きです。
先端は雄花で少しずつ長くなってきます。
芽吹きの姿が見られるのもこの時期だけです。


ミネヤナギの花穂

ミネヤナギの花穂です。
このあと、白い綿毛がでてきます。
風で舞うと雪が降っているように見えます。
柔らかい感じがする花です。

富士山の頂上(1)

富士山の頂上を眺めてみました。
雲が左に流れています。
雪がだいぶ少なくなっています。


富士山の頂上(2)

だいぶ姿を現しました。
このあたりのカラマツはこれ以上大きくなれないようです。
頂上を何度も見ながら歩きました。


富士山の頂上(3)

かなり左に雲が流れてくれました。
もう少しで全体をみせてくれそうです。
あまり待っていると仲間において行かれます。
少し急ぎました。


カラマツ林

ガスがとれて明るくなってきました。
カラマツの芽吹きがきれいです。
ここの石畳はしっかりしています。
この先でみんなが休憩しているようです。
にぎやかな話し声が聞こえてきました。


富士山の頂上(4)

雲がすっかり取れて富士山の頂上が見えました。
歩いてすぐに登れそうですが、ここから約6時間はかかります。
そんなに甘くはありません。
朝の散歩ではまったく姿をみせてくれませんでした。
雲の上に出たからこそ見ることができる姿です。
素晴らしい姿にしばらく見とれていました。