山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

北八ヶ岳(その10)

2008-02-08 | 八ヶ岳
枯れ木(1)

しばらく歩いていると枯れ木が目立つようになりました。
このあたりはシラビソが自然に枯れる現象があります。
縞枯山は横一列に枯れる現象が見られるので、その名がつきました。
原因は不明だそうですが、長い年月をかけて世代交代しているようです。





スキーの跡

上から誰かがスキーで滑った跡がありました。
ここはスキー場ではありませんから、このルートを管理する関係者の
ようです。
スキー場はロープウエイの近くにあります。
スキーを履けばどこにでも行けそうですね。






枯れ木(2)(拡大できます)

昔から「枯れ木も山の賑わい」といいます。
山では枯れ木も風情があります。
遠くに見える山は中央アルプスです。
このように切り取ると一枚の絵になります。
枯れても立派に存在感がありますね。





北横岳

右手に北横岳が見えました。
時間があったので登ってみることにしました。
八ヶ岳には横岳が二つあります。
南八ヶ岳にあるほうを単に横岳と呼んでこちらは北横岳と
呼んでいます。
どちらも展望のよい山です。






ロープウエイ駅(1)

ロープウエイ駅に到着です。
麦草ヒュッテを出てから2時間30分でした。
ここで身支度を整え直して北横岳を目指します。
往復2時間もあれば登ってこられると思います。






ロープウエイ駅(2)

登りの途中で振り返ってみました。
ロープウエイ駅の向こうに乗鞍岳がみえます。
夏のシーズン中はこのあたりまでくる人もいるようですが、
ほとんどがロープウエイの周りを散策して帰るようです。





坪庭(拡大できます)

このあたりは坪庭と呼ばれています。
高山植物がたくさんあります。
今は雪の中で静かに眠っていることでしょう。
標識の柱にエビのシッポがしっかり付いています。
遠くに見える山が縞枯山です。
冬は静かな歩きができます。