山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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里の山(その2)

2008-02-14 | 里山
マンサク



マンサクが咲いていました。
春に先駆けて「まず咲く」ので「マンサク」と呼ばれるようです。
葉っぱが残っていましたので、これは「シナマンサク」でしょう。
漢字では「満作」とか「万作」とか書くようです。
花がたくさん付くので「豊年万作」から「マンサク」と名付けたとも
いわれています。
花の上の黒いものは種の名残です。
蕾もみえます。




             
             4枚の花弁が縮れています。
             蕾の形がおもしろいです。
             花弁が飛び出そうとして我慢しているようです。
             昔のおもちゃに、息を吹き込むとパッと伸びる紙風船の
             ようなものがありました。
             あれによく似ています。





一般によく見かけるのはこの色が多いです。
マンサクの仲間には他にも「ベニマンサク」とか「トキワマンサク」とか
いう種類があります。
花はどれも同じような形をしています。
今年も「豊年万作」であって欲しいですね。






ネコヤナギ


ネコヤナギが芽吹いていました。
柔らかそうな毛皮ですね。
これを見ると春の訪れを感じます。
「春はそこまで・・・」といわれますが、寒い日が続いています。
北国にはまた雪が降っているそうです。
暖かい春はまだ先になるようです。